今日はYukikoとMinamiの合作です。(最新情報リサーチはMinamiにやってもらいました)
留学生さんが9月から新学期をスタートさせて、実はちょこちょこ親御様からも「荷物を送りたいのだけど…」というご相談も受けます。
わかる。ついてから「アレが欲しかった!!」となるあるある。
ナデシコの学生さんによると、2週間くらいで通常の荷物は到着しているそう。
ちょっと時間がかかりますが、2週間は平均的であり許容範囲です。1か月も2か月も待つことも、たまーにあります。。
さて、今日はそんな日本からカナダへの国際配送について、とくにコロナ禍の情報を含めてまとめてみました。
コロナ禍でのカナダへの荷物の配送状況は?
新型コロナウイルス感染症が世界的に拡大していることに伴い、名宛国・地域において、都市封鎖、空港・港湾施設閉鎖、交換郵便局の業務停止等の措置により、郵便物の遅延や荷受け停止になっている地域があります。
カナダ宛の荷物も例外ではなく、郵便局から国際発送するにはいくつか種類がありますが、荷受けを停止しているサービスもあります。手紙など薄いものや軽いものはほとんど制限がありませんが、やはりそれなりの重さの荷物になると、制限が出てきています。
郵便局以外にもFedEXやDHLなどの民間配送会社を利用することが可能であるものの、費用で比べると郵便局が一番お安く送ることができる、というのは国際配送界(?)では有名な話です。
郵便局からコロナ禍でも「速く」「安く」送れる小形包装物がねらい目
留学生のご家族が何かまとまったお荷物を国際郵送するのに最も利用されているのが、郵便局のEMSなのですが、残念ながら現在はコロナの影響でEMSは引き受け停止となっております。
これには私たちやカナダ留学生を持つご家庭間においてかなりの衝撃が走りましたが、停止してかれこれもう1年くらい経つでしょうか。
しかし!制限のある中でも「もっともお安く」「かつできるだけ速く」お送りするのには、郵便局の「小形包装物」というものが利用できます。
※2021年12月末より~現在「小形包装物」も受付停止中とされました。(2022年7月現在)
こうして見ると結構大きいですよね。高さがないですが、幅がそれなりです。
ただこちらは2キロまでですし、厚手の服などはなかなか難しいので、それより重たいor体積が大きい場合には、民間の国際配送会社(DHLやFedExなど)をご利用になることもできます。が、費用が結構します。
以下はカナダ現地にお住いの日系カナダ人&在住日本人のための情報サイトですが、日本からカナダへの荷物配送について民間会社のことも書いてあるので、参考までに。
送っていいものと送ってはダメなものは??
カナダへの禁制品は税関ラベル(後述)に書くと確実にはねられますが、書かなかったとしてもランダムに開封されて返送されてきて二度手間&費用をかけなくてはいけないリスクもあります。
ダメを承知で、もしくはそもそもそれ自体知らずに送り、大丈夫だった、という方もいれば、返ってきてしまった、という方もいらっしゃいますので、本当に禁制品をそこまで送りたいかどうかかな、というところです。
ただ、よく留学生に送られるスナック菓子や日用品、化粧品や医薬品(2.5か月分まで)は禁制品ではないので、個人使用の範囲であれば普通にラベル記載の上で送ることができます。
カナダの配送禁制品は以下です。
手書き宛名ラベルはNG?
国際郵送をするときには、税関のためのラベルを書くことが普通です。
2021年1月1日(金)から通関電子データの送信が義務化されました。
セキュリティ向上のため、物品を内容品とする国際郵便物を送る場合、差出人の住所・氏名や内容品などの情報を電子化した「通関電子データ」を事前に送信する必要があります。
遅延、配達のリスク了承で手書き宛名ラベルでも荷受けはしてもらえるようですが、なるべく印刷したラベルで発送したほうがよさそうです。
宛名ラベルの印刷には、郵便局の「国際郵便マイページサービス」を利用すると簡単に作成することができますよ。
アカウントを作成する必要がありますが、履歴が残るので同じ所へ再度送る際に便利です。
と、こんな感じでお荷物の国際配送についてまとめてみました。
新型コロナの感染拡大以降、荷受けを停止していたアメリカ向けのEMSの荷受けが、6月から再開されています。
カナダ向けのEMSの荷受けも、順次再開されることも期待できそうですね。
早くこれまでの日常が戻るといいな、とこんなところでもしみじみです。。
ではまた次回!