さてさて最近というかいつも、ですが、めっきりネタがなく!! こういうときのお助けネタ(?)、留学中の私はなにをしていたかなシリーズです。
カナダに留学中であった私…旅行していました。 世界の中枢、夢の都、ニューヨークへ!!!
カナダではフルタイムのマーケティングの会社と、人が足りないかつてのアルバイト先であったサンドイッチ屋に週末はヘルプで入ったりとお休みもなく働きづめで、しかも当時は帰国も直前だったので、自分へのご褒美的な旅行でした。 ニューヨークには高校時代の友人が仕事の都合で住んでいたので、その友人を頼って1週間ほど行きました。
実はアメリカ単身旅行は初。 その頃はさすがに英語も不自由ない程度に使えていたので、とくに怖くはなかったのですが、ひとつ、携帯やネットがないのが心配でございました。 当たり前ですが、カナダの携帯はアメリカでは使えません。
滞在中はそれほどに困ったこともなく、それはそれは夢のような楽しい時間を過ごしました。 サラベスという日本にもある人気ブランチ店でブランチを優雅に楽しみ、ブルックリン橋を歩いて渡り、アイスクリームを食べ、ブロードウェイで本場のミュージカルを楽しみ…
これぞニューヨーク!!な時間を過ごしました。
(でも当時はナデシコ留学のウェブサイト制作がカナダで行われていたので、そのコンテンツ案やスクリプトを用意したり、友人のアパートに缶詰めになっていた日もありました。今思うと時間の無駄遣い。)
総じて、一生の思い出になる旅になりました。 しかもカナダの西側からニューヨークまではフライト往復5万円ほど。日本からのことを考えたら、超チープな旅です。
バンクーバーはシアトルに近いことは有名ですが、シアトルには陸路で2~3時間、さらに南のラスベガスへは空路で3~4時間。サンフランシスコもラスベガスから近いので、この3都市を周遊する留学生は多いんですよ。
私はシアトル旅行、ラスベガス旅行、ともに留学生の友達と行きました。 ラスベガスなんて、2泊3日航空券やホテル込で4万円くらい!!安い。
先日、キラキラの留学生活をご紹介したYayoiさんも、トロントの方へお友達と旅行に出かけるそうです(*´ω`*) すてき~
さてさて、しかし旅行にはトラブルも付きもの。
ニューヨークの行きも帰りも、空港で絶体絶命か!?というレベルのトラブルがあり、行き帰り両方とも空港を疾走したことを覚えています。
とくに帰り…こんなことがありました。
国際線なのでチェックインは搭乗時刻の2時間前。きちんと2時間前には空港のカウンターに到着していたのに、なんとそこには100人くらいのチェックイン待ちの搭乗客が。長蛇の列です。 そして対応スタッフは… なんと… 3人!!!
どのお客さんもイライラ、中には列を横入りしたり、セルフチェックインでまごついている人に文句を言って先に処理する人も…このへん、アメリカの厳しさを感じました。弱肉強食!!
そして、私の列はあと2人で自分のターン、となったとき…! そのカウンタースタッフ、席を外し突如消えるという空前絶後のウルトラCをかましてきました。
私の前に待っていた中東系の老人夫婦は英語が話せずオタオタ…でも列を離れたらまた並び直し…。その時点で搭乗時刻まで10分、離陸時刻まで40分を切っていたので、これまでにないほどテンパリました。 さすがにその老夫婦の後ろにだまって並んでいるわけにはいかず、老夫婦が使っていなかったのでセルフチェックインの機械を使わせてもらいました。そして無事、チェックイン。 あとは荷物を預けるだけなのですが。
その画面に出たのは… 「搭乗時刻まで30分を切っているので、荷物は預けられません。」
がーん。
いやいやいや、2時間前にいたしね!!スタッフが消えなかったらどうにかなっていたしね!! と内心キレながらも、ポーカーフェイスな日本人に徹し、もう意を決して列から離れました。
そしてそのあたりを歩いていた、私が利用する予定のエアラインのスタッフに事情を説明。そこでは日本人らしく腰を低めにお願いしました。その場に歩いているスタッフなんてそれまではほとんどいなかったので、ラッキー。 「もう、チェックインは2時間前っていうのは基本でしょ!」とか言われてさらにキレそうになりましたが、そのツンデレ系スタッフはファーストクラスの人用のExpressタグを貼り付けてくれて、一刻も早くその荷物が貨物に入るようにしてくれました。
そこからはもう離陸時刻まで15分をきっているし、身体検査や手荷物検査を受けて、疾走です。50メートル走のごとく全力でした。
あのときほど、英語が使えてよかったなぁと思ったことはありません。 ポジティブに言えば、留学生活の総仕上げテストのような出来事でした。 あのときの老夫婦は間違いなくフライトを逃していたと思います…。
気の毒。そして弱肉強食アメリカ!!
カナダでは、「私のフライト先に出るから、先に通してくれない??」と言うと大体の人が通してくれていました。(行きのトラブルで。) なんだかちょっと、温度差を感じる出来事。
そんなトラブルもあり、また見知らぬ土地で迷うというトラブルもあり、また購入したワインのコルクが開かずホテルのフロントに開けてもらうトラブルもあり…大小様々なことが旅行中におきます。 日本の旅行会社を通しているわけではなく、みなさんほとんどインターネットで手配して旅行をされます。 メールなども英語だったり、そこだけでも大変なのに、もっと大変なのはすべて自己責任であって自分しか頼れる人がいないということ。
英語が達者な人と行けばそれほど心配いりませんが、全部やっちゃってくれるので冒険度は上がりません。
そんないろーんなトラブルも、自分で解決することで成長ですから! どのトラブルも、死に至るようなものではないんです。英語で説明したり、どうにか人に助けを求める勇気さえあれば解決できる程度のもの。若い時の苦労は買ってもせよ、とは言いますが、留学中の旅行は買ってもせよ、です。買うけど。
それを乗り越えて無事にホームに帰ってきた時の達成感、たまらないですよ。 ちょっとだけ世界が変わって見えます。
もちろんティーンな留学生には留学生同士の旅行はお勧めしません、というかどちらかというとダメです。 ティーンの方は短期留学がすでに結構な冒険です!!
でも、大学生、また社会人の方の冒険や、留学中の刺激として旅行を投入してみてくださいね。 ご自分のレベルに合わせて、英語が達者な人と行くのも、一人で行くのも、無理のない程度にプランしてください。
本当に、留学がひとまわり大きな冒険になりますから!
という、今日も私のよもやま話でした\(^o^)/ 探さなくてもそこに乗り越えるべき高い壁のある留学って、最高です。 思い出したらまた行きたくなってきた!
それではまた次回です~(*´▽`*)