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カウチャンバレー学区

カナダのBC(ブリティッシュコロンビア)州の公立学区カウチャンバレーの紹介です。

特徴

バンクーバー島にあるカウチャンバレー学区は、BCの州都ビクトリアとナナイモの間に連なる複数のエリアから構成させており、自然溢れる落ち着いた環境で留学生活を送る事が出来ます。バンクーバー島の中では、ビクトリア、サーニッチ、スーク、ナナイモ、コモックスバレーの次にくる規模の大きさになり、学校や商業施設のメインエリアはダンカン (Duncan) です。すぐ南に位置しているビクトリアからは車で1時間半〜2時間かからない程と、ちょうど良い距離のアクセスが可能です。

 地域の先住民族の方々との繋がりも強く、Cowichan(カウチャン)という名前は先住民族の言語の”とても温かい”という単語から来ています。これは他の大都市部ではなかなか得られない文化や学びを体験する機会ともなり、また約84,000人の住民の98%が昔からのカナダ人家庭なので、英語を学ぶ環境としても最適です。

一年中暖かく過ごしやすい気候(雪は年数回ほどのみ)や自然の充実度から観光地としても人気があり、他のバンクーバー島のエリアと同じくリラックスした雰囲気が漂う、アットホームなコミュニティです。

 

詳細

学校数 5校
入学時期 9月、2月、4月
費用 2025-2026年度 1年間 $28,100 1セメスター$14,425

留学生プログラムについて

カウチャンバレー学区は小さいながらも留学生(Gr.8-12) の受け入れ経験が豊富で、約20の国から毎年150人ほどの留学生を受け入れており、300人ほどのカナダ人生徒と共に学びます。留学生の国籍トップ5はドイツ、スペイン、イタリア、日本、ベルギーとなっていますが、都市部と比べると日本人数はかなり少なくなります。どっぷりとカナダに浸かり、自然豊かな中でのびのびと留学するにはとても良い環境と言えます。

学区内の5校のうち、Cowichan SecondaryとFrances Kelsey Secondaryでは留学生にとって重要なELLクラスが提供されており、丁寧な英語のサポートを受けられます。また、生徒は設備が整った学校環境で、必須科目の他にも数ある選択科目中(法科学、アート、演劇、ダンス、音楽、コンピューターグラフィック、アウトドア、写真、ロッククライミングなど)から興味のあるものを取ることが可能となり、アカデミーなども充実しています。

(C)2018 Ken Chow

以下はアカデミーとユニークな選択科目の例です(詳しくは資料のご用意もございますので、お気軽にお問い合わせください):

  • サッカーアカデミー
  • ロッククライミングアカデミー
  • コンピューター・数学アカデミー
  • ラグビーアカデミー
  • バスケットボール
  • アイスホッケー
  • 法科学
  • 乗馬アカデミー
  • ロボット工学
  • ミュージカルアカデミー
  • デジタルオーディオレコーディング

 

学区が20年以上運営しているホームステイプログラムも充実しており、ホストファミリーの選定はしっかりと時間をかけ丁寧に行います。人口の多くが昔からのカナダ人家庭となるため、英語面でも文化面でも、カナダに浸ることができます。

留学生プログラムでは頻繁にアクティビティーも行っており、地理を生かしたサーフィンやハイキング、洞窟を探索するカイビングなどラインナップも色とりどりです。また、グループでのミニトリップもあります(例:Mt. Washingtonやウィスラーへのスキー旅行、ロッキーマウンテンやバンクーバー、ビクトリアへのグループトリップ)。

ナデシコ留学からのコメント

学区の留学プログラム担当者さんはご自身が日本に7年間住んだ経験があり、日本人生徒が必要とするサポートや文化の違いを熟知しています。また、日本語を話せるスタッフさんもいることから、安心して留学生活を送れます。

各学校には美術室、劇場、メディア編集室、音楽室などの設備の他、ダンススタジオやクッキングスタジオ、ジムなどの環境が整備されています。島特有のゆったりとした時間が流れており過ごしやすい一方、バンクーバーなど本土にある都市からは少し離れていおり、普段電車やバスで気軽にとこでも行けてしまう日本の留学生さんの中には、カウチャンでの生活は自由に動き回るには若干窮屈に感じる場合もあるかもしれません。

スタッフも実際にビクトリに住んでいた際に何度かカウチャンエリアを訪れたことがありますが、都会から離れた生活をしたい、という生徒さんの中でも、どの程度の田舎度の中で過ごしたいか、で好みが分かれてくるかなと思います。ただ、バンクーバー島の最大のチャームである人のあたたかさとコミュニティーの心地よさはしっかりとあるので、自然いっぱいの島にあるこじんまりとした町で、日本人が少ない環境でのんびりとした留学生活を送りたい方には、おすすめとなっています。

学区facebook

 

この記事を書いた人
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