今日はカナダの大手かつ大人気語学学校のILACのマーケターさんとリモートミーティングしました。
今年の夏休みの未成年向けの短期留学プログラムの開講や、オンライン授業のコースについて聞きました。
というところから、今年の夏休み留学についてのブログです!
短期留学といえば夏休み!
例年、夏休みというのは留学の最高に盛り上がるハイハイハイハイハイハイシーズンです。
夏休みはホームステイの費用も上がり、語学学校も定員規制を始めるという。
そしてとくに未成年にとっては、「ティーンプログラム」と呼ばれるアクティビティや現地生との交流をメインにした特別なプログラムがいろいろな語学学校や教育委員会から提供される時期でもあります。
日本の学校もたくさん短期サマープログラムを提供して学校単位で出かけることもあります。
ちなみに私が人生で初めて15歳でカナダに留学したのも、夏休み短期留学でした。
夏休みは、そういうチャンスにあふれた特別なシーズンなんですよね。
しかし!2021年の夏はいつもと違う
そうなんです。
今日もILACの方とお話ししていたのは、
「今年の夏はおそらく例年のように観光ビザで入国はできない」
「今年の夏はおそらくまだカナダ‐日本の両側とも入国後の14日間の隔離は免除されない」
「そしてカナダに入れても、アクティビティなど観光が例年通りできるか不明」
という懸念でした。
まず観光ビザは結構難しいと思います。。ここは最後の砦です。観光ビザ入れちゃったらもうめちゃめちゃですから。
隔離があったとしても、追いきれない人数になってしまうと思うので管理上も厳しいかなと。
観光ビザで入国できないとなると、短期でも学生ビザを取得していくことになります。
学生ビザは東京または大阪にバイオメトリクスという指紋認証に出かけなければならず、費用もそこそこかかります。
未成年だと、諸費用も合わせて4~5万円、学生ビザだけでもかかってしまう。
そして14日の隔離があったら…
もし両国であった場合は楽しい夏休みの1か月はずっと室内にいることになってしまう…!!!!!
きぇーーーーーーーーーー
日本はもし夏にオリンピックをするなら、もしかしたら14日の隔離は陰性証明の提示やワクチンの接種証明で免除するかもしれませんが、オリンピックなどないカナダはしぶとく続けるのではと思います。
カナダは入国時のPCR検査も日本のように課していないですしね。
少なくとも夏休みの2週間は室内にこもることになる、と。
でも2週間くらいなら夏休みの宿題ができるし、ホストとのコミュニケーションも少しはできるし、最低でも日本側の隔離がなくならないとですね。
そして極めつけに、サマープログラムのうちに大体入っている、楽しいアクティビティという名の観光などができない可能性。
昨年の夏を考えると、制限は最低限なのではと思いますが、マスクを装着するルールがあるならもしかしたらスポーツ的なものや水辺のアクティビティなども制限されるかもですね。
飲食のともなうアクティビティもしにくそう。
まぁとにかく見えない。
と、大きな懸念が3つほどあります。
未成年のティーンサマープログラムの2021年の開催は保留または見送りが多い
ILACも「費用を設けて、やるつもりではいるけれど、開催が決定できるのは間際になってしまうかもしれない」とお話ししていました。
そうでしょう…
今、「今年もティーンのサマープログラム開催します」とうたっている学校も、あくまで(仮)状態であると思います。
逆に「今年はティーンのサマープログラムはやらないつもり。でももしかしたらやるかも」という学校もあり、それも(仮)。
つまり、どこも今の時点では分からないという状態ですね。
例年、サマープログラムは4月~5月くらいからお申込みがあって、6月には人気プログラムはいっぱいになります。
でも今年は6月になって、開催が決まるかどうか、というところなのではと思っています。
もちろん、今年はサマープログラムは見送りと決めた機関もあります。
混乱させるなら初めからやらない、という決定。潔い。
公立の教育委員会などが企画しているサマープログラムは後ろ向きな感じが多いですね。
開催の希望があるとすれば、語学学校のプログラムかなと思います。
とはいえ一般プログラムには参加できる!
ティーンのサマープログラムは、毎年特別に企画されるもので、ある程度の参加人数を見込んででないと開催決定は難しいところがあります。
ティーンのサマープログラムというのはアクティビティとセットになっていて、ティーンだけを集めます!という感じで開催するのです。
でも、年齢の関係ない一般プログラムであれば、本来語学学校は2週間(短いところは1週間)から、1週間きざみで好きなタイミングで留学ができるところなので、アクティビティなどのない通年やっている一般プログラムであれば、好きなタイミングに好きな期間、通学できます。
そしてもちろんですが、隔離期間の滞在先の確保もしっかりとなされます。
なので、決して夏休みの短期留学が不可能なわけではないのです。
パッケージになったやつ(おもにティーン向け)が危うい、ということなので、お間違いなく。
例年、ティーンだけの一般クラスなどを用意している学校もありますが、今年は上記のような理由でティーンが1クラス分集まらない可能性もあるので、ティーンだけの一般クラスが確約できる学校はごくわずかになりそうです。
結構ティーンの学生さんは、クラスメイトがティーンかどうかの年齢を気にされるので、ここは要注意ですね。
ちなみにナデシコは今年もティーンだけの一般クラスに行ける語学学校、知ってますよもちろん(∩´∀`)∩
しかし、依然、やはり隔離の問題や学生ビザの取得が必要なこと、感染リスクなどの問題は残るので、今年の夏休みはどれくらいの学生さんが留学をしたいと思うのか、まったく見当もつきません。
短期留学はとくに結構毎年行けちゃう気軽さもあるので、あえて今年行かなくても、となるかもですし。
個人的には、臨機応変に立ち回ることが苦手な方や、それにストレスを強く感じられる方は、今年は控えたほうがいいのでは?と思います。
変更もわりと平気、結果オーライ!みたいな私のような陽気なタイプは、熱意があるうちに行くのもいいと思います。
環境が安全でも、熱意がなければいい留学にはならないですからね。逆もしかり。
というわけで、今年はみなさん状況が違うので、しっかりとご家族と相談してそれぞれご判断いただけるといいなと思います。
またルールが変わって「やっぱりティーンプログラムやるぞ!!」というところが増えてきたら、またブログにアップしたいと思いますのでお見逃しなく(‘ω’)ノ
ではまた次回!