東京(関東エリア)にて随時対面での留学カウンセリングが可能になりました ー詳しくはこちらー
留学相談会

人との出会いで留学生活は豊かになる

こんにちは、ナデシコスタッフ Ayari です 🙂 さて、私はカナダBC州に2016-2022まで高校-大学と留学していたわけですが、この間に沢山の人との出会いと別れを乗り越え今があります。この経験を通して学んだ一番の事は、”人との出会いで留学生活はとても豊かになる” でした。

今回は、私が高校初日にひょんなことから出会い、7年後の今も best friends と呼び合う仲にある、とあるカナディアンとの出会いを振り返っていきたいと思います。私の留学生活は彼女なしでは語れません。これから留学に向けて出発する生徒さんにも是非友達作りのヒントになればな、と思います。

Her name was Jen

さかのぼること約7年前、私の高校留学がBC州の田舎町Vernonで始まりました。どきどきの初登校、夏休みを終え戻ってきた生徒に溢れた廊下を、とても緊張しながら歩いていたのを覚えています。教室の場所が全く分からず、自分の授業のスケジュールも覚えられず、ほぼ全てのクラスに遅刻しました lol Oops.

その当時、1st semester(1学期) で Family Studies という授業を週2-3で取ることになっていた私は、どきどきしながら教室に入り、とりあえず空いていた席に座ることに。先生はニコニコとても優しい the Canadian な方で、クラス自体もこじんまりとしたアットホームな雰囲気でした(留学生は私のみでしたが、後々このクラスが私の一番リラックスできるお気に入りの授業になります)。

授業自体は映画をみながらプリントされたワークシートに記入してだったので難しくはありませんでした。が、この先生、とてもおしゃべりでしかも喋る速度が速い! なんせ初日だったというのもあり、プリントに書かれていること以外はよく聞き取れないので、ぽけーっと聞き流していました。

授業の最後に、なにやら assignment(課題) について話している。しかしよくわからないし deadline(期限) も聞き取れない。どうしよう、、、と悩んでいる間に授業が終わりみんな一斉に教室を出ていってしましました(授業が終わったらみんなすぐに教室を出ます lol)。

そんな中、唯一まだ教室に残り帰る準備をしていた生徒がいました。彼女は授業中私の隣に座っていた子で、目が合うとニコニコしていました。宿題が分からないままではまずい、と思った私は、思い切って彼女に話しかけに行く事に。彼女の名前は Jen でした。(写真左:Jen 右:Ayari)

友達作戦 ON

私が宿題が聞き取れなかったことを伝えると、Jen は丁寧にゆっくりと説明してくれました。

その瞬間、この子と絶対友達になりたい!と感じた私は、プリントされたワークシートのおかげで、実はまあまあ理解できていた授業内容が、全くわからなかったと軽く嘘をつき lol、Jen に彼女のロッカーまで一緒に歩きながら教えてもらうことに (のちに正直に話しましたが、本人は笑っていました :p)。

とにかく会話を続けようと、知っている英語で必死に質問しまくっていました。

 

そのあと、毎回授業があるたびに一緒に座り、話すようになります。その間に、少しずつですが、お互いドライブが好きなこと、Pizzaが好きなこと、犬を飼っていること、など共通点がたくさんあることに気づいていき、彼女の友第も混ざて一緒にお昼も食べるようになります。とにかく自分のことを知ってもらいたい、相手のことももっと知りたい、の精神で必死に会話にくらいつきました。

2週間が経ったころ、自然が大好きでVernonを選んだけど思ったより寒く(夏が終わるとOkanaganは本当に一気に涼しくなります)て、でも服をあまり持って来てないこと、そしてまだ Tim Hortons に一回しか行ってないこと lol を話すと、じゃあ放課後に一緒にドライブしてショッピングに行こう!と誘ってくれました。

その日を境に、私たちはほぼ毎日一緒に行動するようになります。買い物やハイキングはもちろん、彼女は私の英語の勉強にまで付き合ってくれました。お昼になると学校の側の芝生の公園に寝そべり、一緒にフラッシュカードで単語の問題を出し合ったり、、、7年前の話になりますが、まるで昨日の事のように覚えています。

(2016年10月?おそらく初めて一緒にハイキングに行った際に撮った写真)

その後

高校留学の修了とともに私はカレッジと大学進学のためVernonを離れますが、その後も定期的に電話をしたり、長期休みに会ったりとずっと交流を続けていました。

時には私の山あり谷ありな大学生活のせいで、何カ月も連絡しなかったり、約束の時間に電話に出られなかったり、、しかし、会うたびに実際の距離や会ってなかった時間などまったく関係なく、Vernonの高校で一緒にお昼を食べたり、買い物に行ったりしていた頃と変わらず、包み隠さずにありのままの会話ができ、穏やかな時が流れました。

 

彼女の存在は私の留学生活に大きな影響をもたらし、大学がつらい時にも、何かあっても彼女がいるVernonにいつでも帰れるから大丈夫、と自分の支えにしていました。また、新しい環境に移るたびに、また一から自分のコミュニティを作らないければいけないと不安になりそうでも、私はJenというかけがえのない友達を作れたのだから、同じように自分をオープンにし話すことを恐れずにいけば大丈夫、やっていける、と自信にもなりました。

Vernonで高校生として過ごした、たった1年の間にJenに出会ったことにより、高校留学だけでなく、そのあと5年間の留学人生もこんなに豊かになったのです。

結局何が言いたいかというと、、

人に出会い友達を作り留学生活とその先の人生を豊かにするには、、

1,とにかく話しかけてみる。無視されたら気にせず、まあいっか、の精神で、話しかけることを恐れないようにする。100人話しかけたら、1人は興味を持ってくれるかもしれない。

2,質問やわからない事があったら恥ずかしがらず、まわりの生徒に話しかける口実が出来てラッキーと思い、どんどん質問する。

3,英語が心配でも、こっちが一生懸命に話していることをバカにしてくる人はいないので怖がらなくていい

4,留学生とかカナダ人とかあまり考えず、話しやすいな、友達になりたいな、と思ったらお昼やショッピングに誘ってみる

5,逆もしかり。最初はいまいち、、な印象の子でも、時間をかけて話しお互いを知っていく事で変わってくるかもしれない→Don’t judge a book by its cover

6,周りにどう思われるか、恥ずかしいな、、などの感情をあまり気にしなくする (でも無理やり話しかけたり、相手がされて嫌なことは絶対しない)

7,当たって砕けてみる

8, 自分の興味があることにどんどんチャレンジしていく(例: 学校のクラブ、地元のボランティア、ダンス、スポーツ、など)

留学生活での友達作り、心配ですよね。英語だし環境も違うし、どう話しかけたらいいか、、、。たくさん悩むと思います。そんな時に、ぜひこの記事を思い出してみてください。留学開始間もない頃からそんなに気負わなくても、何とかなるものです。逆に無理してつらいのに友達作らなきゃ、となってもいいことはありません。そういう時は、まあどうにかなるだろう、の精神で気楽に行きましょう。

あなたの留学が人との出会いで豊かになりますように。

(2022年夏 Ayari日本帰国前最後の写真 in Vernon)

Have a good one,

Ayari <3

タイトルとURLをコピーしました