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気になるオミクロン株とカナダ留学のゆくえ

こんにちは!

Yukikoです。

 

結構前のブログからまた開いてしまいました、2週間くらい。。

11月半ばにカナダ大使館主催のカナダの学校-エージェントのビジネスミーティングイベントがあり、スタッフ総出で午前~午後はミーティング三昧。そして、11月の末からオミクロン騒ぎがあり、と、なんだかんだでここまで来てしまいました。

そう、今日の話題はオミクロン!

 

オミクロン株はカナダでも発見されている

 

12月9日現在で、オミクロン株はカナダのブリティッシュコロンビア州、アルバータ州。オンタリオ州、ケベック州、マニトバ州で発見されており、これら4州(マニトバは間もなく加わりそう)からの日本への入国は現在

 

「政府施設で3日間の隔離」

 

を要求されます。「停留」とも呼ばれているようです。

もしほかの州でも見つかれば、その州もただちにリストに加えられると思いますので、このあたりは毎日チェックしないといけないので大変。

 

ちなみに、政府施設とは単なるホテルのことです。

この期間のない帰国者は、公共交通機関を使わずに帰られるなら、自宅での14日間の隔離も許可されています。

そしてその隔離の内容は一応ガイドラインや規約はあるものの、そんなに厳密なチェックはないようです。

 

政府施設の隔離はかなり厳しく隔離されていて、食事などもドアノブにかけられて~という感じ。

 

ちなみにホテル滞在費や食費は国費で負担されるので、個人への請求は基本ありません。

現在は東京だけでなく、成田到着でも名古屋や福岡など地方の空港にまた移動して、そこの政府施設で隔離、ということも起きているくらい、政府施設での隔離は多くなっているようです。オミクロン株が発見されている50近くの国やエリアの帰国者に対して行っているようなので、施設もパンパンなんでしょうね。

 

噂では、もし地方のホテルに配置されて、家がその方向な場合はそこで解散して自家用車など(公共交通機関の使用はNG)で帰るのもアリなようです。

福岡の人が福岡の施設に配置されたら超ラッキーですね。

 

日本で緩くなりつつあった水際対策はまた厳しく

 

日本ではコロナが落ち着いてきたときだったので、ビジネスや海外からの(日本で勉強する)留学生などには監督計画つきで3日間に隔離を短縮できる措置や、一般のかたも14日間の隔離が10日目で政府指定のPCR検査の上陰性証明を出すことができれば、10日間に短縮できる、といった緩和がなされ始めていました。

ところが、このオミクロン株の登場のせいで、どちらもなくなりました。

 

今は、海外からの入国者は日本人、外国人に関わらず、全員基本的に14日間です。

 

渡航すると日本に入れなくなる?留学はカナダにまた入れなくなる??

 

混乱により、さまざまな噂が駆け巡り、多くの留学生もパニックになったようです。

とくに最初に発表された日本の「(全外国人の)入国受け入れ停止」はあまり外国人対象、見出しで報道されなかったので「日本に帰れなくなる!」と焦り保護者の方からのお問い合わせもありました。

冬休みの一時帰国を計画されていた学生さんもいらっしゃったので、帰国できないのではとお問い合わせいただいたり。

 

後に航空券の予約を停止するという、前代未聞の結構ありえないことを日本政府はしましたが、これは数日で撤回されました。

もうこの時点ではいろいろな噂や予測?に右往左往された学生さんの一時帰国などの変更対応で死を感じる忙しさでした。。航空券の取次さんと何度も電話して…という。

同業さんによるとほかのエージェントさんでもそうだったようです。

 

ただ、今回の「航空券予約停止」はあり得ない措置でしたが、これを除いて基本的に日本人が日本に帰国できなくなることはありません。

海外在留の日本人でも、ビザがなくなれば帰る国は日本しかありません。そうなったとき、また憲法で保障されている移動の自由の権利も侵されます。

今回の航空券予約停止はそういう意味でも驚きでした。

 

基本、海外にいても日本に帰れなくなることはない、と思っておいていただいていいと思います。

 

ただし!カナダなどの諸外国への入国はそうではありません。カナダ人ではないので、都度、規制により入国が制限される可能性があります。

 

ではオミクロン株での影響はいかに…

 

・アメリカ

渡航72時間前のPCR検査陰性証明を24時間前とする

・イギリス

渡航72時間前のPCR検査陰性証明を48時間にする

・カナダ

渡航72時間前のPCR陰性証明取得はそのまま。ただカナダに到着した空港でPCR検査を行い、(完全ワクチン接種者は)結果が出る数日間は滞在予定場所で隔離。

陰性結果が得られたら自由。

・オーストラリア

予定していた12月1日の留学再開を12月15日に延期

・ニュージーランド

予定していた来年春の留学再開に変更なし

 

という感じです。

 

日本がいかに厳しい措置を取っているか分かりますよね。

 

カナダがこれから留学生の入国を不可にすることはある?

 

これはなんとも言えませんが、とりあえず2020年3月の時と違って、われわれには「これまでのカナダの対応」の情報があります。

今言えることは、カナダは

 

コロナ発生から一度も、有効なビザ(学生ビザや就労ビザなど観光ビザ以外)を保持している外国人の入国を(国指定せず一律に)停止したことはない

他国に比べて比較的おおらかな入国制限をとってきた

 

だったことです。

 

日本の状況が他国と比べて著しく悪くならない限りには、簡単に入国ができなくなることはすぐには考えにくいのでは?と思いますが…希望的観測かもしれませんが。

 

ただ、観光ビザの方は注意です。結構簡単に、一番最初に入国NGになります。できれば学生ビザを早めに取得しておいたほうがいいでしょう。

 

とはいえ、あくまで現時点での観測であり、そうなるかどうかは分からないので、できる限りリスクヘッジをして行ったほうがようさそうです。

予算に余裕をもち、早めにできる限りビザを取っていくことをおすすめします。

 

ちなみに、今回の新しいカナダの入国ルールについてはまだ詳細が分かっておらず、空港でオンサイトでのPCR検査を受けるのか、ホームキットで自分で検査をするのか分からないという感じです。

あと数日でクリアになってほしいなと思いますが、現場も相当バタバタしていると聞きます。

 

カナダに入国する際のPCR検査の費用はカナダの国費で、検査は最初に入国したカナダの空港で行い、隔離は最終目的地でいいそうです。

隔離は今のところ2~3日ほどと見込まれ、ホテルなどでの指定場所での隔離はなしです。

 

どうか、ここまででとどまってくれればと願うばかりです…。

オミクロン株の拡大が少しでも遅れる、または食い止められることを期待します!

 

では今日は12月9日現在での最新の情報の共有でした!

また次回~(‘ω’)ノ