どうも〜。
ナデシコ留学でカナダの高校を卒業し、今はUBCで勉強をしているKです。
今回のテーマは、カナダ、アメリカ、日本の高校教育の比較です。
どの国が一番自分はいいと思うのか?
留学の本当の意味とは?
どこの国に留学しようか悩んでいる方、必見です!!!
根拠を提示していきますが、自身の体験談を踏まえた私的意見を述べた超主観的なブログです。
あらかじめご了承ください。
それでは、どうぞ!
アメリカ編
まず、アメリカの教育システムの説明の前に、アメリカの公立高校、基本卒業できません。
なぜか?
アメリカの公立高校では、留学生を受け入れていないから。
でも、アメリカの高校に留学している人、いますよね。
ほとんどの場合、交換留学(1年の期限付きなど)、もしくは、私立高校留学で、公立は卒業できません。そもそも公立も私立も入学基準が、非常に高いのは有名なお話です。
高い英語力(最低英検2級以上)に加え、日本での成績が一定以上、つまり高い必要があります。
それゆえ、多くの生徒がアメリカの公立高校での留学を諦められるそうです。
たとえ、アメリカの高校(私立)に入学できたとしても、卒業のハードルは、めちゃめちゃ高いんです。
アメリカのカリフォルニア州のとある高校の卒業条件は、最低225単位必要で、英語(40単位)、数学(30単位)しかも1年の代数学、理科(20単位)←ライフサイエンス(10単位)とフィジカルサイエンス(10単位)、社会(40単位)←内訳として地理(10単位)と世界史(10単位)とアメリカ合衆国史(10単位)と政府の仕組み(5単位)と経済学(5単位)、体育(20単位)、美術(20単位)、言語(10単位)、選択科目(55単位)、サービス学習プロジェクトを含むその他(10単位)となっています。
ぱっと見、いけるんじゃないかなんて思いの方、アメリカの授業って、一日、7、8教科取得します。
毎日のように課題が相当量出るそうです。宿題といっても日本のようなものではなく、プレゼンテーション作ったり、ビデオをつくったり、とにかく労力と時間がいるそうです。
そんでもって、課外活動に多くの生徒が参加します。
その課外活動の参加条件に一定以上の成績、また、出席率等の条件があります。
アメリカの高校生(人によりますが、特に大学の進学を検討している生徒)は、本当に忙しいんです。イメージと違いますが、アメリカの大学進学を検討している方、GPA(成績)を高く保つ上に、ボランティア活動、課外活動、部活動の参加に加え、実績を残す必要もありあます。また、SAT(アメリカのセンター試験のようなもの)の高いスコアが必要なんです。
高い評価を受けるために、AP(大学レベルのクラス)コースの取得をしている生徒も多いようで、大学入学の競争は、熾烈を極めています。
さらに、治安の問題、ビザの問題、銃規制の問題、不安材料が多いように思えます。
ネガティブなことばかり書いていますが、ポジティブなこととしては、留学生が基本いないので、英語の伸び幅が大きいということです。
(あくまで、現地の方との交流を持てばの話ですが。)
なので、アメリカの公立高校留学は、システム上、少なくともカナダやオーストラリアよりも難しいことが多いかなと思います。
日本 編
我らがJAPAN、日本!
この場合、留学とは違いますが、日本の教育制度の良し悪しを個人的に留学経験者から述べさせていただきます。
日本の教育の長所として、先生方のサポートの手厚さ、これはどの国よりも優っていると思います。
また、補習などの夏休みでの授業に加え、赤点をとった際の補講と単位を基本落とすことがない。
一定のレベルを保った教育を受けられます。(海外の公立高校の場合、結構ピンからキリまでいます。)
短所として、1教科でも落としたら留年決定であるところや、クラス制度(全ての教科で同じ生徒と一緒)、大学入試のためのぎゅうぎゅうのスケジュール、生徒の精神的余裕の無さ(他国と比べるといつも焦っている感じ)、対人関係の大変さ、学校でのヒエラルキー、大量の課題、さらに部活動等
大変なことだらけです。
一定の厳しいルールがあるので、日本の礼儀の正しさなど保たれているのかもしれませんが、身体的(睡眠時間が少ない)、精神的(テスト、大学入試への焦り)、社会的(人間関係)とバランスが取れていないようにも見えます。
私も、日本の高校に進学しましたが、長い間、病みました。
精神的にも身体的にも、だから今があるんですけどね。
話を戻しまして、日本の教育の場合、ポジティブな面もネガティブな面も両極端に感じます。
カナダ 編
カナダの公立高校では、基本入学基準がありません。
また、授業は基本4時間なので、勉強での負担が比較的軽いです。
そんなの楽勝じゃんって方、AP(大学レベルの授業内容)プログラムやIB(国際バカロレア)プログラムの受講をおすすめです。
