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留学相談会

Soyokaちゃんの全寮制私立高校留学を終えて – Vol.1 –

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こんにちは!バンクーバーからAkimiです。

本日は、全寮制の私立インターナショナル高校のな、なな、なんとIBプログラムに合格し、一年留学を終えた女の子らしい可愛いSoyokaちゃんにインタビューを敢行しました〜(。・ω・ノノ゙パチパチ

 

2回に分けて、留学について、寮生活についてをみなさんにお届けします!

 

インタビューに快く協力してくれたSoyokaちゃん、本当にありがとうございます(*´∇`*)

今回は留学についての回をご紹介!!

Soyokaちゃんは、留学を考えた時にナデシコ留学のウェブサイトを発見してくれて、親御様にここで!と相談してくれたらしい〜♪

ありがと〜(´༎ຶٹ༎ຶ`) ← この顔キモかわいくない!? ← 私センスゼロ(笑)

 

渡航の約三ヶ月前には、一度バンクーバーに来ていただいて5日間で語学学校、高校の全15校を見学するというオリジナルプランで学校見学ツアーをご案内しました。

 

私にも見学ツアー組んでー☆ヾ(・ε・*)ノ゙ =з=з=з

って方、お気軽にお問い合わせください!!

 

お問い合わせ・無料カウンセリング – ナデシコ留学

 

学校見学ツアーでSoyokaちゃんには初めてお会いして、その後吟味した学校に入学するために本格的に留学した時には、

「Soyokaちゃん久しぶり〜♡」と、あの時見学をご案内した生徒様に再会できた喜びはとっても嬉しかったです(∩˃o˂∩)♡

 

↑遠恋していた彼女に久しぶりに再会した時のキモチ♡ ← 私キモい…。Soyokaちゃん、どうか引かないで…笑。

 

………………。

 

私の一人劇はいいとして、(ここで50名くらいがこの記事から離脱…!?)

 

Soyokaちゃんのインタビュー記事をご覧あれ〜٩( ´◡` )( ´◡` )۶

 

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Soyokaちゃんの紹介

 

2018年4月 日本で中高一貫校中等部を卒業し、バンクーバーに渡航。
語学学校VGCに入学 → St.John’s Academy School(旧:St.John’s International High School)入学後、再度VGCにて学習。
2018年9月 全寮制私立高校のBrookes Westshore School IBプログラム(MYP)、Grade10(高1)に入学。
2019年6月 一年留学を終えて日本に帰国し、中高一貫校の高等部二年生へ復学。

 

✏️スコア

 

渡航前(中学二年生):英検二級
帰国後:IELTS Over all 6.5(リスニング 最高7.5)

 

1. 渡加する前、主に不安だったことはなんですか?

 

英語に関しては、それほど不安はなかったんですが、どちらかと言えば生活習慣が不安でした。

小学生の頃から短期留学を繰り返していて、小学校高学年の頃に2週間ほどアメリカに行き、中学でオーストリアへ2週間、3回目は学校の語学研修としてアメリカへ行きました。

 

その時にハーバード大学の見学があり、ハーバード大学の学生がトピックを考えて授業をしてくれて、ユニークさ、多様性、

複数の観点において物事を見ていたことなどに深い感銘を受けた事がきっかけとなって、長期留学をしたいと思いました!

 

2. なぜカナダを選んだのですか?

 

学校からの案内にはアメリカ、カナダ、ニュージーランドがあったんですが、アメリカは交換留学で、条件付だったので、あまり気が進まなかったのと、銃社会なので不安がありました。

ニュージーランドの英語は訛りがあるのが気になったので、治安の面でも不安がなかったカナダを選びました🙂

3. なぜIBプログラムに興味を持ったのですか?

 

ナデシコのブログでIBを知り、大学受験の応用に使えることを知り興味を持ちました。

 

国際バカロレア(IB)とは、どんなプログラム? – ナデシコ留学

 

4. スカイプ面接で聞かれたことはなんですか?

