Yukikoです。
さて、今日はふと見かけた以下のツイートをたまたまナデシコ留学のTwitterのタイムラインで見かけて、思ったこと。
またつれづれごとシリーズです(・∀・)
留学生見てると、なんとなしに羨ましくなる。でも、今、留学したいかと聞かれると、そんなわけでもない。費用対効果が悪いのは知ってるからね。物事を始めるのに、遅いってことはないけど、旬もある気がしている。
— ジョージ@フリーダイビング (@monkey_d_george)
July 5, 2018
7月って随分前。。(笑)
温めすぎなネタです。
ちょっとなるほど~と思ってしまいました、旬がある、っていうところ。
たしかに、英語力を高めるという意味では、たとえば30歳を過ぎてから行くのは記憶力も落ちているし、運動神経も鈍くなっている分、発音も身に付きにくいし、あまり大人になってからの留学は費用対効果、コスパが悪いかもしれません。
かと言って、中高大生が行ける時間を見計らって、短期で留学に行くとします。若い子は吸収力抜群かつ耳が特に良くなって帰ってくるのでそういう部分はすごくいいものの、2週間とか1か月の短期留学は航空券が全体の費用の1/3くらいを占めるので、短期ほど高い!
平均的な語学留学だとしたら、航空券などもろもろを入れて2週間で35万円くらいなのに対し、4週間(1か月)行くと45万円くらいです。そして、24週間(6か月)だと120万円くらい。このように、短期間になるほど割高なので、そういう意味では、英語力は早く身に付くけど、本当にコスパいいのか…?と問いたくなりますね。
ただ、「英語ができるようになる」ことの価値はもちろん、「海外に友人ができるようになる」価値はその人によってまるで異なります。
つまり費用対効果の「効果」の部分の話です。
たとえば、同じだけ費用をかけた留学で、同じくらいの英語力を養ったAさんとBさんがいるとします。
英語ができてもそれを活用せずに生きているAさんは、海外に友人がいても帰国後に連絡を一切取りません。
一方、Bさんは養った英語力を活用し、外資系企業に就職し、海外にいる友人を頼って世界中で旅行を楽しんでいます。
もしAさんもBさんもそれで幸せなら、別にどちらもいいんです。どちらが幸せだとか言っているわけではなく。
要は、その留学をコスパの高いものにするかどうかは帰国後の自分次第なのです。
私は中学3年のときに市町村の企画のバンクーバー研修に参加させてもらい、確か10万円くらいで、あとは市の補助金で2週間留学(というかホームステイ)できました。
ここまではコスパ高い。
しかし!この経験のせいで、後々大学で二度も割高な短期留学をしたいと言い出します。
ここまでで言うと、最初の経験のせいで余計(?)な留学費用が二度もかかってしまうことになるので、コスパが悪くなってしまいます。
しかもこの二度の経験でもさほど私の英語力は上がらなかったし、友達も作らなかったし、ホストとの連絡も続けなかったので残ったものは「あ~楽しかった~」というぼんやりとした思い出だけ…。二度でたぶん80万円くらいはかかってるのに…。親としては「ちっ」って感じだったと思います。
はい、ここまでコスパ非常に悪くなっております。
私は懲りずに今度は長期で海外に住んでみたい!と自分でお金を貯めて、おそらく250万円くらいかけて2年留学します。ただ、前回のブログで書いたように、鬼のように働いたので、うち50万円くらいは戻ってきたと思います。
ここでは死ぬほど働き、英語力もそれなりに身に付け、そして今に至るまでの人的ネットワーク、それなりのITスキル、そしてこれから自分の力で生きていく覚悟、心得も学んで帰ってきました。
ここから、すべてのコストが返ってきました。
帰国して今のお仕事を始めたのです。
すごくお金を稼いでいるというわけでもないですが少なくとも留学前よりは良く、自分である程度の仕事を動かしながら、のびのびと働き、留学前以上の自分になっていると思います。
一見、大学生の短期留学あたりでコスパが悪い!!と思われた留学も、ここまで長い目で見たり、しつこい思いで追いかけ続けると、このように結果的にコスパ良かった、となることもあるのです。15年後にかけたコストが返ってくることもあるのです。
形はやっぱりその人次第なのですが、周囲の友達を見ても、仕事ではあまり英語を使わなくても、旅行で各地の友達を頼って人生の余暇を楽しんでいる人もいれば、留学中に出会った人と結婚したという人もいれば、CAになって世界を飛び回っている人もいれば、今は普通のママで子供に少しずつ英語を教えているなど、いろいろな形の「喜びのコスト」でその後の自分に返しているように思います。
一方、学生のときに留学をされて、そのままアメリカで起業、今や資産億単位、みたいな方もいますからね。コスパとかもうそういう次元じゃないですよね。花の開き方がすごい。
このように、いい会社に就職できてお給料たくさん!とか、起業してバリバリ!というのは目に見えて分かりやすい形のコスパの良さもあれば、決してそうではないコスパの良さもあるのです。
みんな留学に行った人たちは、それぞれの中でそのときの留学経験を消化し、心のどこかで大事にしています。
表に出ているか出ていないか分からないのですが、私は何歳で留学をしても、どんな留学になっても、コスパが悪い留学は「見えない効果」を含めるなら、最終的にはないんじゃないかなと思います。
冒頭のAさんも、一見出てないだけで、実はすごい人生のターニングポイントを留学で迎えたかもしれないし、単に温かい思い出として心に秘めているのかも。
でも「お金」という形で留学のコスパを考えたい方は、留学の内容や帰国後の身の振り方をしっかりと考えてから、留学を決めるべきだと思います。そういう留学にはしっかりとしたプラン立てが大事ですし、覚悟も努力も必要です。行って帰国して、なんとなくで達成できるほど甘くはありません。
「そんなにお金かけて、行く意味あるのか」と考えている人は、その「意味」が自分だったらどこにあるのかを一度考えてみてほしいなと思います。
心の豊かさなのか、人生の豊かさなのか、知識の豊かさなのか、お金の豊かさなのか…
一つ言えるのは、滞在する時間が長いほど、英語にも当たれるし、いろいろな経験や出会いが増えるので、留学は一定期間あったほうがコスパ高い、とは思います。
半年以上くらいで。短期留学は「今後広がる種まき」としてのコスパが高いと思います。
私も短期留学がなければそもそも長期留学も考えなかったです。
本当、つれづれ感がすごいブログですね…(∩´∀`)∩
ネタがないとこうなっちゃうんですよ~~~涙
知ってます、ほんとはこのナデシコブログの中でも、「国際恋愛のこと」「ホームステイのお土産のこと」「カード社会のこと」「物価のこと」とか、そのへんの記事の方がアクセス数が多く人々が欲している情報だということを。。
こういうときもあると大目に見てください。
では、次回はもっと役に立ちそうなことを頑張って書きます!!
また次回~(^^)/