現地組から、今日は許可をもらって写真で彼女たちの生活をご紹介! 夏休みに入ってそんなんばっかですね!!でも夏休みならではだし!!
そして、そんな彼女たちの行動から感じたことと、英語を育てる気持ちについてを書きたいなと思います。
まず以前もご紹介したキラキラな留学生活を送っているYさん! なんとなんと、通学中の語学学校のミス日本人留学生に選ばれて、現地の日本語フリーペーパーで紹介されていましたー\(^o^)/!!!! 語学学校の日本人カウンセラーさんが推薦してくださったのですが、カウンセラーさんからもかなり素敵な評判を聞いていたYさん。
「ウルトラマンみたいな謎のポーズになって恥ずかしい…!!」とご本人はおっしゃっていましたが、明るい雰囲気がよく伝わってきますよね~(*^_^*)
拡大して推薦してくれたカウンセラーさんのコメント欄を読むと分かるのですが、Yさんの素晴らしいところは、自分のレベルよりも高い英語レベルの外国人のお友達を積極的に作ってきたところ。 留学生が中心のコミュニティになる語学学校のなかでも、グループというのは存在して、ほとんどの方が自分と同じレベル、もしくは下のレベルの人と友達になります。 そのほうが、心が楽だからです。
でも、そこであえて自分よりも英語力の高い人にくっついていこうとするのは心の強さが出ているなと思います。 すごく勇気のいることですし、なによりも会話についていけないから、最初はあまり楽しめないんです(笑) 時間がたてばもちろんそのレベルにあっという間に追いつくのですが、それまでの時間は、時にみじめにもなり自己嫌悪も激しくします。
得るものがその分大きいんですが!
Yさんはそんな時間も乗り越えて、日本人がとっても多い夏のバンクーバーで今の英語環境を手に入れたのかなと思います。 Yさんは10月に帰国される予定ですが、また来年に日本の保育士免許を書き換えて、今度は就職を目指し戻られる予定です!! キラキラな未来まで見つけて、本当に見ていて私たちも心が弾みます(*’▽’)
そしてお二人目もYちゃん!!でも高校生だからY「ちゃん」! Yちゃんは高校2年生の女の子で、初ひとり海外です。
最初はかなりこまめに質問連絡をくれて、細かい学校での動きや、探している公園の場所、なんでも相談の連絡をくれて私たちもサポートの一環としてお手伝いしていました。 私のことを「おかあさん」と呼んで、現地の藤井代表を「おとうさん」と呼んで、とっても慕ってくれているんです。 …もちろん複雑な気持ちです(*´▽`*)いいけど(*´▽`*)
連絡をくれることは安心でもあったしうれしくもあったのですが、でも次第に私と代表は心配にもなり始めました 「日本語で解決しすぎている…」と。
道も、できれば現地の人に最後まで英語で聞いてほしいですし、学校での動きもその現場で英語で解決してほしいと思います。 これは私たちのサポートを使ってほしくない、という意味では決してなくて、「英語を使ってほしい」の一心です。
窮地に陥らないと英語を使えない留学生はたくさんいます。 でもそれは、「使えない」のではなく、「使わない」んです。 本当は能力もあるのに、怖いからあえて話さなくてもいい方向に行こうとしてしまうのは、本当によくあることです。
私がこのタイプの留学生だったので、怖い気持ちはとってもよく分かるんです。 そして、その行く末が悲しいことになることも…。 心の強さってとーっても大事なんです。
かと言っていきなり頼れる人もいないところに行くと、めっちゃ簡単に心が折れて閉じこもることもあるので、「強い心を持ちながら、いざという時にだけ頼れる環境があるところ」に行くのが一番いいかなと思います。
というわけで、心を鬼にして「かわいい子には旅をさせよ」の精神でYちゃんにはその思いを伝えました。 Yちゃん、とても素直でいい子なので、言わんとしていることをすぐに理解してくれて、早速行動に移してくれます。
そして連絡も少なくなって、あれから1ヶ月…
一人でノースバンクーバーにお出かけにいったYちゃんから楽しそうな写真がたくさん送られてきました!!
「一人で行った」ということからお分かりのように、たくさんの人に写真を撮ってもらうようにお願いしたみたいで成長を感じます(*’▽’) そして、ノースバンクーバーに行くというのでLINEで行き方を簡単に説明したところ、
「ゆきこさんに聞く前に、スタバのスタッフの人に行き方ちゃんと聞いてきたから大丈夫!!」
との返信が!!!!(T_T) 感激の涙を流しそうでした。朝5時とかだったのに…。
1ヶ月できちんと成長を遂げてくれました。 今日もYちゃんからLINEが来たのですが、すでに次の渡航も考えているみたいです。 ただ、日本人の多いバンクーバーにびっくりだったようで、甘えられてしまう環境があるのも…と言って、今度は日本人が少なめのエリアを探して検討中。
ステップアップの最初の一歩として、バンクーバーでも良かったなと後々思ってもらえればと思います。
どこへ行っても、何をするのであっても、一番大切なのは自分の心の強さ、あり方です。 いつまでも間違えることを恐れたり、できない自分を目の当たりにすることから怖がっていれば、環境は関係なく英語は遠ざかっていきます。 初めての留学では厳しいお話ということも重々分かってはいるのですが、逆に心の強さを持っていられれば、どこにいても生きていけるということ。
本当にたまにいます。 「あぁこの子はどこの場所でも100%満足して幸せに生きていけるタイプだな」っていう方。
結局、人を幸せにするのは場所でなく、人そのもの。 心を強く持つこと、これから留学をする人には知っていてほしいことだなと心から思います。
こんなことも、かつては「日本って堅苦しい社会なんてつまらなすぎる!!」と思っていた自分だからこそ言えることかもしれません。 自分を幸せにするのは場所ではなく、自分自身。 もちろん、今とっても幸せです♡
彼女たちから、昔の自分を投影して垣間見ます。 懐かしくなったり、ちょっと胸が痛んだり。 きっと、みんなにとっても今の経験は振り返ると、愛おしくちょっと痛々しくもある思い出になると思います。
でも思いっきりがんばって新しいことに挑戦してくれているナデシコたちを本当に誇りに思います(>_<) みんな気を付けて帰ってきてー!の一心です!!