 

※私立学校の場合、スカイプ面接がある場合があります。

 

基礎の英語力、文法のテスト、寮生活、ルームメイトについて聞かれました。

こういう問題があった時、ルームメイトとどういうことを話しますかとか聞かれました。

 

すごく難しい訳ではなかったんですが、寮生活について聞かれた時に英語でどう説明するか少し分らないところもあって、でもとにかく話しました。

 

5. IBプログラムに入学して、良かったと思えることはなんですか?

 

IBでは、単に問題に答えるだけでなく、自分の考えに基づく根拠を確立しないといけないので、そういったところが鍛えられましたね。

それを書き表すのはパラグラフになるので、エッセイの時にライティング力が鍛えられました。

 

最初はどういう風に、根拠をどう提示するか全く分らなくって。

でも、St.John’s Academy School(旧:St.John’s International High School)でアカデミックライティングのクラスがあり、細かいエッセイの基礎の基礎を知り、VGC、Brookesを経て、宿題でエッセイを書いたりしました。

 

サイエンスのクラスでもエッセイがあって、

 

「火星に行くとしたらどういうロケット、物資が必要でどういう危機があるか、それに対処するにはどうするか?」

 

というトピックについて、自分だったら持参する物質とその理由を説明するエッセイを書くことができるようになりました。

 

最初の頃は低い点数だったので、その理由を先生に尋ねたところ、エヴィデンス(根拠)の説明をポイントを抑えて書くようにアドバイスをもらいました。

一番伸びたのはサイエンスで、ライティングは自信が付きました!

 

6. 日本のIBとカナダのIBの違いはどのあたりにあると思いますか?

 

基礎は一緒でプレゼンテーションがあり、パソコンも必須ですね。

でも日本だと日本人の観点になりやすいし、インターナショナルスクールだと意見が偏ることはない感じです。

 

7. IBのコースでもし一つでもFがついたらIBからは離脱しないといけないシステムですか?

 

私も詳しくはないんですけど、私の学校はFがついた教科はもう一度履修しなくてはならないとなっていました。

 

8. 寮生活はどうですか?メリットとデメリットを教えてください

 

😊メリット

 

とにかく楽しく友達ができやすいという所です。

顔を合わせる機会が多い、そこが一番のメリットですね。

 

特に私は一人っ子なので、毎日話す相手が夜中までいるのがすごく楽しかったです。

インターナショナルの生徒が多いから色々な文化を知る機会が多く、インターナショナルデイなどのイベントがあって、そこもいいなって思いました。

 

😵デメリット

 

インターナショナル生徒が多い分、ネイティブと関わる機会が少ないですね。

常に誰かと一緒にいないといけない空間があって、たとえ一人になりたくでもなりづらいです。

 

一人になりたい時は、一人にさせてくれる友達の部屋に行くなどしていました。

共有ルームは人がいない時が多いので、そこに行ったりする事もありました。

 

9. 授業についていくための勉強のコツはありますか?

 

私が一番苦労していたのはソーシャル(社会)でした。

サイエンス(理科)は最初の先生の教え方がよくわからず、単語もわからないし、全然ついて行けなかったです。

 

でも、先生を変更してからボキャブラリーリストをスライドで見せてくれるようになって、それを書き留めておいて寮に帰ってから予習復習をしていたら授業についていけるようになりました!

英語で聞いて英語で説明されてわかる単語もあるけど、しっかりとイメージに留めておくのは母国語の方が定着が早いので、

英語で説明されてもいまいち理解できない時があったので、サイエンスやソーシャルはそうやって勉強しました。

 

10. 英語力の成長について教えてください

 

カナダではフランクな、日常的によく使う言葉を知るようになりました。

たとえば日本だったら”mean”は「意味する」という意味で習うけど、学校で「意地悪」という意味も絶対教えてくれていた方がよかったなと思いました。

 

身近なボキャブラリーを揃えておけば、もっと生活し易かったなと思います。

日常会話に必要な単語と、大学受験に必要な単語の範囲が意外と違って、そこをカバーできるようになった気がします。

 

📖リーディング

 

最初の頃は英語の問題文も訳していたけど、英語の問題文をそのまま理解して、英語でリサーチできるようになりました。

前より読むことに抵抗もなくなり、読むスピードも上がりました。

 

でも、シェイクスピアイングリッシュは理解が難しかったですねー。

普通のモダンイングリッシュにトランスレートされたものでも難しかったです。

 

”The Catcher in the rye”は現代文学で読みやすくて、一週間でチャプター5まで読まないといけなかったけど、意外と読めました。

 

最初の頃は、全教科宿題とかで英語で問われる時にそれを日本語にして日本語で考えて日本語で検索して英語に翻訳してたけど、

今は英語でリサーチして英語で答えることができるようになりました。

 

