Yukikoです。
さて、今日は動画の告知です(*’▽’)
「カナダと日本の大学の違い」シリーズ完結
今回の動画はパート3なのですが、この「カナダと日本の大学の違い」は3部完結作でした。
1.入学前編
2.在学中編
3.卒業後就活編
となっております。
それぞれ20分くらいの動画なんですが、この3を先日アップしました!
結構、大学留学で語られたり情報が多いのは1と2だと思うんですよね。
でも3はネットでも情報がなぜか少ない気がします。
個人レベルのブログではあるんですが、こうして一般化されている情報は留学エージェントとかのサイトでもなかなか見られない情報なので、意外と気になる方が多いのか、アップ1日目の伸びが一番よかったように思います。
実際、カナダと日本の就活って違うの?
詳しくは動画をみてもらうとよいと思いますが、新卒について言えば、
マジでガチボコ違う
というのが答えです。
日本の大学の新卒就職率は世界的に見ても異常で、しかも日本の異常なところは、いわゆる企業の総合職や一般職であれば、大学の専攻を全くと言っていいほど問わないことです。
たとえば文学部日本文学科の学生が、証券会社に入ったりもできてしまうし、食品メーカーにも入れてしまう。
これも本当異常。
なんでこうであるかというと、日本には「研修期間」という新卒のための教育期間が設けられているためです。
カナダは当たり前だけどそんなのない。
そもそも海外では「新卒採用」と「中途採用」が分けられていません。
みんな同じ土俵で戦うので、どちらかというと経験不足な新卒のほうが就職しにくいといえるかもしれません。
日本は、新卒の「何色にも染まっていない、従順で会社のルールを染みつけやすい」新卒をとにかく好むんですね。
こういうところ日本っぽいと思います。
だから平気でブラック企業が生き残ってしまうというね。
日本は企業の悪しき慣習への甘えがすごい社会で、新卒採用もある種その一つだと思います。なのでちょっとずつ変わっていっているようですが、個人的には、大学卒業した若者たちがいきなり社会に出てしくじるとか、そもそも社会に出られない、とかそういうことがない、優しいシステムだとも思います。
企業規模はどうあれ、新卒だったらどこかしらで働けるという。
ベンチャー企業など新しい会社はあえて新卒採用をしていないところもあります。
新卒採用枠は企業にとっては採用コストや研修にもお金がかかり、大学生を甘えさせるだけ、だから日本の大学生は遊んでるだけと言われる、など問題視する人も多いのです。
いい面も悪い面もありますが、まぁそんなわけで日本の新卒一括採用というのは特別なわけです。
海外の大学に進学することはその特別枠を放棄すること?
当然、新卒一括採用にはストリームがあり、大学3年の秋から参加するので海外の大学で新しい学年が始まったばかりな在海外学生は日本の就活に参加できません。
これも解決策が動画で話されていますが、日本で完全にそのストリームに入っている人よりも選択肢はいくらか狭いわけで。
海外大学進学=日本の特別「新卒パス」の半分放棄
と言えなくもない気はします。
でも海外の大学に進学した学生さんは、在学中がハードな分、それを乗り越えられる精神力も持ち、めちゃくちゃ能力も高いし能動的なので、狭い選択肢と高い競争率の中でも就職できちゃう可能性も高いとも思います。
そんなことより本動画
詳しくは動画を見てくださいということで~(‘▽’)
物事は常に相対的、つまり日が差せば影も現れるということで、一長一短、両方にあると思います。
そういう感じで、具体的な一長一短をこの動画シリーズから見てもらえるとうれしいです。
ではまた次回!
よい週末を(^^)/