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カナダで買うお薬の話

 

こんにちは、日本よりYukikoです。

今日のブログは豆知識系です。お薬のお話。 なんでそんなネタかというと、風邪ひいてしまいました。寝れません。ブログを書いている時間がおかしい。朝5時前。 で、「あ!あの風邪薬をカナダから密輸入したではないか!」(本当は合法です)と思い出して、引っ張り出してきて思い浮かんだのです。 これをネタにしよう、と。 とうとう体を張ってまでネタを求めるようになりました。

実は、帰国直前にも風邪をひいていました。 結構本気の風邪です。

まだパッキングも終わっておらず、藁にもすがって治したかった私は、当時の同僚の女性2人から「この風邪薬はめっちゃ効く!!」と言われて写真の薬を買いました。

薬

日本ではのど飴で有名な「VICS」の「DayQuil NyQuil」です。 日本にはあまりなさそうな美しい色使いですね。

この薬のすばらしいところは、その錠剤のデカさと色だけでなく、昼と夜と異なる風邪の症状に、薬を分けて飲むことでアプローチするところにあります。 両方、一度につき2錠飲むことになっています。 このデカい錠剤を一度に2錠も飲ませるとは拷問のような話です。

が、すっごくよく効きます。 この薬の噂をしていたら、当時の社長とほかの同僚も集まってきて「効くよね~」と盛り上がりました。 結構有名な薬だったみたいですね。

ただし、カナダで薬を買うときに注意しなければならないことがあります。 服用量です。

北米で販売されている薬は、大多数の人の体のサイズに合わせてその調剤量が決められています。 大多数、とはアジア人よりも体の大きな白人や黒人のこと。 つまり、日本人のような比較的体の小さな人種が、その薬のインストラクションに沿って服用していたら、日本のものの数倍の含有物質を摂取してしまうということです。

という話はよく聞きます。 実際に、生理痛などでよく服用される「EVE」でも聞き覚えのある「イブプロフェン」。カナダで販売されている同じ種の鎮痛剤には日本のものの3倍ほどの量が調合されているとか。 なんだか怖い気もしますねー。

ただ、素直にその薬のインストラクションに沿ってその錠剤数を飲んだとしても、まず大事に至ることはないそうですが、今後免疫がついてしまい日本の薬が効きにくくなるというのも聞いたことがあります。 ありえそうですよね。

ちなみにカナダはコア治療(歯科治療やリハビリ、薬処方以外)は国民すべて無料です。日本の3割負担は世界的には悪くないそうですが、無料とはうらやましいですね。 ただ待ち時間が長く、いきなり専門医にかかることができないので、アクセスは良くないともっぱら不評です。

一方、アメリカはご存じの通り個人負担、もしくは民間保険の利用で医療費が高いんですねーみんな病院へ行かずにドラッグストアなどで薬を購入して治そうとします。 日本では手に入らないタイプの抗生剤も普通にドラッグストアで買えたりします。 カナダの保険しか入っておらず、旅行中にアメリカで軽い病気になったときには助かりました。

とは言っても、やっぱり英語力に不安のあるうちは、必ず病院に行きましょう。 やっぱりそれが一番ですからね。

ちなみに、日本で保険に入ってきた方は、きちんと医療通訳もつき、病院までのタクシー代も出ます。 実はかなり手厚いんですよ~。

「保険には入ってきたけど…なんかシステムもよく分かんないし、先生の英語が分かるかどうかも…。ドラッグストアの適当な薬でいいや!」 というのはまじでもったいないです。 というか体がかわいそう。

英語の勉強にもなるし、まだ病気でも元気のある人はドラッグストアで駐在している薬剤師に症状を伝えて薬を購入してみてもいいでしょう。 でも、そんな元気のない人は保険使って病院に行ってください。きちんと体に合った薬が保険でカバーされます。

という今回はお薬のお話でした~ ところでmedicineって不可算名詞なので複数形でもmedicinesとはならないんですよ。 めっちゃ数えますけどね。なんででしょうね。

さぁ薬飲も。 ところで朝5時ってDayなのか!?Nightなのか!

 

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