前は日本語の方が理解しやすかったのもあったけど、授業を受けているのは英語なので、特にサイエンスは日本語より英語の方が一年通して習っているのでリサーチする時も英語の方が理解しやすかったです。

 

✍️ライティング

 

一番エッセイが強くなりました。

言い回しもフォーマルライティングと身近なカンバセーションと違ってくるので、違いを習ってそういう違いを書けるようになりました。

 

👂リスニング

 

最初の頃は留学生の英語だと聞き取れるけど、英語がうますぎる人のは聞き取れないことが多くて、タイ人の英語がすごいうまい子の英語が、早くてうますぎて聞き取れなかったです。

今はその子がルームメイトでその子と毎日一緒に話してて、今は全く支障がないです。

 

いまいち伸びた実感が湧かないけど、ふと考えてみるとそういうことがありますね。

 

🗣スピーキング

 

語学学校でも褒めてもらっていたけど、ここに来て”L”と”R”とかの細かい発音の違いや日本人の典型的な間違えやすい発音を一学期で直しました。

二学期はちょっとスランプになったんですが、三学期でさらに細かい発音を克服しました。

学校での発音矯正練習はないけど、自分でひたすら発音練習しました。

 

英語で聞かれた難しい文章については、最初は日本語に訳して日本語でまとめて英語で話していたけど、今は、英語で聞かれてすぐに英語で返せるようになりました。

一番最初は英語で聞いて英語で返すことは、簡単なセンテンス(文)だったらできたけど、難しいセンテンスだとできませんでした。

 

自信はついたけど、まだまだもっとたくさんできる人はいると思うから、キープ以上にこれからももっとできるようになりたいです💪

 

大学でも短期でもいいから、また留学したいし、そこでもっと生活できるようにしたいなって思います。

もし、大学で留学するとすれば、またカナダかな〜って思ってます。

11. 高校留学を継続するか悩んでいたけど、結局帰国を選んだ理由を教えてください

 

大学進学で理系を選びたかったからです。

理数系は日本の高校の方が進んでいるので、そういうことを考えて帰国を選択しました。

 

それから、カナダの生活習慣に慣れたけど、たまに日本の環境が恋しくなったってのもあります。

寮生活というのもあるので、シェアハウスできるようになったらまた違う留学になるかもなぁ。

 

12. 留学前にしておけばよかったことはなんですか?

 

留学前は文化について、海外ではどうなのかをもっと知っていれば良かったと思いました。

 

英語は最初は語学学校だったんで、正直そこまで困ることはなかったんですが、一番最初に授業中に水やお菓子を食べることにはびっくりしたので、そういうことも先に知っていれば良かったと思います。

今は逆に、授業中になぜ水を飲んだらダメなんだろうって思うようになりました。

 

13. 高校留学をして学んだこと、乗り越えた壁はありますか?

 

高校留学して学んだことは、人によって考え方がすごく違うことですね。

キリスト教の人だったら神様、悪魔、天使をすごく信じるし。

一回英語の授業で「天国、生き返り、地獄、悪魔を信じますか?」について話していて、私は全部NOだったけど、他のみんなは「本気で信じています」って言っていて。

 

他には授業の物語の教材で、主人公の奥さんの亡くなった経緯が心身共に弱って悪魔を取り込んでしまったから死んでしまったていうことを信じている人もいて、一人だけ呆然としてて、一人だけ逆についていけなかったことがありました(笑)

 

乗り越えた壁とまでではないけど、自分でも気づかなかったんですが固定観念があって、ベジタリアンが友達にいて、そういう人たちの配慮も必要だなって考えるようになりました。

 

LGBT、人種に関して気づく機会が日本にいた時はなくて、身近に触れることがなかったです。

日本ではLGBTなどオープンにする人が少ないですが、カナダだとみんなオープンに話すからこんなに身近にいるんだって、前は驚いて反応をしていたけど、

今だと「あ、そうなんだ。」と自然と受け入れられるし、「みんな結局一緒じゃん」て、変に気にしないし、わざわざ受け入れることも考えないようになりました。

 

自分の意見も今でも反論することはないけど、前は差別的なこと言われても気づかなかったです。

数学で賞をもらった時にカナダ人に”Because you are Asian”て言われて前だったら反応しなかったけど、なんでアジア人だから頭良いってことになるの?て思うようになりました。

意外と小さなことでも傷ついている人がいるって考えるようになりました。

 

