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留学相談会

カナダBC州の新しい高校卒業テスト【Numeracy assessment 受けてみた。】

前回に引き続きまして、Kがお送りいたします。

 

今回のタイトル、『〜を受けてみた』ってめっちゃユーチューバーっぽいですよね。笑

気になる方は最後まで、見てって下さい。(ブログの視聴回数トップにしたい!読んで🙏)

今回も、真面目に濃〜くわかりやすく書いていきます。

 

 

前回のリーダーシップの記事にも書いた通り、

私は2019年の6月にBC(ブリティッシュコロンビア)州の公立高校を卒業しました。

 

で、今夏休みだから、日本にいるけど、とにかく暑い。

 

暑すぎる(~_~;)

 

本当に暑い〜

 

カナダは、イイですよ〜

過ごしやすくて、蒸し蒸ししてなくて、快適ーーー!!!

カナダの魅力、これだけじゃないんですけどね笑

 

もしよかったら、このリンクに飛んでカナダの魅力見てみて下さい。

ついでにナデシコ留学のことも (ついでにとか書いたら新美さん(Yukiko)に怒られそう…笑)

 

よろしければナデシコ留学のホームページのリンクへ(○ `人´ ○) タノンマスー!

(ブログ2本目の書き出しからナデシコ留学の宣伝 笑)

 

ここからは真面目に。

本当にお世話になったんです、ナデシコ留学には。

 

私、

 

実は、

 

今年の秋から、

 

ブリティッシュコロンビア大学(The University of British Columbia)に進学が決まりました

イエ───(σ≧∀≦)σ───ィ!!!

 

この大学、日本ではあまり有名ではありませんが、カナダのトップ3の一つなんです

(ちなみにあと二つは、マギル大学(McGill University) とトロント大学(University of Toronto))。

 

2年前の2017年の秋(自分が留学始めた時期)に学校のカウンセラーとかに言ったら無理だって言われましたけど笑

 

全て、ナデシコ留学のおかげです。

見たかー 私は受かったんだ! あの時のカウンセラー!!!

 

と言いつつも、実は最終的にカウンセラーや先生方に応援してくださり、大学の手続き等、手伝っていただきました。

それだけ、難しいんです。トップ校に入るには。

 

最近、わかります、なんでみんな口を揃えて無理と言ったか。

 

現実的な話もたくさんしました。たくさんの先生方と新美さんとも。シビアな現実、ちゃんと知ってます。ナデシコ留学は。

 

留学をご検討の方、ナデシコ留学の話、聞いてみてください。いい人ばかりです。

 

結局、ナデシコ留学の宣伝(笑)

 

さて、ここからはナデシコ留学の宣伝一切なしの真面目な内容。

長々と前置きすみませんね。

 

最後まで見てね!!!

 

 

新しい州の卒業テスト、数学のテスト(Numeracy assessment)って何?

 

こちらのテスト、2018年1月から始まったBC(ブリティッシュコロンビア)州の高校を卒業するために

 

必ず受けなければならないテストです。

 

テストは、二時間で終わるように作られていますが、一時間の追加時間が設けられているので、合計三時間のテストとなっています。

 

この他に、もう一つ、英語のテスト(Literacy assessment) も卒業するために受けなければなりませんが、その説明はまた今度詳しくやります。

 

このテスト、何を測るの?

 

この数学のテスト(Numeracy assessment)、Numeracy とあるように数学の基礎能力を見るテストなんです。

それも幼稚園から高校一年生まで学んだことを。

 

さらに詳しく説明すると、5つの技能使えるかをテストされます。

 

1、解釈する力(interpret);

問題文から正しく情報を読み取る能力、必要な情報だけを取り出せるか

2、適用、応用する力(apply);

今まで習った公式、グラフなどをきちんと取り出して実際の問題に当てはめられるか

3、解決する力(solve);

計算能力の正確性、その公式などを正しく使えるか

4、分析する力(analyze);

与えられたものと取り出したもの、またグラフの情報が本当に結びついているか、

5、伝える力(communicate);

解き、編み出した情報(答え)を伝えられるか(正しく回答できるか)

 

いつ、やるの?

