今日は最近もらった質問について考えてみました。
と言っても、すでに留学もしくは海外生活をされた方にとっては周知の事実かもしれませんね。 「留学するには英語ができないとだめですか?」
だめではありません!!
来た時点でできない人はごまんといます。本当にゼロで来る人もいますよ。 むしろできる状態で来る人の方が少ないんじゃないでしょうか? みんな平均して中学卒業レベルくらいでしょうか、なかには難しい文法を理解できる人やもともとボキャブラリーが多い人もいます。 TOEIC200くらいの人もいれば800くらいの人もいます。でもこれまで聞いた感じだと、平均500~600くらいじゃないでしょうか。
もちろん、総合大学(4年制大学)にいきなり入学したい、とか、高校にいきなり入学して物理や数学やスペイン語の授業を受けたい、というならば話は別です。 それなりの英語力が必要ですし、願書を提出する際にスコアの提出が求められます。 でもそういった人はごく稀です。 国際コースの高校からの編入や英語専攻の大学生の交換留学などではありえますが、そういう学生さんはもちろんすでに英語力があるはず。 また、学校でも交換留学のレベルをクリアしていることになるので話は別です。
個人留学をする、という場合は、まずは大体のケースで、語学学校から始めます。 最低でも2ヶ月くらいは語学学校で勉強して、スコアを準備してから願書を出したり、授業を聞ける自信がついてから次に進む学校を選びます。 なので、絶対に英語が「これくらい」できなきゃいけない!という「これくらい」はありません。
一方で、なかには英語に自信があれば、いきなりコミュニティカレッジ(専門学校)に行く学生さんもいます。 大学よりも敷居が低いですが、勉強できることはビジネスや保育、アートなどと専門的です。 ストイックに本気で英語を伸ばしたいキャリアップにつなげたい人はこちらをおすすめします。 日本でできる限り、英語力をつけて(これが一番難しいところ)、留学先ではいきなり実践に入る。でも大学のハードさよりはマイルド。
英語を学ぶ場ではなく、英語でなにか別のことを学ぶのがコミュニティカレッジです。 大変ですが、やっぱり語学学校と比べると伸び幅は違います。
コミュニティカレッジに入るには総合大学と同様にスコアの提出もしくはテストに合格することが必要ですが、少しだけボーダーが低く設定されている場合が多いです。 語学学校は基本的にどのレベルの学生さんでも入学できます。 学校内でレベル分けされたクラスで勉強するので、そんなに気張らずに楽しく英語を身に付けていくことができるのがいいところです。
これまで私がいろいろな留学生を見てきた所感では、年齢が高い人ほどカレッジ(専門学校)に行った方が満足度が高いし、若い子ほど語学学校では楽しく順応するような傾向があるようなないような(´・ω・`) 結局言いきれませんが(笑)、社会人で留学に来る方はほとんど自分で費用を捻出しています。実として得られるものを優先する傾向にあるのかなーと思います。
でもストイックにカレッジを選ぶ若者(十代とか二十代前半)を私は尊敬します。 まだまだ遊びたい年頃、語学学校でわーいって英語を勉強していた方が楽しいに決まってます。 そこを我慢して、吸収力のあるうちにごくごく学ぶ、賢い選択だと思いますね。
とは言っても好みです。 無理なく、留学生活を満喫して「留学に行ってよかった」と思えるようになったら、それだけで素晴らしいのですから。
英語ができなくても留学には幾通りも方法があります。 英語を勉強しに行く留学なのか、その先を勉強する留学なのか。 どちらを見据えるかで、日本でやらなければいけないことも変わってきますよ。
やっぱり目標設定が大事ですね! 私は最初に目標なく行ったので、目標が後からハッキリしその時点で時間切れ。そしてもう一度行くことになるという二度手間を踏みました。 あはは
ナデシコ留学では、高校、大学、いろんなコースを持つ語学学校からカレッジ(専門学校)まで、たくさんの学校をご紹介できます。 自分が一体どうなりたいのか?? そんなところからお話して、日本にいるときから一緒に目標を追いかけられたらいいなと思っています。