東京(関東エリア)にて随時対面での留学カウンセリングが可能になりました ー詳しくはこちらー
留学相談会

カナダの大学で学ぶナデシコ:Culinary(調理)プログラムって? -前編

実は現地でAkimiが学生さんにインタビューしてこさえてくれました!!

(ノД`)・゜・。

ありがとう、NちゃんもAkimiも!!!

 

Nちゃんは2年ほど前にカナダのBC州の公立高校を無事に3年で卒業し、バンクーバー島にあるVIU(Vancouver Island University)に入学しました。

ナデシコには、高校の卒業がこのままでは危ういのでは!?と高3になる直前に相談に来てくれたのです。

もうお付き合いも数年になりますね。

お父様もお母様もとっても素敵なかたで、Nちゃんもとってもいい子。美人さん。

 

NちゃんはVIUのCulinary Artを専攻しています。Culinary Artとは調理のこと。調理師のコースですね。

調理師の基礎コースで1年、さらに調理師の管理コース(Culinary Management)で2年(←今ここ)、そして大卒の学位であるバチェラーの取得を目指してHospitalityのコースに編入をする予定です。

 

では早速、インタビューを公開です(´◉◞౪◟◉)

ちなみにインタビューはがっつりな長さなので前後編構成です!

 


 

<現地の大学に進学した理由>

Q. カナダの高校卒業後、日本に帰国せずに現地大学に進学した理由、目的を教えてください!

 

高校生の時に周りは自分の夢があって、自分はなくて大学で何を学べばいいのか、何を勉強したらいいのかわからなかったとき、当時ステイしていたホストの家で料理をするようになりました。

カナダの料理がなんだか食べれなくなったときに、口が日本食を欲していてつらくて、自分で作ろう!と思い立ったのがきっかけです。

ホストから「ランチは自分で作っていいよ」と提案されて作るようになりました。

 

高校でも料理のクラスを取ったら、自分は料理が好きなんだということに気がついて。料理してる時が一番落ち着いてるなって。周りの子も美味しいって自分が作ったご飯を食べてくれたのがうれしかったですね。

それでも趣味から始まったので、料理の道に進学するのに不安はあったけど、親はすっごい喜んでくれて、自分のお店持てたら楽しいよねって応援してくれました。

 

Q. 現地進学して大変なこと、良かったことはなんですか?

 

料理のクラスに入った時は聞いたことない単語ばかりで、本当に大変でした。

調理方法、料理名については何を言っているのかわかんなくて、日常の英語はできるけど、料理を作る時にする専門的な会話はわかんないんだって改めて気づきました。

そこが最初は難しくて、シェフが何を求めているのかわからなかったのは大変だったことの一つです。

 

 

良かったことは、高校のときの生活と違って大学はとにかく自由なことです。

高校の時にあった門限や行く場所などの制限がなくなって、もっと遊べるようになりました。カナダの違う場所やアメリカにもすぐに出かけられたり。

 

学校生活でいうと、大学ではライティングサポートといって、ライティングで困ったときの「いつでも来ていいよ」っていうサポートがあったり、課題を見直してくれたり、留学生に対してとてもwelcomeな雰囲気でどの先生もすごく優しいし、サポートをしてくれて。

高校の時と比較して先生の姿勢が違うし、とても親切にしてくれているので、環境が良いと感じます。

 

<Culinary プログラム>

Q. どういった授業で、どういうことを学んでいますか?

 

Certificate(1年目)の時は料理の基礎をひたすら学んでいたけど、Diploma(2年目)になった今はアドバンス料理とデザートを学んでいます。

高級食材、前菜、細かい作業がいる繊細な料理など、とにかく食材にはお金をかけています。

今度はウニのデザートを作るんですよ!あとはダイニングのおもてなしの料理を作ったりもしますね。

 

 

学校がケータリング(出張ビュッフェ的な。宅配フードとはちょっと違う。)の受注の契約を外部の団体や企業としていて、この前は200人分の前菜10種類のメニューを考案して作ったりしました。

 

 

今はCertificateで習ったことを活かした料理を作っています。

 

Q. クラスの男女比

 

男の人が多いですね。全員で13人で、そのうち女子は3人です。

料理の世界は厳しいし、道具や材料を運んだり力仕事も結構あって、女子はちょっと大変ですね。

 

Q. 日本の調理学校との違い(たとえば絶対に日本で学べないスキルや学習法)

 

日本の調理学校がどんなことを学ぶかわからないけど、友達に豚の解体してるって言ったら驚かれました。

豚の解体をして冷凍したり保存したりも勉強します。ノコギリで切ったり。。

 

 

子羊、牛、うさぎなども丸ごと解体からします。

 

ベースはフランス料理でそこに色んな国の食材や料理をして学んでいますね。

 

Q. 授業時間数(週あたり何時間)

 

木曜、金曜の週二日が料理の実技の授業で、一日は6時間です。

他の日は勉強系の授業であったり休みだったり、2コマだったりもします。

このあたりは日本と同じような感じなのかな?

 

Q. もっとも印象に残っている授業は??

 

どれも楽しいですが、最近はさっき話したようなケータリングみたいなイベントが印象的です。

自分でレシピを考えて、シェフの許可がもらえたら何百人分作る、とか。

Diploma(2年目)になって試食する機会もあるのもいいですね。味を知らないとダメだからって。

知らない味もまだまだあるからそれが楽しいです。

 

 

Q. 普段アルバイトはしているか。やっているならどんなアルバイトか。アルバイトはどのようにさがすのか。

 

コープ(実習のこと。後編でフィーチャーします)期間に入ると、アルバイトの仕事を続けられなくなるからと言ってなかなか雇ってもらえません。

コープ先が続けてアルバイトとして雇ってくれることがあればいいなと思っています。

 

今は学校の勉強をしているので、いっぱいいっぱいになってしまいアルバイトはしてません。

アルバイトする余裕はないですね。。

 


 

と、前編はこんな感じです!

 

大学や公立カレッジに通っている学生さんは、本科が本当に大変で忙しく、なかなかアルバイトができないというのはNちゃんだけでなくよく聞くお話です。

もし経済的にアルバイトできたら~と思っている場合は、私立カレッジの方がアルバイトの余裕ができるのでおすすめです。

 

ただカナダは公立カレッジまたは大学に2年以上通学することで、卒業後に3年のオープンワークパーミットがもらえます。これを足掛かりにカナダ現地就職を叶える人はとっても多いです。

そしてその間にうまくいけば永住権の申請のチャンスも生まれます。

 

カナダへの大学・カレッジ留学はそのあとの人生の可能性も大きく左右するビッグチャンスなので、検討の価値はかなり高いと思います。

 

では後編をお楽しみに(‘ω’)ノ