高校留学　-ニューファンドランド＆ラブラドール州高校留学プログラム-

― 高校留学 ―ニューファンドランド＆ラブラドール州高校留学プログラム（NISEP）

カナダの公立高校は、移民が多いというその国の特徴から留学生を積極的に受け入れる環境が整っています。BC（ブリティッシュコロンビア）州などでは英語が不安な学生はESLやEFL等の英語補講クラスと並行して通常クラスを履修します。また、公立高校は通常、学区（市単位）ごとに教育委員会が存在しており、そこで留学生の受け入れも管理しています。

カナダの東の方に位置する小さな州においては、市単位の学区ではなく、州単位という大規模で留学生の受け入れを積極的に行っている州もあります。州が統一して「留学生プログラム」窓口を持ち、それぞれ州内の教育委員会には留学生のためのカウンセラーが存在します。ニューファンドランド＆ラブラドール州もそのうちの一つです。また他州のように留学生が多くはないため、ESLやEFL、ELLなどの英語補講クラスが用意されていないことも多くあります。

ニューファンドランド＆ラブラドール州の地域は、メインランド（ラブラドール）とアイランド（ニューファンドランド）に分かれていますが、人口の多いニューファンドランドのほうに留学生は配置されることになっており、出願がオープンしたばかりのタイミングであれば、エリアや学校を第3希望まで選ぶことも可能です。費用はカナダの公立高校学区の中でも最安レベルとなっており、それが人気の理由のひとつにもなっています。

ただ、それほど人口が多くないため、受け入れできる留学生数が限られており出願がオープンしてすぐに定員に達してしまうことも多々あります。ニューファンドランド＆ラブラドール州を検討されている方はお早目の出願準備が鍵になりそうです。

プログラム概要

プログラムの詳細

ニューファンドランド＆ラブラドール州留学プログラムでは、中学生（7～9年生）および高校生のさまざまな期間（1カ月、3カ月、5カ月、1年以上）の留学を受け入れています。なお、卒業には卒業要件を満たすために最低2年間が必要です。留学生は全校生徒の3％以下で、全校の97％が英語圏の学生で構成されています。

1年間留学する生徒は、出願時に3つの高校を選択することができ（条件あり）、ホストファミリーの100％が英語を母国語とし、アパートではなく一般家庭で生活していることも特徴です。ホームステイ・コーディネーターのチームによる独自のホームステイ・プログラムを運営しているため、ホームステイに力を入れていることが分かります。実際に担当者は「留学の良し悪しはほとんどホームステイで決まることをよく理解している」と話しています。

グローバル留学機関のStudy Travel Networkにより、2020/21年のカナダにおける留学生プログラムのトップ5にも選ばれたことがある完成したプログラムで、できるだけ一人一人に寄り添いそれぞれの留学をサポートしてくれます。

ニューファンドランド＆ラブラドール州ってどんなところ？

ニューファンドランド＆ラブラドール州は、州都をセントジョンズに構えるカナダの歴史を感じられる場所の一つです。セントジョンズはワシントン州シアトルやフランスのパリとほぼ同じ緯度にあり、冬の気温は0℃～-5℃と温暖で、夏の気温は21～23℃程度ですが、30℃を超えることもあります。

留学生が配置されることになるニューファンドランドエリアは英国系、アイルランド系、フランス系、先住民族系の末裔が住んでおり、シグナルヒルの頂上から見る不毛の崖地に囲まれた港の風景は胸を打つような美しさです。オールドセントジョンズでは復元された美しいビクトリア建築などを楽しむことができます。

島民たちが話す方言は実に表現が豊富で、島独特のものが多いために専用の英語辞典があるほどです。

2024年度入学の締め切り

2024年9月入学のお申込みの出願はすでに締め切られました。
2025年2月入学の出願をご検討ください。

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ナデシコ留学では、ご希望に合わせてバンクーバー市を含む、他ブリティッシュコロンビア州、オンタリオ州、マニトバ州、アルバータ州、ノバスコシア州、ニューブランズウィック州、ケベック州などの高校もご案内しています。