昨日もお一人、オフィスにいらしてくれた華のJKがいらっしゃいました。 よくカウンセリングではJCやJK、また大人の女性までお会いするのですが、JKはもう大人ですね。 しっかりとお話を聞いてくださいました。
彼女は高校卒業後、保育士になりたいのですが、日本の大学に進むかカナダの保育士免許をダイレクトに目指すのか悩み中、といったところでした。 もちろん我々としては留学していただきたいのですが、彼女の人生においてはとてーも重要な選択になります。 私も、両方のメリット、デメリットを平等に伝えて、こういう時ほど慎重に中立な目線でお話します。
でもやはり海外に早くから出たい!というお気持ちが強かったようで、日曜日に改めてお母さまとオフィスにいらっしゃるようです。 日曜日は定休日ですが、リクエストがあれば開けます。 怠け者風を吹かせておきながら、なんて真面目で仕事熱心なワタシ!←
(∩´∀`)∩
また今日は大人の女性からお電話いただきました。 人生を新しい場所で!とお考えのようで、どんな方法があるか、本当にざっくりとですがお伝えさせて頂きました。 素敵ですね、いくつになっても留学で人生は変えることができるんですよ。 きっととくにカナダに留学された大人女子はみんな、口を揃えてそう言うはずです。
しかもその方はブログ読んでくれているとのこと!!顔から火が出るほど恥ずかしかったですね~ブログは私の恥部でしかありません(/ω\) でもただただ本当にうれしいです!!いろんな方が読んでくださって、その上でお電話なりメールなりでコンタクトしてくださるとは! 恥部スタートならもはや怖いモノなし!!!
と、留学を目指される方とのコミュニケーションが私のモチベーションです。 ほんと、このお仕事をしていると、たくさんの女の子が「自分のしたいこと」のために一生懸命立ち向かって、立ち上がって、身震いするようなことが多々あります。
そんな立ち上がるたくさんの女の子に感化され、今日は私がなぜナデシコ留学という女の子のための留学サービスを始めたのかを「女の子がしたいことをすること」に焦点を置いて語ろうかなと思います。 そうです、自己満ブログです。
\(^o^)/
おヒマな人はお付き合いくださーい♡
日本と女の子、それだけを聞くと、どんなイメージですか? 私は、「凛としおらしく、男性を立てる!」というイメージです。我慢強いイメージもあるなぁ。 どんなに強めな女の子でも、やっぱり日本で育ってきた女の子なら、「女の子は男性に守られて、家庭を守って然るべき」という考え方がどこかにあると思います。
そんなとき、私は大人になって留学して思いました。 男女平等といえども、日本においてやっぱり女性の生きていく道の選択肢は男性よりもはるかに少ない!と。
だって、私の周りの友人は結婚したら、または子供を産んだら大体仕事を辞めるんですもん。 続けるのは、公務員か手に職系の方(看護師とか薬剤師、美容師とか)くらい。
女性は子どもを産む身体的権利と、同時に制限があります。 それは男性には味わえない至福の喜びであり、またジレンマを生むところでもあります。
日本は、欧米諸国に比べて、非常にそのあたりの意識が低いのです。 正直、仕事や外に出ることが楽しい女性ほど生きにくい世の中ですよね。 それは、企業の女性の待遇制度の問題だけでなく、世間の目もそうで。 結婚していない、また子どものいない女性に対しての目の向け方が…厳しい…(笑)
カナダでは、履歴書に男性か女性か、また既婚か未婚か、子供がいるかいないかを書いてはいけません。 その点で雇用において差別されることは許されませんし、それを聞いたり差別が行われたら企業に国からペナルティがかかります。 まぁ、名前で性別は大体分かってしまうんですが…カナダは移民が多いので、母国の名前だと見当もつきませんがね。
また、女性も結婚後、出産後も当たり前に働く環境です。 あまり専業主婦は存在しません。
かの有名な小説家の村上春樹氏がとあるエッセイで書いていました。
彼がアメリカに在住中、いつもアメリカンたちのホームパーティーに呼ばれてはマダムたちに聞かれる。 「お宅の奥様はなにしてらっしゃるの?」と。
まず専業主婦はアウトらしいです。 彼が「彼女は僕の仕事のお手伝いをしてくれています。」というと、それでもアメリカンマダムはけしてそれでは満足しないそう…。 「で?」みたいな空気なんだとか。 それで「彼女は僕の仕事を手伝いながら、好きな写真を撮ったりしています。この前の作品では、写真は彼女が担当して、一緒に出版したんですよ。」というようなことを言うと、やっと満足するそうです。
なんかわかります。
北米では、女性も男性も、家庭以外に「何か」を持つのが当たり前。 それが「自分らしくあること」という考え方です。 主婦でいることは自分らしくあることではなく、しなければいけないからすること、という考え。
それでも北米もずいぶん昔は日本のような風潮だったようですが、今では変わったようです。 前にカナディアンルームメイトが言っていました、「日本の男性と女性の社会的立場の認識は随分、時代が遅れてる。いずれ日本もこういう風になるはずだよ。」と。
決して専業主婦をどうこう思っているわけではありません。幸せならいいんです。
ただ、男性の収入平均がどんどん落ちている現状から見て、将来的に必ず女性は社会にもっと出るようになって、もっともっと重要な役割を果たすようになるはずです。 また男性に仕事において負けるはずはありません。
というか、男性と女性はそれぞれ良い部分と悪い部分があります。 補いあえるはずなんです。
そういう社会風潮を、先取りする…というわけではないのですが、女性が自ら海外に出て、そういう空気を体感してきてほしい、と心から思います。 女性だって、結婚しても子供が出来ても働いて収入を得て、それで豊かな暮らしができるのであれば働いても構わない人が多いはずです。 それにすら気づいていない人だっているんだと思います。
日本での女性の生きる選択肢の狭さに、気が付いてほしい。 もっともっと広い世界を見てほしいと思います。
もっと女性に生きる選択肢を、生きやすい世の中を、そして豊かな人生を。 女の子と留学を考えたとき、私の願いはそこに詰め込まれています。
自分たちの幸せは自分たちでつかむ! 日本で待っても来ないなら、海外に探しにいく!そして日本に持ち込む! そんな風になっていったらいいなと思います。
しかもその理論からすれば、男性だって胸を張って主夫!という選択肢だってあり得ますからね。 もっともっと、それぞれが自分に合った生き方で、窮屈に感じることのない社会になったらいいのにと思います。 古いしがらみからは、そろそろ解き放たれてもいいのかなぁ。と。
ナデシコ留学は、そんな私の夢と野望のつまったものです。 まだまだこれからですが、少しでもそんな部分も理解してくれる方が増えればいいなと思います。
長期的に働く環境があるカナダに魅力を感じて日本から離れる女性は多いんですよ。 社会の空気で日本から出ることに決めてしまうなんて、悲しいじゃないですか。 日本はいい国なのに。
…金曜日なのになんだか真面目すぎるブログで自分が引きました。
|д゚)
なのでみなさん、やりたいことは目いっぱい!やりましょう!! 一度きりの人生です。 やったもん勝ちですよ(*´ω`*)
でももちろん、家族や友達、恋人などの大事な人は守りながらでお願いします!愛こそすべてですからね。
それではみなさま、素敵な週末を~! こんなBullshitを聞いてくださってありがとうございました(>_<)