日本だと気づかないうちに皮肉がこめ込められて言っていることが多いかもしれないなって。

グローバルの観点から見たらそんな固定概念に縛られたことを言う?って疑問に思うことが増えました。

 

日本のネットで見た黒人が作ったお寿司に対して「黒っぽく見える」「汚く見える」というコメントに対して、前は「ひどくない?」て思って止まっていたけど、今だったら「そんなこと言ったら叩かれるよ」って思う。

 

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他には今は国際情勢、香港、台湾、中国の国土問題について再認識するようになりました。

でも、だからといってその国出身だからと固定概念で決めつけません。

文化の上に性格が成り立っているからで、国籍で固まることはあるけど、個々は一人の人間であって、その人の性格を国籍だけで決めてはいけないと思いました。

 

中国語がうるさく聞こえると思う人が多いと思いますが、中国語がうるさく聞こえるのはピンイン(漢字の読み方をアルファベットなどで示した一種の発音記号)によって意味が変わるからそこをはっきり発音するからで、

それでうるさく聞こえちゃってることがあるんだと中国語を学ぶようになって気づいたけど、それを知らずにうるさいというのは失礼だと思う。

 

こういうこともあって固定概念に縛られないという観点はすごく変わりました。

 

14. 留学中に心がけていることはありますか?

 

気づかないうちに人を傷つけないように、発言には気をつけるようにしています。

でも、特に嫌なことは嫌と声をきちんとあげないと伝わらないので、しっかり伝えるよう心がけています。

 

今でも意見は強く言う方ではないんですが、心の底からそれはどうなのって思うことはきちんと言うようにしています。

自分のことより友達のことを言われるのが嫌ですね。

 

15. 留学をして自信を持てるようになったことはありますか?

 

色んな人の立場に立って物事を見ることが出来るようになったことに、自信が持てるようになりました。

コミュニケーション能力があってこその英語なので、人といい関係を築くにはどうすれば良いかと考えたり、合わない人とは割り切った関わり方になりました。

前は嫌いな人とも人に合わせることに重点に置いていたけど、寮生活ということもあって全員に合わせていたら大変なので、この人と考え方は違うんだと思うようになりました。

 

これをやっていて笑わない人は笑わないし、笑っている人は少数派だから自分で間違っていないと思ったらそれを貫こうと思うようになりました。

胸を張る!色んな人たちの観点を否定しないように、でも自分の意見はきちんということには自信が持てるようになった。

多様性について深いところまで考えるようになったし、気遣い配慮を持てるようになりました。

 

16. 一番成長したことはなんですか?

 

二番目は絶対に英語だけど、一番目は多種多様なことに関して物事の考え方、ユニークさを英語以上に自分たちがこれからやっていく中で、

 

自分の固定観念にとらわれず周りの人たちのためには自分を確立するための基盤をしっかり持てるようになったし、色んな人と出会えたいい機会になり、考えるきっかけになりました。

 

両親に対しては今まで面倒見てくれてたことに対して気づかないところでもサポートしてもらっていることに気が付きました。

でも相談はしても自分自身で判断しないといけないと思うこともありました。

全部の判断をに他人に委ねるのではなく、最終決断は自分でするようにしています。

 

 

17. 留学を迷っているナデシコに一言!

 

(これがインタビューの質問の中で一番難しかったです〜笑)

 

自分が思っているより進む道はたくさんあります。

 

一見突拍子もないようなことでも一歩踏み出してみるとその身近さに気づくことができます。

まずは一歩だけでいいので新しい世界を味わってみてください。

 

前は留学したいなと思った時、手の届かないような世界なんだろうなと思ってたけど、意外と行っている人は多いし、

予想以上に英語だけなでなく、多様性に関しても今、自分の環境の中では気づけないだけで、ほんの少しでも違う環境にいれば違う景色が見えることを経験したので

 

短期留学とかでもいいからちょっと違う場所を変えたりとか少し行動を変えたり、ほんの少しでも自分の考えを見直したり、新しく発見できることはあります。

 

最初から長期留学は考えなくてもいいし、短期留学でなくても日本の英語村とかそういうところからでもいいから迷ってるんだったらちょっと手の届く範囲で、最初から決めつけないでちょっとずつでいいから味わってみる、行動してみるといいんではないかなと思いました😊

 

読んでくれてありがとうございます!

次回は、寮生活のリアルについてお届けしま〜す。

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