2024年3月20日(水祝)に東京相談会、3月23日(土)に大阪相談会を開催します
留学相談会

留学をする大きな一つの意味

イベントにご参加いただきありがとうございました!

 

12月20日のイベントは、登壇者のゲストや学生ボランティアさんなどに参加いただいて、もし当日の参加者が2名とかだったらどうしよう…!?と思っていたので、ドキドキしていましたが、そんなことはなくたくさんの方に参加いただけたこと、とてもうれしかったです!!

 

ナデシコの学生さんや親御さんも参加いただいたようで、役に立ったとイベントの後にメッセージをわざわざくれて感動の涙を流しそうでした。。

みんな、本当に温かい…!!

 

別のエージェントさんに勤める友人とお話ししていたら「高校留学はとにかく学生さんのケアも親御さんのサポートも大変」という話を聞きましたが、ナデシコではどこ吹く風で、素敵な学生さんやお客さんに囲まれている幸せを改めて感じました。

普段のサポート以外に、なにかお返しできることを、ともっと仕事に打ち込むようになる好循環ができております。これもみなさんのおかげ。

 

イベントを通して見えたもの

 

イベントでは、高校留学をした学生さんのリアルトークや、30代の女性のカナダでの仕事の仕方などをお話ししました。

 

高校留学をした学生さんたちはとっても優秀で、事前の質問に対してもきちんとカンペまで用意してくれて臨んでくれました。

一方30代の大人たちは経験の差なのか、ぶっつけの3名であまりきちんと用意してなかったのでちょっと前半ぐだぐだっとしていました(*’▽’)

 

それでもそれぞれがしてくれたお話しは、実際の経験に基づいているからこそ、生々しくもそれぞれの迷いや努力などを感じることができるお話しだったと思います。

 

どの人の話を取っても、留学することが決まったから順風満帆となるわけではないことが共通していました。

それぞれ、留学をどのようなものにするかは自分次第、そこからのスタートと話していたことが印象的でした。

 

学生さんが、留学を通して必ず身につくものは、英語力ではなく自立心と自己解決能力と話していたのも私の心には残りました。これはたしかに。

英語力はぼーっとしていると大したものは身に尽きません。

でも一人で単身、外国に住むと自立心や自己解決能力は嫌でも身につく。

 

そして、それができないと感じれば、途中で帰国することになるのかもしれません。

 

みんなそれぞれの苦労があって、今がある。

最後に、私が共通して5名の登壇者に感じたことは、

 

「自分でつかんだ確かな現在の幸せに自信を持っている」

 

ということでした。

みんな、いくばくかの修羅場を乗り越え、つかんだ自分の人生に満足しているようにみえましたし、乗り越えてきた過去を誇っているようにも見えました。

 

みんな、かっこいいなと純粋に感じました。

私が伝えたかったこと

 

私は中でも、海外に出るとどういう点でいいのか、最後に伝えたいことがありました。

 

というのも、事前に取った「イベントで聞きたいことアンケート」で人気が多かったのが

 

・留学をどう進学や就職で生かしたか

・留学がどう人生で役立ったか

 

という留学を実利に生かす方法を知りたいという声が多かったからです。

 

もちろん、留学に出て英語力を身につけたこと、多様な価値観を知ったことは大きなその人の武器になりますが、「留学をしたから人生が少し楽になる」という極めて端的なメリットを探しているなら、留学ではない方法を取ったほうが良い場合もあります。

 

私は留学で英語力が格段に上がり、英語で仕事ができるようになりました。小さな規模でも自由にビジネスをする環境で仕事を学んで、そこでのコネクションを生かして起業もしました。

私が留学で得た実利はそういうところかもしれませんが、得られて本当によかったと思うのは実は上記のものではありません。

 

私が留学で得たことの中で、もっとも意味があると思ったことは、

どこに生まれ何に生まれても、自由に人生を生きてよいこと、そしてそれが人と違う人生でも幸せになれるという自信を得たことです。

 

もちろん全員がそうではありませんが、多くの日本人の学生さんは、何かのレールの上に乗っているように見えます。そして留学に実利を求めるのは、そのためなのではと思うのです。

 

〇〇すればいい学校に入れる、〇〇すればいい会社に入れる、〇〇すれば豊かになれる…

 

幸せになれる可能性が高い「レール」ではありますが、そのレールからもしどこかで外れたときに、それぞれどうするのだろうと思うことがあります。

そこからはどういう基準で幸せを見つけるのだろうと。

(かくいう私も大学受験に失敗しているので、レールから外れたことがあり、それはそれは留学に出るまではやる気のない消化試合のような人生を送っていたように思います。)

 

きっとそれが日本人の幸せの定義なのだと思いますが、海外に出て世界の価値観を学び、たくさんのバックグラウンドで生きる人を見て、幸せは一つではないし、成功は一つではないことを知りました。

幸せに続くレールは1本ではありませんでした。

 

そういう幸せの種類を、留学で多くみられたことは私の中での一番の財産となりました。

 

たとえば、日本では妙齢の女子は結婚して子供を持たないと幸せではないという価値観がありましたが、それは決してそうではないと思える強さが身に付き、本当に自分に必要なものを見定める力が付いたと思います。

幸せの本質を考えられるようになりました。

 

留学は、”いい感じの人生”を歩みやすくする実利のメリットもありますし、それを追うことも一つ素晴らしいことです。

でも、多様な幸せの種類を見ておくこと、いろいろな生き方をしている人と出会えることこそ、一番意味が大きいものなのではと思います。

 

いずれ学生さんも大人になり、レールから外れたり、「普通の幸せ」とは違う人生の分岐点に立つかもしれません。

仮にいい会社に入って豊かに生活をしていても、幸せを見失うことは誰にでもあります。

 

そういうときに、みんなが強い心を持てるようになることを私は祈って留学へ送り出します。

まだまだ目の前のことだけに一生懸命でも、いつかそういう風に海外に出た意味をとらえてもらえるといいなと思います。

 

と、ちょっとしっとりしてしまいました…!!!

今日はもしかしたら2020年最後かもなので、たまにはということで(∩´∀`)∩

 

今年はいろいろありすぎて、本当に大変でしたな…。

また締めくくりの簡単なブログを書けたら書きます ←

 

ではまた次回!

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