だから、自分にあった高い教育、受けられます。留学生の受け入れ体制が万端で、サポートも充実しています。
カナダの教育には、圧倒的なゆとりがあります。(アメリカと日本に比べて時間等に)
そのゆとりを有効活用して、課外活動に力を入れたり、友達とスポーツをしたり、ボランティアに参加したりできるんです。(自分の場合、ほとんどボランティアか課外活動でした。)
他の興味や関心に手を伸ばすことができるんです。10代だからこそ、学ぶべきことが学校外にあるんです。学校は学びの場であり知を得られます。
大事だし、学校は安全ですが、それと同時に視野も狭くなります。よく大人が言う、世間や社会を知らずに育つっていうやつです。
視野を広げられることってすごく重要であって、視野が広いからこそ自分の立ち位置が、能力がわかるのではないでしょうか。
自分が日本の外から見て、今、自分は、どの立場にいて、どんなことができるのか。どんな能力が必要なのか、得なきゃいけないのか。
それは、日本にいたままではわかりません。
でも、カナダは、違います。
カナダは移民国家なんです。
様々な国から移民を受け入れているのがカナダなんです。
様々な人種がいて当たり前、様々な文化が存在して当たり前、英語やフランス語がベースとした他の言語も話すバイリンガルやトリリンガルが普通にいるんです。
日本では、学べないことがカナダにはあります。
もちろん、カナダでは学べなくて、日本で学べることもありますが、Studying(机に向かった勉強)じゃなくLearning(学び)が大事なんです。
自分の肌で実感することが、自分からというアクティブさが、大事なんです。
それが机と向かったただ暗記するだけの勉強、忘れてしまう勉強より肌で感じ、思いで残る学びが大切なんです。
10代という意思が芽生え、順応能力が高い時期だからこそ、ナデシコ留学はカナダでの高校留学を斡旋しているのではないでしょうか。
結局どこが一番いいの?
ご覧いただけたかとお分かりだと思いますが、私的にはカナダです。
カナダ留学を斡旋するナデシコ留学ですから。笑
←←←あとで怒られそう笑
何をしたいか、何を学びたいかで変わってくるっていうのが事実ですが、留学するなら私は絶対にカナダです。
これは絶対。ナデシコ留学関係なしで。
アメリカや日本で、学べないこと、たくさん転がってます。カナダには。
留学の本当の意味
留学の意味ってなんでしょうか?
正直、わかりません。
っていうのも、本人次第なんです。
人生と同じで留学も。
失敗も自ずと多くなるでしょう、母国語と異なる言語で過ごしていれば、リスクだって大きい、留学費用は、半端なく高い。
でも、結局は自分です。
留学の意味って、自分の行動が示すんです。
口でどれだけいっても口で言って終わる人は口で終わります。文句を言ったら気持ちが不安から逃れるかもしれませんが、現実は変わりません。
自分の意思(やる気)と行動が、やったことが、全てを示すんです。
怖いですよね。正直、知らない世界に踏み込むことは。恐怖、不安の連続かもしれません。
っていうか連続でしかない。
でも、それって未知への挑戦でもあるんです。それが留学であり、人生でもあるのではないでしょうか。
ここからは保護者さまへ。
自分のたった一つの、一回の人生だからこそ言いたい。
自分の子供を留学に力づくで行かせるようなことはしないでください。留学は、想像以上に大変です。言葉にならないくらい辛いこともあります。
留学したくて留学しても折れてしまうなんて現状たくさんあるくらいですから。
いい大学に、いい教育を、子供に英語を喋らせたい
それは、親のわがままであり、子供のためではありません。
本当に子供のためを思うのなら、子供の意思を尊重してください。私が今まで見てきて、親の希望だけで高校留学をする子の多くは、苦しんでいるのが現状です。
親の期待に応えるために。子を持たぬガキが生意気かもしれませんが、これも一つの現実な気がしています。
どんな人生が良くて、こんな人生は悪いなんて一概に言えない。だって自分が人生を決めるんだから。
それと同じで、良い留学、悪い留学、
それを決めるのは自分です。自分次第といえどサポートは受けられます。
信頼できる留学会社、ナデシコ留学から、さらに両親、友人、先生とたくさんの人があなたの周りにいることでしょう。
多くの留学会社は留学が大変なんてネガティブなこと、書きません。
顧客減りますし、利益も落ちますから。
でも、ナデシコ留学は、現実にシビアです。それが、本当の意味でのサポートであり、その子のためであるから。
結局宣伝ばかりですが、笑
これが現実であり、真実です。
ナデシコ留学にご興味、ご質問等ありましたら、ご遠慮なくお気軽にお問い合わせください。
それでは、また次回のブログ、お楽しみに。
バイバ〜イヾ(*’-‘*)マタネー♪