 

今でしょ(めっちゃ古い笑)

って言いたいですが、今じゃありません。

 

私は、高校2年生(Grade11)の6月に受けました。(少なくとも母校では)

 

BC(ブリティッシュコロンビア)州の公式ホームページでは、高校1年生(Grade10)と記載されています。

私自身がこのテストを受けたのは、このテストが始まった年だったので高校2年生(Grade11)だったのかもしれません。

 

中には、学校のウェブサイトに高校1年生(Grade10)または、高校2年生(Grade11)の方で数学の授業をとっている生徒と記載されています。

なので学区によっては、高校1年生(Grade10)で受ける可能性などがあり、学年が異なる場合があります。

 

時期ですが、前期に数学の授業をとった方は、1月の下旬に、後期に数学の授業をとった方、または1年間数学の授業をとった方は6月の下旬に行われます。

 

どんな形式で出されるの?

 

大きく分けて3つのカテゴリーに分けられます。

 

1、共通問題(Common Component)

24問の問題があり、パソコンで全ての生徒が同じ問題を解きます。

これらは正しい回答を選択してクリックしたり、数字を打ち込むなど単純な操作で回答していきます。

中には複数答えがあるものもあります。

注意してください。複数回答しないと減点または不正解となってしまいます。

パソコン操作が苦手な方でもわかりやすくなっています。

(個人的にパソコン操作が苦手でしたが、困惑するところはあまりありませんでした。)

また、操作上の質問(問題の答案に関わらない)であれば、試験官の先生方は教えてくださると思います。

 

2、選択問題

4つの長文問題の中から、自分で2題を選びます。

これは紙に回答していきます。(紙の制限はありません。足りなかったら追加の紙をもらえます。)

これらの選択する2題は、共通問題よりも、より深く分析、説明する必要があるので、英語力も必要です。

 

3、テストを受けて自己反省、自己評価等の問題点数には反映されません

これらは簡単に言うと、アンケートにみたいなものです。

例えば、どれだけ、このテストの勉強をしましたか?とか、

どの設問がよくできましたか?とか、

本当にただのアンケートです。

なので、点数には、全く関係のない設問となっていますが、全て答えなければなりません。

 

これらの3つのカテゴリーの問題を答えてテストは、終了となります。

このブログの最後に練習問題のサンプルのURLを貼っておきます。

 

どのように評価されるの?

 

1から4の数字で評価されます。

 

4が一番良くて、1が一番悪いです。

良4>3>2>1悪

 

評価4(Extending):予想される学習に関連する概念と能力についての高度な理解を示す能力を有する。

評価3(Proficient):予想される学習に関連する概念と能力についての完全な理解を示す能力を有する。

評価2(Developing):予想される学習に関連する概念と能力について部分的な理解を示す能力を有する。

評価1(Emerging):予想される学習に関連する概念と能力についての初歩的な理解を示す能力を有する。

 

朗報!?点数が悪くても挽回のチャンスあり?!

 

このテストは、科目としての数学(授業でとっている数学)の評価とは別のカテゴリー、Numeracy Assessment として成績が出されます。

 

なので、 この数学のテストがどれだけ悪かろうと、授業でとっている成績とは影響することは全くありません。

 

また、このテスト自体、2回まで受けられます。

なので、初めて受けた時、このテストの点数が悪くても、もう一度受け直して挽回できるかもしれません。

 

なんならこのテスト、たとえ1を取ったとしても卒業できるんです。(もちろん別で教科単位はしっかり取らないといけませんが。)

受けてしまえばオッケーって感じです。

 

結局、このテスト何に関係するの?

