カナダのBC(ブリティッシュコロンビア)州の公立学区ラングレーの紹介です。
特徴
ラングレーはバンクーバーからは車で40分ほどのベッドタウンにあたる郊外です。電車はラングレーまでは延びていないので、もしバンクーバーダウンタウンに行く場合にはバスを乗り継いで行くことになります。 モールなどある程度の商業施設はあるので、日常生活で不便を感じることはあまりありません。バンクーバー周辺よりも移民はだいぶ少ないですが、それでもチラホラ見かけることもあるエリアです。
詳細
学校数 | 高校:8校 |
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日本人学生の多さ | かなり多め(1校につき15名~20名) |
入学時期 | 9月、2月 |
費用 | 2025-2026年度 1年間 $29,450 1セメスター$15,200 |
留学生プログラムについて
比較的規模の小さい学校が多く、学校によりセメスター制とリニア制と学区内でも分かれているので、どちらかで不都合を感じたら転校などの措置が取れるところは魅力です。 ホームステイは学区内にコーディネーターがおり、学生のステイを手配してくれます。学区スタッフの人数も多めでややシステマチックな対応ですが、日本人の学区スタッフもいるので、安心して留学生活をスタートさせられます。 いくつかの学校では、フリーブレックファストというシリアルやトースト、ヨーグルトなど無料での朝食の提供も行っています。
ナデシコ留学からのコメント
日本人留学生が昨今多くなっていることが気になりますが、通学している学生に聞いたところ、英語力に自信があれば問題ない、というコメントが印象的でした。視察をした年は、学校全体で20名近く日本人がいるが、そのうち12名ほどが次の年に卒業すると言っていたので、日本人数は毎年大きく推移することがあるのかなと感じました。学校によって日本人の数が少なかったり、学力差があったりと個性があるため、日本人を避けたい場合、留学に目的意識が高い場合は最初に学区に相談をしてしっかり選ぶことが必要になりそうです。 始めから現地のクラスに入るのが不安で、同じ日本人がいた方が安心するという学生さんには安心できる環境です。
また、成績不振があったり、メンタル不安のある学生も受け入れる柔軟な体制なので、事情がある方は有力な候補になるかと思います。 学区自体はホームステイもしっかりと対応してくださり、日本人カウンセラーも在籍、セメスター制とリニア制が両方ある、サマーコースもあるなど、留学生にメリットの多い環境があると言えます。