【高校留学】3年で卒業できるの?English12の難しさ


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こんにちは(*´▽`*)

すこーしだけ温かくなってきた名古屋からYukikoです!


でもまだ寒の戻りがあるような話を天気予報でも聞いていますが、早く春になってほしいですね。


さて、最近ラフな内容ばかり書いていて、Yukikoの存在意義を疑われているのでは、と危機感を募らせているので、ちょっとプロっぽいところも見せておこうと思い、この記事を書くことに決めました。

きわめて不純な動機です。


というのは半分冗談で、これはたまに親御さんに聞かれる質問だからです。

日本で高校卒業までは3年なので、カナダでの高校卒業も同様に3年を見積もっておけばいいのか?というご質問。

答えは「おおかたYES」です。



「おおかた」というのは、卒業するまでにはカナダは自分で科目を選んで卒業単位を構成していくので、その選ぶ単位によっては可能であったり難しかったりという感じです。

最低限の卒業要件を満たして卒業することは、実は死ぬほど難しいわけではなく、平均レベルの学力があれば3年でカタいと言えます。


ただ、カナダや州で定められている最低限の科目ではなく、「この(難しい)科目を履修して卒業したい!」という条件をご自身で持っている、または希望進学先の大学が定めている場合は、また別のお話になります。

よく私が例で出させてもらっているのは、BC州において留学生にとって3年間に履修できる科目のうちでもっとも難関な科目とされる「English12」です。


English12とは、カナダの高校生が卒業までに取らないといけないLanguage Artsという分野の中の科目の一つで、ほかにはCommunion12やFrench12があります。この3つのうち、どれかをクリアすればLanguage Artsの卒業要件は満たしたことになります。


ちなみに、科目名の後にある12という数字は高3であるGrade12の12です。英語で攻める学生は、高1ではEnglish10を、高2ではEnglish11(またはCommunication11)を普通は履修しますが、留学生は英語が未熟なので、高1でEnglish10を取らせてもらえず、高2でEnglish10を取り、高3でEnglish11と12を詰め込んで履修する人も多いです。

ついでに言うとMathなどほかの科目も10、11、12があります。


と、Frenchは当然留学生にはしんどいので、除外するとして、English12かCommunion12のどちらかから選択することになりますが、難易度でいうとCommunion12の方が易しいんです。

とはいっても寝てても取れるレベルではないのですが。


じゃあCommunication12にすればいいじゃん!と思うかもしれませんが、そうは問屋が卸さない。

カナダやアメリカの大学に進学する場合は、大体の大学がEnglish12でないといけないと定めているのですね~しかも成績としてはC+以上でないとダメです。


ちなみに親御さんからの情報によると、慶応大学の帰国生入試もCommunication12ではなくEnglish12でなければいけないらしいですよ。

日本の大学の帰国生入試は大学によって出願条件は異なるので、もし指定があればEnglish12を取らなければいけません。


このEnglish12とCommunication12は、2018年現在は学校で受講後、州試験も受ける必要があります。

3年後?から州試験は廃止になるようですが、この州試験、とくにEnglish12が死ぬほど難しいのです。


もし州試験のスコアが悪すぎて、学校の成績:州試験の成績=6:4で合計して50%に満たなかったら、English12は落としたことになり、必修単位も取れなかった、ということで、そのほかすべての単位が取れていたとしても、このLanguage Artsのせいで卒業資格がもらえないことになります。

これは、恐ろしいことに、間々起こります。。


English12を私は実際に受講したことはないので具体的な難しさは分からないのですが、教育委員会の学区のスタッフいわく「留学生でEnglish12の州試験で50%以上取れた学生はそうそう見たことない」レベルらしいです。

本当か!?と思いますが、実際学生さんに聞くと50%ギリギリだったとか30%台だったとか、そんな感じです。学校成績の方で70%以上を取っていたので、州試験が30%台でもギリギリトータルは逃げ切れた、という「学校成績でできるだけ稼いでおく」方が多いようです。


実際に私はEnglish12を勉強したことはないのですが、シェイクスピアとかポエムとか、いわゆる日本語でいう「古文」「漢文」が入ってくる感じのようで、英語が話せるからできるという代物でもないようです。

そう、Language Artsは日本で言う「国語」なのです。


たしかに、日本人で日本語がペラペラでも、「古い日本語」とか「言葉の成り立ち」とか「表現力」というのは学生によって全然違います。

もともと英語の感覚が乏しい留学生にとっては、「現代英語」すら大変なのに「古代英語」を勉強させられるのは結構カオスなんだろうなと思います。


とはいえ、取らなければならない人は取らなければならないので、やばい!と思ったら早めに言ってもらいます。

カナダの公立高校は、夏休みの講習やオンライン講座などで、別途単位が取れることもあり、また必要な学生にはチューターと言って、家庭教師のような人をつけるシステムもあります。

このようにして、早めに対策することでどうにかこうにか、3年で卒業を目指すことも可能なのです。


とは言っても、やっぱり本人の努力と能力次第。

希望進路的に、English12が必要な学生さんなのに「みんな3年で卒業できてるじゃん!」とタカをくくっていたら、みんなCommunication12で卒業していただけだった、なんてオチは良く聞きます。

日本の帰国枠はEnglish12かCommunion12かの指定がない大学が大半のようです。


English12を取ってみたくても、帰国枠の学生は合計GPAを下げないためにあえてCommunion12を取る学生さんもいるくらい。


相当脅しましたが、みんななんとかやっています(笑)。

ただ、事前に自分が乗り越えないといけない壁の高さを知っておくことは、留学ではとても大事なことです。

親御さんの目が届かない中で勉強量を調整することは思っているよりも容易なことではありません。目標があって初めて、自分で動くことができるのだと思います。


受け身でいては、3年で余裕で卒業、希望の進学先へ!とはならないのが現実です。

もちろん学校からもしっかりと卒業単位については説明がありますが、私たちも一緒に見ているので、必ず学生さん本人でも理解して目標として進んでほしいなと思います。


受け身でいると、取らないといけない科目を取ってなかったりする学生さんもいますから。。

ただ学校が卒業までは必ず導いてくれますけどね、その先、たとえば進学先が求めている科目単位は自分で把握していないと学校はそこまで面倒みてくれません。


日本でも、高3生はそれぞれ志望大学でどの科目試験があるか、センターで提出する必要があるか、自分で調べて勉強しますものね。


という、ちょっと厳しいようですが、高校卒業留学のリアルでした(‘ω’)


いつもふざけてますが、進路相談や科目相談は上記のように熱くサポートしています!!

ではまた次回~


※上記のシステムはBC州の卒業単位システムに則った説明です。アルバータ州もかなり似ているシステムを持つようですが、州によって卒業単位規定は異なります。

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