こんにちは、Kです。今回は真面目に、サマーコースのお話です。
ちょうど、大学の夏の1学期が終わったし、高校でもサマーコースをとったことがあるので、その経験のお話も。
ちなみに先に一言、サマーコースというのは、いわゆる夏期講習です。
サマーコースって何?なんで取るの?
夏に授業をとって、単位が取得できます。
人によっては、卒業への単位が足りないからサマーコースで補ったり、前年度の学期で単位落としたから取得したり、来年度の負担を減らすための単位を稼いだりと、もう一度取得して成績を上げる等、理由は様々です。
もちろん任意なので、取らない人もたくさんいます。
しかも高校のサマーコースの場合、現地生は学費が無料のようにサマーコースも無料ですが、留学生はサマーコースを取るのに学費分のお金とステイ代がかかります。
(BC州の高校のサマーコースは1科目あたり学費は1000ドル~1500ドルくらい)
ちなみに公立高校も私立高校も、学校によってサマーコースの開催のない学校もあるので要注意です。
もし自分の行っている学校にサマーコースがなくて、しかしどうしても参加したい場合は、学校に相談するかエージェントなどに手配してもらいます。
学校は近隣の仲良し学校にサマーコースがあれば手配してくれますが、全然そういうところがないと、何もしてくれず自己手配です。
Kは、卒業への単位を満たすために、高校でSocial Studies11 (高校2年の社会)を取得しました。
ミッション学区にはサマーコースはありませんでしたが、お隣のアボツフォード学区のサマーコースを学校が手配してくれました。
幸い、ミッションとアボツフォードは近いので、ミッションのホームステイのままでアボツフォードに通うことができました。
遠い学校のサマーコースを取ってしまうと、ホームステイも自己手配となる(サマーコース側の学校はわざわざサマーコースのためだけにホームステイを提供してくれない)ので、やはりエージェントなどのお手伝いが必要になります。
大学では、一年の生物、心理学を取っています。
大学と高校のサマーコースの違いは?
大学(UBC)の場合、サマーコースは二学期で分かれており、一学期は、5月から6月、二学期は、7月から8月でそれぞれの学期で最高2教科ずつ取得できます。
週2日で朝から夕方までありました。(生物の場合、授業と実験があるので。)
高校の場合、7月の1ヶ月間のみです。今年は7月2日から8月6日。
高校も人によっては最高2教科取れるようですが、留学生だとあまり慣れていなかったりアカデミックのパフォーマンスがよくないと、2教科取りは先生に止められます。
(両立が大変で両方落とす恐れがあるため)
時間は、月曜日から金曜日の朝から昼まででした。
ただ、期末試験等あるので、授業は実質、三週間ちょっとで授業は終わります。
Kは社会が苦手だったので5か月(1学期)かけて勉強するよりも、サマーコースの1か月の短期集中のほうが早く終わってよかったです。
大学、高校どちらも単位がかかっているし、あまり変わりはないかと思います。
課題の量は?簡単?大変?
普通の学期に比べて課題の量はほとんど同じかと思います。
ただ、1ヶ月とか2ヶ月で4ヶ月分の内容を学ぶのでスピードはめちゃくちゃ速いし、復習等、自分で勉強する時間は自ずと増えると思います。
簡単ではないけれど、不可能ってほど大変ではないか思われます。
生徒数は?
一クラス大体30人程度。高校だと、普段の授業と同じくらいで、大学もコースによるけど、一クラス30人程度。
大学のクラスは一年、二年次、クラス規模が100人から300人が普通なので、普段に比べてかなり小規模です。
サマーコースとった方がいいの?
単位の取得数によるかと思います。
単位を稼ぎたい人、もう一度とって成績を上げたい人が主にサマーコースの取得をお勧めします。
サマーコースを取る意味
私が取得した教科、Social Studies11(高校2年の社会)、大学一年の生物は、discussionが多かったように思います。
知識を大量に詰め込むだけというより、思考力を伸ばすことが多かったです。
なんでこの事象が起こったか、とか、もし、ここでこうなっていたらどうなっていたと思う、とか。
自分の意見を踏まえたディスカッションが多かったです。
確かに、普段の学期に比べたら全ての内容を網羅することは難しいかもしれませんが、勉強意欲の高い生徒と切磋琢磨して短期間での学び、思考力を伸ばせるのではないでしょうか。
いかがでしたか?
より詳しいサマースクールの情報は大学生なら自分で情報収集できると思いますが、高校生は学区によりよく知らない方も多いかと思います。
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ではまたね〜!