カナダのSK(サスカチュワン)州の公立学区グレーターサスカトゥーンカトリック学区の紹介です。
特徴
サスカトゥーンはサスカチュワン州では州都にあたるレジャイナよりも大きな都市で、州内では最大の規模の市です。ただサスカチュワン州自体が大きな州ではなく人口は少なめなので、規模としてはマニトバ州の州都ウィニペグの半分くらいの大きさです。日本からの直行便はありませんが、バンクーバーから国内線で約2時間ほどで到着できます。四季のあるカナダらしい美しい都市ですが、冬の寒さは厳しくマイナス20度ほどに及ぶこともあり、学区のアクティビティではウィンタースポーツを楽しむ学生も多いです。グレーターサスカトゥーンカトリック学区はカトリックの学区ですが、とくにキリスト教徒ではない留学生も受け入れています。
【以下動画あり】
詳細
学校数 | 4校 |
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入学時期 | 9月、2月、4月 |
費用 | 2025-2026年度 1年間$28,054 ※1学期(5か月)、3か月費用あり |
留学生プログラムについて
グレーターサスカトゥーンカトリック学区には全部で50校程度の小中高校がありますが、そのうち留学生を受け入れているのはグレード9(中学3年生)からの高校課程であり、受け入れ可能な高校は4校あります。これら4校にはすべてESLが用意されており、ホームステイも学区内の担当部署で手配が行われています。入学においてはほかの州と同じく英語力の要件はありません。卒業を目指す場合は、高校1年からの3年間の単位が必要で、1年に10科目まで履修をすることが可能です。日本の高校で取得した単位を交換してもらう(一部は不可)ことが可能なので、高2からの卒業留学も応相談ということです。なんと、2024年現在、日本人は学区にゼロで、3か月などの短期留学や4月からのスタートも可能ということでした。(その場合単位履修は不可)大きな都市ですが、留学生がまだまだ少ないので柔軟に対応しています。ホームステイも学区内で手配しており、フランス語話者も多いサスカチュワン州ですが、その中でもEnglish Speakerのお宅をそろえているということです。
ナデシコ留学からのコメント
カナダの公立学校のうち、それなりの都市規模があるところで「日本人ゼロ」の学校を探すことは非常に難しくなってきた昨今でも、まだサスカチュワン州のサスカトゥーン程度の規模の市で日本人がいないというのは驚きでしたが、やはり人口が少ないためにホームステイの数がそこまで多くもなく、またアクティビティなどの用意も少なめなのかなという印象を受けました。しかしSNSなどを覗くと冬にはスキー場に出かけたり、楽しげな写真も多くアップされており、留学プログラムは27年前から行っているということなので、決して留学生に慣れていないというわけではありません。
ミーティングをした担当者におすすめの学校を聞くと、とくにSt.Joseph High Schoolという高校は良いエリアにあり、素敵なホームステイも多いということでした。担当者に希望や好みを相談すると、おすすめの学校を挙げてくれるそうです。
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