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プリンスエドワードアイランド州高校留学

Charlottetown Rural High School

― 高校留学 ―プリンスエドワードアイランド州高校留学プログラム(PEIISP)

カナダの公立高校は、移民が多いというその国の特徴から留学生を積極的に受け入れる環境が整っています。BC(ブリティッシュコロンビア)州などでは英語が不安な学生はESLやEFL等の英語補講クラスと並行して通常クラスを履修します。また、公立高校は通常、学区(市単位)ごとに教育委員会が存在しており、そこで留学生の受け入れも管理しています。

カナダの東の方に位置する小さな州においては、市単位の学区ではなく、州単位という大規模で留学生の受け入れを積極的に行っている州もあります。州が統一して「留学生プログラム」窓口を持ち、それぞれ州内の教育委員会には留学生のためのカウンセラーが存在します。プリンスエドワードアイランド州もそのうちの一つです

プリンスエドワードアイランド州は赤毛のアンで有名なプリンス・エドワード島に位置しており、現在留学生を受け入れている学校は計10校となります。

面積・人口ともにカナダで一番小さいため(人口:約160000,)、各学校で受け入れできる留学生数やホームステイ数が限られており、すぐに定員に達してしまうことも多々あります。プリンスエドワードアイランド州で強い希望の学校がある方は、お早目の出願準備が鍵になりそうです。

 

プログラム概要

入学時期毎年9月(新学期スタート)、2月
入学条件・出願時から逆算して、過去2年間の成績評定が平均以上あること(※5段階評価で3以上)
必要書類・過去2年間の英文成績証明証・推薦状・志望動機書・パスポート写真ページのコピー・パスポートサイズの写真・健康診断証明書・申請料(CA$275/2025年度)
プログラム期間9月~6月
プログラム費用2025-26年度

学区プログラム費 $11,475(一年間)
(申請料、学費、保険、カスタディアン費、オリエンテーション費すべて込み)

ホームステイ外部委託 $11,985(一年間)

 

プログラムの詳細

プリンスエドワードアイランド州の高校は一般的にGr.10-12となりますが、学校によっては人数の関係上、Gr.7-12やGr.9-12、また幼稚園-Gr.12まで一貫というように区分を分けている場合もあります。授業は9時から15時15分までとなり、一日4コマ(一コマ76分)と60分の昼休みが入ります。

学区内の10校は、一番小さな学校で生徒数129人、一番規模が大きい学校で1081人となっています(2024/09現在)。その中で留学生は各学校0-4人、または大きな学校2~3校では10-13人とかなり少なくなり、大多数がローカルの学生で構成されています。

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通常、高校卒業単位を得るためには最低2年が必要となりますが、極めて高い英語力を持つ場合は1年での卒業も可能です(応相談)。

卒業に向けた単位が取れるESLは基本的に全校で開講がありますが、規模の小さい学校だとその時の状況によりオンラインでの受講となる可能性があります。

出願時には3つの高校を選択することができますが、学校の定員やホームステイの数によって左右される可能性があります。島にある語学学区運営のホームステイプログラムを使用しており、留学プログラム担当者はそちらのスタッフともコミュニケーションをとっています。

学区にはトルコ、ドイツ、スペインからの留学生が多く、2024年9月現在で日本人留学生はわずか2人となっています。ホームステイ利用の留学生自体の数が45人と少ないため、できるだけ一人一人に寄り添いそれぞれの留学をサポートするブティークスタイルを心がけています。コロナ前後から今までの日本人留学生数もわずか17人と、日本人にはまだまだ知られていない留学地です。

発足から10年が経つ留学生プログラムは、元々は家族移住の生徒向けに発足された歴史があり、今も家族や知り合いとともに滞在する生徒も多く、そちらも合わせると留学生は約200人となります。

学区インスタグラム

プリンスエドワードアイランド州ってどんなところ?

プリンスエドワードアイランド州は、州都をシャーロットタウンに構えるカナダの東側の島歴史を感じられる場所の一つです。近年は温暖化と気象異常もあり少しずつ変化は見られますが、基本的に暖かく雪も激しくない住みやすい気候となります。

留学生が配置されることになるシャーロットタウンとサマーサイドは島のメインエリアとなり、わずかながらバスもありますが、基本的にはホストファミリーの送迎などが中心となります。大きなショッピングモールなどはなく、かなりの田舎感は漂いますが、至る所にローカルの可愛らしいお店や小さなブティークが多くあり、買い物などには一通り困らないようになっています。

Discover the Wonders of Prince Edward Island | Condé Nast Traveler

とても小さい島なので、1日で島中を巡ることが可能となっており、コミュニティーの結びつきがとても強いです。また、冬の間に雪は降るものの、他州(マニトバやオンタリオ)ほどの厳しい気候とはなりません。スキーなどができる場所もありますが、地形の関係上、BC州のようにスキーリゾートやスキーマウンテンとまではいかない環境となります。

お隣のニューブランズウィック州とは橋で繋がっており、また夏の間はノバスコシア州にもフェリーが運行されます。一年を通して観光客を多く受け入れており、島民はホスピタリティに溢れた親切であたたかいコミュニティーとなります。

近年は少しずつ移民の方々も入ってきているようですが、まだまだ古くからのカナダ人が多くを占めており、これは近代カナダでは珍しくなりつつあります。

2024年度入学の出願締め切り

9月入学:5月31日

2月入学:11月30日

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ナデシコ留学では、ご希望に合わせてバンクーバー市を含む、他ブリティッシュコロンビア州、オンタリオ州、マニトバ州、アルバータ州、ノバスコシア州、ニューブランズウィック州、ケベック州などの高校もご案内しています。

 

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