2024年3月20日(水祝)に東京相談会、3月23日(土)に大阪相談会を開催します
留学相談会

気になるみんなの留学&ワーホリの【その後】


「留学したあとって、どんな風になりますか?」と、とくに若者から質問をいただくんです。

それは… 実に…

いろいろです!!

でも、数パターンに分けられます。

1.日本に帰国して就職・就学するパターン

これが私がこれまで見てきた中で、もっとも多いパターンです。 大きな理由は、やはりビザの問題。 長くカナダに滞在したくても、ビザは簡単に取得できるものではありません。 もちろん「やっぱり日本が好きだから、日本で働きたい!」という方もたくさんいました。

元々が学生の方は、日本の学校へ戻ります。 大学なり、専門学校へ行きますが、「英語の使える職に就きたい!」とTOEICなどのスコアを上げるために、みなさんこれまで以上に熱心に英語を勉強するようになります。 私のヤングな友人は、カナダへ来た当初こそ目標はなかったようですが、「海外を船で巡るクルーズ旅行のクルーになりたい!」と新しい夢を発見していました。

また、私生活でも外国人の方をお助けするボランティアに参加したり、英会話クラブに参加したり、新しいことにチャレンジする学生さんが多いように思います(^^)

元々社会人だった方は、英語を使う職業にチャレンジする方がとても多いです。 私の知り合いの中だと、 ・ツアコン ・貿易業 ・企業の海外部 ・英会話講師 ・外資系企業 に就職した方が目立ちます。

中には、女の子だとCAになった子や、日本で保育士だった子がシンガポールの保育園で働くことになった子もいます。 先日は知り合いの男性が、これまたシンガポール赴任の企業に決まったというお話を聞きました。 今シンガポールがアツいようですね(゜レ゜)

英語とは関係ない分野で働かれている人ももちろんたくさんいます! そういう方は、個人的にカナダへ旅行で訪れたり外国人の友達の国を訪れたりと、やっぱり少し海外に出る前とは違った人生の楽しみ方をしているようですよー(^^)

やっぱり少なからず、少しでも「英語」や「海外文化」など、これまで経験したことを活かそう!と前向きに新たな目標を見つける人が俄然多いですね。

2.そのまま現地にとどまるパターン

これに関しては、選ばれし者、もしくはかなりの熱意がある人たちです。 中には、高い学費を払ってでも英語やある専門分野を極めたい、と学校への通学を延長される人もいます。

先日、ヨーロピアンと結婚した私の友人は、このパターンでした。 最初はただの語学学校生でしたが、海外のビジネスを真剣に勉強したいと言って、公立のカレッジに通学していました。

語学がある程度できるようになると、専門分野の勉強がしたくなるんです。 あちらにいると、英語はできて当たり前。生きていくには、その先の「スキル」がないといけないということに次第に気づくんです。 金銭的に余裕のある方や、ご家族のサポートが受けられる方は、そのスキルを求めに、さらに学校へ通います。

また、ワーキングホリデーで働いていた職場からスポンサーをもらって、就労ビザを申請して、社員となってそのまま働き続ける人もとても多いです。 ただし、職場にスポンサーになってもらうには、やはりそれなりの能力とがんばりがなければ認められないのが実際のところ。 上で述べた特定の「スキル」をすでに持っていた人には、このパターンが多いです。 やはり英語だけじゃだめなんですね、向こうで生き抜くには。

これは選ばれし者のゆく道だと思いますが、誰でも本気になればゆける道だとも思います!

たとえばナデシコ現地スタッフには、日本ではまったく別の分野の大学を卒業して、すぐにカナダに渡り、そこで保育の専門学校に通って一から勉強して保育の資格を取得した女性がいます。 彼女は留学サポートをしながら、現在カナダの保育士8年目! 永住権も取得し、生活の拠点はカナダです。

あとは、ワーホリ時の職場でもらった就労ビザから永住権にこぎつけて、現在ネイルの学校に通っている友人もいます。 お店を向こうで持つのが目標みたいです。すてき!

自分で切り拓いていく人生ってこういうものなんだなぁとしみじみ思います。

また、現地や日本での経験をもとに、起業してしまう人もたくさん!! 私がカナダのマーケティングの会社で働いていたころは営業だったので、そういった日本人の方に数多く出会いました。 でもみなさん、行動力がやっぱりずごい!

そもそも海外へ出ることすら、行動力がないとできないんですが、その中でも抜き出でた人たちです。 「なにを売っているか」よりも、「どうやって生き抜くか」の思考力と決断力に長けた方が多かった印象があります。

あ、あと現地で結婚する方もいますね! これはまた別の幸せな行く末です^^

3.さらなる「自分探し」を続行するパターン

私はこんな噂を聞いたことがあります。 「ワーキングホリデーに行った人の2~3割しかまともに就職できない」という噂。 これ、ほんとなんでしょうか…? 私の周りは逆にまともに就職しているもしくは就学している人が8~9割ですが(´・ω・`)

これは、ワーホリ後は就職が困難だというよりも「定職に就くことを自分で拒む人が多い」という ことだと私は理解しています。

そうであったとして、仮にこの噂が本当だとしても私は思います。 別にいいのでは…?

確かに、少なからず就職も就学もとくにせず、次のワーキングホリデーに出かけたりする人はいます。 また世界一周に出かけたり、それを叶えるためにとりあえずのアルバイトをしている方もみえます。

ただ、これは裏を返せば「知らない世界を知ることが楽しくなった」ってことかと思います。 賛否両論あるのは事実ですが、私はその方が満足しているなら大いに結構だと思います。

ちなみに私はかつてこのクチだったのかもしれません。 最初のカナダ滞在から帰国して、結婚でもして、派遣でもしてみようかな~とぼんやりしていたんです。 でもいざ結婚!となると 「いやまだダメだ!!英語に未練が!!」 と言って、必要最低限のお金を貯めて、またカナダに飛び出しました。再び彼を置き去りにしました。

たくさんの犠牲や無駄を生んだ自分の勝手を反省しましたが、今は行っておいて心底よかったと思っています。 また、それでも私を応援して支えてくれた周りに感謝する気持ちもいっぱい感じられました。

みんなそれぞれの「ライン」があるんだと思います。 自分が決めたラインを越えるまでは、そんな旅を続けるんじゃないでしょうか。

そして結局は、みんなしっかり落ち着くことにいずれなります。 このパターンは危なっかしく見えますが、最終的に満足度の高い結果になるのかなと考えたりもしました。

大きく分けて、この3つ、多いものから挙げてみました。

これまでにカナダで出会った日本人だけでなく、ほかの国の留学生たちも、それぞれ自国でこれまでの経験を活かして活躍しています。 今日書いた通り、十人十色の人生であり、ストーリーです。

海外に出た人の数だけ、その先の行く末も広がっています。

でも、 「海外に出て、何もなかったかのようにまた同じ日本の生活に戻っている人」 は、少なくとも私の周りには一人もいません。

みんな人生の表面には見えなくても、内なる部分でどこかが変わっていて、新しい未来や楽しみを見つけているのかなと思います。

あらら、なんか今日はまじめ\(^o^)/

なんかね、このブログの編集用のフォントがね、いつからかなぜか明朝体に変わっちゃったの。表示はいつものフォントだけどね。 たぶんそのせいでまじめになっちゃったんだと思うな。 明朝体には不思議な力があるんだな。

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