インターン生のMoekoです🍒
今回は、私が経験したホームステイについてお話したいと思います。
全部実話なので、高校生のホームステイってこんな感じなんだ!とイメージしてもらえるといいなと思います。
ちなみに、私は、バンクーバーで2ヶ月間、ミッションで2年間ホームステイしていました。
なので、今日はバンクーバーという都会と、ミッションという田舎の2つのホームステイの違いにもフォーカスしながら、私の体験をシェアしていきたいと思います!
バンクーバー(都会)のホームステイ先
まず家族構成は…
父・母・長女(15)・次女(13)・留学生 3人(ドイツ・フィリピン・スペイン)
でした。
バーナビーというバンクーバーの隣町にあり、駅から徒歩5分、バンクーバーダウンタウンまでスカイトレインで30分ぐらいの場所でした。
留学生はみんな大人だったので、ハウスメイトといってもあまり話すこともなかったです。
私は語学学校の期間の数ヶ月だけ、このホームステイに滞在しました。
地下にホストファミリーの部屋があり、1階がリビングで、2階3階は留学生の部屋でした。
ここの家族とはご飯の時間が違ったり、私が外出していたことが多かったのであまり話す機会がなかったです。
ご飯はピザ、バーガーなどが多く、学生の名前の付箋が食事に貼られているので、好きな時間にそれをレンジやオーブンで温めて食べる感じでした。
そして門限にも厳しくなく、私が家にいるかいないか分かっていないのかなというぐらい自由な感じでした。
土日にハイキングや散歩に誘われた時は毎回参加していました。私が留学前に想像していたホストファミリーではなかったですが、コミュニケーションはまったくないわけではありませんでした。ただindependentな感じで、渡航前のイメージとは結構違いました。
他の友達からの話も合わせて聞いてみると、バンクーバーやトロントのような都会は語学学校に行く人が多く、学生の入れ替わりが早かったり、大人の留学生も多いので、ホストファミリーとは「家族のような関係」というよりも「下宿先」みたいなホームステイが多いようです。
あっさりした関係のホームステイは都会のほうがそういう理由で多いというのは納得です。
ただ都会でも、公立学区などの管理している未成年専用のホームステイは、成人とステイさせることは少ないということなので、もう少し雰囲気が違うと思います。
ミッション(田舎)のホームステイ先
ここには二年間卒業までお世話になりました。
家族構成は、
父・母・長男(23)・長女(21)・留学生 1人(中国人)
で、可愛い犬と猫二匹もいました。
学校までは歩いて20分ぐらいだったのですが、毎日マザーが車で送り迎えしてくれていました。
1階に私たち留学生のリビング、バスルームと部屋があり、2階がホストファミリーの部屋とリビングでした。中国人のハウスメイトですが、基本部屋にいていつも勉強している子だったので、不満はあまりなかったです。(中にはハウスメイトととても仲良くなる留学生もいれば、仲が良くない留学生もいます…)
夜ご飯は一緒に食べる決まりがあり、その時にその日あったこととかを話していました。
マザーの作る料理とデザートが本当に美味しくて大好きでした😋
洗濯物はいつもファザーがしてくれて、部屋の掃除はマザーがしてくれていました。(自分でという家が多いので珍しいかも)
ハリソンという所に別荘があって、週末のたびに行っていました。
船でそこまで行くので、自然に囲まれたとても素敵な場所です。夏は水着で泳いだり、テラスで寝たり、バーベキューしたりともう最高です✨でもWi-Fiがなくて、途中から行くのが嫌になりました(笑)
イベントをとても大事にしている家族で、イースターのエッグハント、サンクスギビングでのディナー、ハロウィン、クリスマスの経験ができました。日本ではなかなか経験できないイベントなのでとても良かったです。
マザーは門限とか遊びにいくにもとにかく厳しくて、怒られたりけんかしたりもしました。実は途中で変えようかと学校に相談したこともあったのですが、ホストママと学校との話し合いの末そのままステイすることになりました。
今となっては二年間このお家で過ごせて良かったしとても感謝しています。
卒業してからも私がカナダに行くたびにお家泊めてもらったりご飯に行ったりしていました。今でも連絡を取り合っていて、月に1回ほどメッセージで近況報告をしています。
最後に思うこと
都市では、大人の留学も多いとか留学生の入れ替わりが早いとかいうこともあり、さっぱりしたホームステイで、逆に田舎のホームステイは長期が多かったり、公立学区が管理していることが多いので、ホームステイは家族のようであるもののルールは厳しかったりと、環境は変わってくるかなと思います。
相性もあって、どちらのほうが一概に絶対にいいとも言えないように思います。
ナデシコカウンセラーのYukikoによると「親御さんは、できるだけ学生を管理してくれる家族のような公立学区の手配するホームステイを好むし、学生さんも最初はその関係に憧れるようだけど、現地で滞在が長くなりプライベートな人間関係ができた学生さんは、逆に都会のようなあっさりした関係のホームステイを好むこともある。気を使わず気楽らしい…」ということでした。
高校留学で、学区が手配するホームステイは「渡航前に夢見るホームステイ」に近いことが多いのですが、一方でルールが厳しいことが多く、家庭によってルールが結構違うので、ほかの人のファミリーと比べてしまうこともあります。
ちなみに…私からのアドバイスですが、ホストファミリーと仲良くなるには、ホストから話しかけられるのを待つのではなく、自分から積極的に話す!
ホストは留学生だし英語が完璧に話せなくても受け入れてくれているので、いっぱい話した方がいいと思います。受け入れてくれているので感謝の気持ちを忘れずに過ごしましょう。
ホストにも当たり外れがあるというのはよく言う話です。当たり外れというよりも相性の善し悪しな気がしますが、ホストと合わないなと思ったら、変えたらいいと思います。
たまにホームステイを変えたいのに、エージェントに見放された(?)というお話も聞くので、その点においてもエージェント選びは大切かなと思います。(ナデシコ留学はもちろんそんなことないです。)
ここまで読んでいただきありがとうございました!
ではまた次回。