英語勉強法
についてです。
先日(というか結構前)、笑って楽しむ英語!おすすめ勉強アプリ という記事を出しましたが、そちらはわりと、中上級者向けだったんですよね。 でも、今回の方法はどのレベルの方にも合う勉強法です!!
もう言っちゃいますね。 だって一言で終わるんですもの…。
読書です。
じゃ、今日はそんな感じでさよならー(*´▽`*)
…そんなわけないですよね。 ちょっともう今日はあがってビールでも飲んじゃおうかなみたいな気持ちが過りましたが…。
ところで明日センター試験ですね。 いきなり話を変えたかと思いきや、そうでもなく、私センター試験では英語180点でした。9割です。英語だけだったら東大や京大に行けたかもしれません。 ちなみに数Ⅱは18点で2割に届かなかったんですが。
それ以前に留学に行っていたわけでも、塾や予備校に通っていたわけでもなく、なぜこれだけ英語だけいい点数が取れたかというと、長文をひたすら解いていたことに理由があると今でも思います。 すごい量の語彙にぶちあたり、またいろいろなバリエーションの文法に瞬時に対応していかなければいけません。
あまり意味や構造を細かく理解していなくても、前後の文脈から、すごく自然な形でそれらが身についていく感覚です。
また、学習って反復運動だと聞いたことがありませんか? 何度も同じ単語が出てきて、調べて、忘れて、また調べて、忘れて…3回くらい繰り返すことで、やっと脳に深く刻み込まれて自分のものになったり。 それも、読書をして長文を読み、何度も同じ単語や文法に当たることで身についていきます。
読書は英語の反復学習に最適です。 最初はとてもイライラしますけどね!! 分からないごとに止まって辞書を引くステップがイライラします。
昔、塾の講師をしていたことがありましたが、英語長文ができる学生は成績が安定していました。 そしてひたすら長文ばかりやらせていたのは言うまでもありません。 それに英語力の伸びが分かりやすいのも、読書や長文読解のいいところです。
まずイライラが少なくなります。これは自分の語彙数が増えたことを意味します。 そして読むスピードがアップします。これは文法の理解度が上がったことを意味します。 最後に、内容を楽しめるようになります。これは完全に自分の脳が英語脳になったことを意味します。
また、読む本のジャンルを変えることで、自分が身に付けたい英語の種類も変えられますよね。 そしてレベルも変えられます。絵本や子どもノベルからでもいいんですよ。
実用書のほうが、端的でどちらかというと口語英語に近いです。 小説からは、細かい状況描写を勉強できます。ここを強めると、映画のストーリーの説明とかが上手くなります。 また、アカデミックな本を読めば、論文を書く能力が身に付きます。
使う形容詞や、接続詞、本当に異なるんです。おもしろいですよね。 ちなみに口語が一番身に付くのはマンガですよ。 雑誌はあまりオススメしません、主語が端折られていることが多いので。
でもやっぱり、情緒を育んだり、見聞を広げるのにもっとも力を発揮するのが「本」の読書ですよね。 英語の勉強だけでない+αを得られるようになってきたら、英語力はすでにかなりのものと言えますよ(^^)
私、大学は全然英語に関係ないものを専攻していました。 センター試験、せっかく英語9割だったのにね。私の人生はカオスですよ。
国文学です。 ひたすら奈良時代くらいから現在に至るまでの文学作品を研究するという、誰得的な専攻です。
なので英語はいつも自力で勉強していたわけですが、国文学科を専攻してすごくよかったと思うことがあります。 それは、「読む」という行為に抵抗がないことです。 また、このように「書く」という行為も抵抗がないのです。 鬼のように読み書きをする学科だったから。
そして、英文も同様に、慣れるとそこまで抵抗がなくなりました。
IELTSの勉強をしていたとき、リーディング問題は本当に長くて速くこなさないといけなくて、最初は苦しかったです。 でも慣れるようになってからは、内容を楽しみながら読めるようになり、全編英語の本まで読むようになりました。 勉強のためでも自然な気持ちから読解しよう、理解したい、と思えるのでヘルシーですよね。
というわけで、オススメの本で締めたいと思います!
これはカナダのエンジニア専攻の超理系型友人にもらった本です。 ニューヨークタイムズベストセラーの結構有名な本で、PhDが書いた本ですが、実用書に近いかと思います。 インテリな啓発本と言いましょうか…。 「人はあるZoneに入った途端、才能を開花し始める…」という、誰もが持つZone(おそらく得意分野とか好きなこと)についてのお話です。
難しい表現や単語はあまりありません。 ときどき???みたいなところも出てきますが、IELTSの長文レベルでしょう。
おもしろかったです。情熱を科学する、といった感じですね。 自分では絶対選ばないタイプの本ですが、人生に一度はこういった権威的な本を読んでおくのもいいかもです。
これは私がハルキストだから載せただけです。 かの有名なノルウェイの森です。 言いたいのは、「日本語で読んだことのある本を英語でもう一度読む」とオススメですよということ。 正直、とくにこの手の叙情的な小説は描写がものすごく難しく、特に文法は表現に趣向を凝らすために難しいものが採用されています。
序盤の2ページくらいでへこたれてしまうので、先にストーリーをある程度把握しているものを読むと、ストレス軽減できます。
ちなみに村上春樹の作品は世界中でたくさん翻訳されているんですよ。 デザインも国によって違うそう。
これは今最新?の「色彩のない多崎つくると彼の巡礼の日々」(うろ覚え)です。
デザインが日本のより数段かわいい…!!!! ついでに「色彩のない多崎つくる」は「Colorless Tsukuru Tasaki」となります。
久しぶりだからダラダラ書いちゃいましたね。 ちなみにいくら本を読んでも、スピーキングとリスニングに効果が出るのはしばらく先になりますのであしからず!