 

先生方やBC(ブリティッシュコロンビア)州のホームページでは、おもに進学先となる北米の大学側がチェックすると言われています。

 

中には、一切このテストの成績を見ないと言っているところもあるそうで、一度大学側へ問い合わせてみることをお勧めします。

 

しかしながら、まだ2019年現在、このテストを実施してから2年しかたっておらず、比較対象等のデータがあまりないので、実際には、まだ、そこまで重要視できていないように思います。

 

母校の数学の先生によると、「あと2、3年経って、十分なデータが培われてからがより重要になってくるんじゃないか?」なんて言ってました。

 

実際、数学の上級レベルクラス(Honoursというクラス)にいても2や1をとってしまう学生もいるので、このテストの点数が悪いから、数学の能力が低いと言うことも一概には言えないのも今の現状です。

ちなみに、その2を取ってしまった数学の上級レベルクラスの生徒は授業評定では、いつもAだそうです。

 

日本へ帰国、大学入試をされる方は、そんなに重要視する必要はないようにも思えます。

なぜなら、Numeracy Assessment の存在や内容を細かく日本の大学側が知ってるかと言われると…まだ微妙なところだからです。単純に数学の能力というわけでもないですし、評価の基準もよく分からないのではと思います。

 

(大学側に問い合わせてみるのも手だと思います。一概には言えないので。)

 

いい点数を取ることに越したことはないので、3~4の評価を取ることで、アピールポイントや自分自身への自信となりうるかもしれません。

 

実際にテストを受けて。

 

私は、2018年6月にこのテストを受けました。

 

結果は、3。

まずまずといった感じでした。

 

このテストは、カテゴリーごとに点数がBCEIDというウェブサイトで確認できます。

その方法は、現地のナデシコ留学カウンセラーAkimiさんに聞くとスムーズに手続きを済ませることができると思います。

 

それ以外で成績を知る方法は、学校の数学担当の先生に聞くと点数がわかります。

だいたい、テストが終わってから、1、2ヶ月後に成績がわかります。

 

私のテスト結果は、

共通問題は、24問中17問正解

選択問題は、16点中16点でした。(2題受けました。1題8点満点)

 

テスト前に勉強していたとき、先生に自分の場合は選択問題で点数を落とすと言われていたので、選択問題を重点的に練習して、結果、共通問題で点数を落とした形となりました。

 

また、自分の読解力不足、焦りが原因で共通問題(比較的選択問題よりとりやすいと言われる)の間違いが増え他のではないかと思います。

 

というのも、このテストの流れとして、

 

パソコン(共通問題)→紙(選択問題)→パソコン(アンケート)→終了 で教室から退出可能

 

と、周りの流れがなんとなくわかるようになっていて、早い人だと一時間かけずにで終わっていきます。

 

自分は、早く退出する人たちを見て焦って、共通問題を急いで終わらせた記憶があるので、間違っても私のように焦って終わらせないようにしてください。

 

また、個人的なオススメとして、6月に受けた方がいいと思います。

自分の場合、留学してほぼ1年経っていたので選択問題で満点が取れとと思うし、1月だったら英語力もそこまで伸びてないまま受けてもっと悲惨な状況になっていたと思います。

 

学校の先生は、時間をしっかりかける生徒ほど点数が高くなっていく傾向があるとも言ってました。

 

そして練習がとても大切になるテストです。

自分は、選択問題の練習、最初は2とか3ばかりでした。

 

練習をして問題の形式に慣れることがこのテスト、Numeracy Assessment を攻略する鍵と言っても過言手はありません。(自分、4取れてないのに偉そう笑)

 

私の失敗談を元に、皆さんは『4』目指して、頑張ってください。

 

学校でも練習をすると思いますが、練習問題が欲しい方、実際のテストはどんなものか見たい方、は以下のURLでBC(ブリティッシュコロンビア)州が出しているサンプルを見てみてください。

 

https://www2.gov.bc.ca/assets/gov/education/administration/kindergarten-to-grade-12/assessment/grad_numeracy_sample_assessment.pdf

 

また、ナデシコ留学をご利用の皆様、新美さんに自分が使った練習問題等(少ないですが)手渡してありますので、直接連絡してみてください。

 

他にも、ご質問等ありましたら、コメント欄よりご連絡ください。

 

今回のブログ、どうでしたか?

 

全く写真もなく退屈だったかもしれませんが(写真という写真がなかったもので)

なんとなくでもこのテストのことをわかってもらえたら幸いです。

 

それでは、また次回、お楽しみに。( *´꒳`* )

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