どこで、どのような職業に就いていますか?後、その職に至った経緯など教えてください。
現在、バンクーバーダウンタウンにある資源関係、鉱業、石油、ガスなどの会社で秘書をしています。就職活動をしている時に友人を通して現社長と知り合い、面接のチャンスをいただきそのまま雇用していただけることになりました。
くみこさんの留学経験について聞きたいのですが、いつ留学をしたのですか?
日本の高校卒業後すぐにバンクーバーに来たので18歳の時ですね。
どれくらいの期間ですか?
語学学校とビクトリア大学(公立)で合計6年、それに加えて仕事を5年間働いているので合計11年ですね。
留学しようと思ったきっかけはなんだったのですか?
ひとことで言うと当初のきっかけは「英語が話せたらかっこいいなぁ!!!」という単純で典型的な憧れからでした。(笑)元々高校で英語科に進学したり、英会話教室に通ったりと環境的にも留学は身近なものではありました。初めて外国、ハワイに行ったときの衝撃と感動は今でも鮮明に覚えています。
今、その留学経験を活かしていると感じますか?
留学をして英語が話せるようになったことでお仕事の場所や内容の幅が広がったと思います。それだけでも留学をした甲斐があったと強く思います。あとは大学在学中に、カナダ人の何倍も勉強しなければいけなかったのでそういう意味では忍耐力・根性がついたと思います。その時は必死で気づきませんでしたがそういうところも今となっては活かせていると思います。
仕事以外で今幸せに感じることはなんですか?
実は、最近まで少し体調を崩していたのですが、健康な身体でスポーツをしたり、美味しいご飯やス
イーツを食べて友人たちと笑い合えることや、お天気が最高の季節になってきたことですね!!バンクーバーの夏を満喫できる事です。
今、自分の内面で一番自信があるのはどんなところですか?
いいハートをもった友達が出来ることと、それを見極められることかなと思います。
もし日本にもしずっといたら…と想像してみた時、今現在とどう違っていたと思いますか?
英語が昔から好きだったので、何かしらの形で英語に関わって生きていたと思います。ただ、日本にずっといて英語と関わるのと外国での英語の関わりは次元が違うので、そういう意味では日本に住んでいたら今の自分の物事の考え方や感じ方、性格から生活スタイル、将来観まで全く違ったと思います。
海外に行ってよかったと思う事はなんですか?
色々な経験を通して英語だけではなくたくさんの人生勉強ができていること、そして今の自分があることです。視野が広くなったこともそうですし、あとは英語が話せるようになったことで世界中どこに行っても困らなくなったことですね。
海外に行って困った事はありましたか?またそれをどのように乗り越えましたか?
はい。カナダの企業で勤め始めた頃に、想像以上の英語の壁、特にビジネス英語にぶつかりました。とにかく上司のマネをしたりインターネットを使って、独学で調べたり、本を読み漁ったり、経験のある友達に教えてもらったりと色々な事をしました。日本でも海外でも職歴が無かったので、慣れるまで本当に苦労しました。
バンクーバーに来る前に心配だったことはなんですか?
初めてひとりで飛行機に乗って、しかも国際線、ものすごく方向音痴だったのでちゃんとたどり着けるかが一番心配でした。(笑) それ以外は心配よりも楽しみが大きかったのを覚えています。
来る前に日本でできることって今思うと何だったと思いますか?
英語を習得することばかり考えていたのですが、プラスアルファで趣味や得意なスポーツがあればもっとローカルの友達が最初から増えたと思いました。あとは、現地在住の日本人の数を把握してから住む町を選ぶのもいいと思います。
将来、自分の子供に留学を進めますか?
自分の子供が自発的に興味を持ったり、留学を望んでいるのであれば勧めるつもりです。
あなたが思うバンクーバーの魅力は何だと思いますか?
ある程度都会なのに山も川も海もすぐ近くにあって、季節によって一年中スポーツが出来るところが大好きです!夏のカラっとした気持ちのいい青空も最高です!ご飯も美味しいしお洒落でかわいいカフェやレストラン、ブティックもたくさんあります♪
最後に、これから来る留学ナデシコにメッセージをお願いします!
色々迷うことのある時期だと思いますが、何でも興味があるということは素晴らしいことだと思います。せっかくなので、やらないで後悔するよりはやってみてから後悔してみてください。一度しかない人生、思いっきり楽しみましょう♪みなさんにとって留学経験が最高の人生の一部になりますように!!:)