カナダのBC(ブリティッシュコロンビア)州の公立学区バーノンの紹介です。
特徴
バーノンは美しい山々と川、湖に周囲を囲まれた山間の素敵な街で、バンクーバーから車で5時間程度のエリアです。 カナダらしい環境を楽しめる自然にあふれた学区で、商業施設など都会的なものはありませんが、自然に囲まれハイキングやフルーツピッキングなど、日本ではなかなかできない体験ができる地域です。近くにゲレンデもあり、冬のウィンタースポーツを楽しむことも可能です。
BC州で第3の都市となるケロウナにほど近い場所にあるので、モールなど買い物が必要な際にはバスでケロウナまで約1時間で出ることが可能です。
移民もまだまだ少ないエリアであるため、ホームステイは英語が第一言語のカナディアンが多く、純粋なカナダの生活をホストと楽しむことが出来ます。
詳細
学校数 | 高校:5校 ※Gr8(中2課程)から入学可能 |
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日本人学生の多さ | 少なめ(1校につき平均0人~10人) |
入学時期 | 9月、2月 |
費用 | 2025-2026年度 1年間 $28,750 1セメスター$15,900 |
留学生プログラムについて
Gr8(中2課程)からGr12(高3課程)までが勉強する中高一貫のセカンダリーがほとんどですが、5学年で300人程度の学校もあるなど、学校によって生活環境が非常に小さなコミュニティになることもあり、他学区同様、希望に応じて学校を選ぶことが可能です。
治安は良く、田舎ならではののんびしりた人柄のカナディアンが多いように見受けられます。アクティビティはスキーやカヤッキングなど自然と関わるものが多い印象ですが、他都市へのツアーなどもあります。日本人スタッフはいませんが、学区のスタッフは非常にきめ細やかに対応してくれます。 サッカーやホッケー、スイミングなどのアカデミー(学校主催の部活と習い事の間のような存在のクラブチーム。単位がもらえるため別途費用がかかります)もあります。
ナデシコ留学からのコメント
(実際に通っていたスタッフより)
バンクーバー近郊と異なり、バーノンを始めとたオカナガン地方の学区はかなり田舎です。バンクーバー郊外の学区と比べて学校が凄く荒れていたり授業のレベルが低い、という事はまったくありません。しかし、交通面ではバーノンはバスも少なく、車が運転できない留学生にとっては少し不便になります。自分で出かけようとなるとなかなか難しい環境で、学生だけの場合はお隣のケロウナに週末に出かけるのが精いっぱいになりそうです。ただ、小さいながらも可愛らしいしっかりしたダウンタウンやショッピングセンターはあります。
市内にある有名なスキーリゾート、シルバースターマウンテンには、冬になると学区提供のバスが出るので、それを利用したり、ホストファミリーに連れて行ってもらう留学生が多いです。また、日本ではなかなかアクセス出来ないスケートリンクが市内中にあり、気軽に挑戦できます。スキー・スノーボード・スケート靴を持っていない場合でも、安く中古を買えるお店があったり、個人的に売ってる人がいます。オカナガン夏の人気アクティビティーである湖でのパダルボーディングもレンタルが可能です。
景色が美しく空気も非常に澄んでいて、もしそういった環境に耐性のある学生さんであれば必ず気に入る場所だと思う一方、逆にある程度の利便性がないと退屈してしまうタイプの学生さんにとってはあまり向かない場所です。ナデシコの学生さんでは、日本でも都会でない出身の学生さんは非常に肌に合ったようですが、東京などから来た学生さんは多くが途中で転学区をしてしまったようです。
コミュニティ全体的にとてもフレンドリーでおしゃべり、おおらかな人が多いので、英語学習の面ではとても良く、立地や交通性が原因で離れてしまうのは、もったいないなと思ってしまう一方、向き不向きがあるのでしっかり見極めていく事が大切です。向きだった場合の満足度は、もともとかなりしっかりした留学プログラムであるため、学区スタッフのサポートも頼りがいがあり、非常に高いと思います。
バーノン学区をご検討の方は、詳しい資料のご用意もございます。資料郵送をご希望の方はお気軽に以下のお問い合わせフォームよりご連絡ください。