こんにちは、日本は名古屋市外からYukikoでーす
先日、土曜日はバンクーバーで毎年恒例のZombie Walkが開催されたようですね。 私のFACEBOOKでもバンクーバーの友人たちがたくさんのゾンビ写真をアップしていました。
Zombie Walkというのは、毎年このくらいの時期に開催されるバンクーバーらしい楽しいイベントのひとつです。 なにをするかというと…
ゾンビメイクを施して歩くだけです。
潔さすらも感じる名前そのままのイベントですね。 3年前にバンクーバーにいた際には、そのことも知らずにサンドイッチ屋でサンドイッチを売っていました。Pacific Centreというモールの中のフードコートで働いていたのですが、突如たくさんのゾンビが店にサンドイッチを買いに現れて、そのイベントのことを全く知らなかった私は 「みんな大怪我をしているではないか!!なのにサンドイッチを…!?」と一瞬テンパったことを覚えています。
その後たくさんのゾンビが輪になってフードコートで昼食を取っている姿は非常にシュールな光景でした。
こんな感じのゾンビがサンドイッチを食べていたわけです。
そして2年前は日本にいて、昨年は実際に参加しました。
友達とかなり気合を入れて、まずは準備から、とバスを乗り継いでそういう店に行きました。何ショップというんでしょうね。ゾンビグッズショップ?
こんな言い方まずいかもしれませんが、非常に気味の悪い…不快な店でした。 でも店長さんいわく、ハリウッドや映画製作で使用するゾンビグッズを卸したりもしている、その筋(ゾンビ筋)では結構有名なお店らしいですよ。
こんなお店でした。
もはやお化け屋敷気分でテンションも上がりました。
かなり広いお店で、不快なものが不快に見えるようにディスプレイされていましたよ~。 店長さんはゾンビになる方法がどれだけあるのか、その卓越した技などもこっそり私たちに仕込んでくれました。毎年同じおじさんが来店しては店長と、いかに個性豊かなゾンビになるかを相談したりするとも言っていました。 そういう話を聞くのもとてもおもしろかったですね!ちなみにゾンビウォークとハロウィン以外の時期はかなり暇だそうです。 でしょうね。
そして血のりやシール、小道具などを購入して準備万端です。 店長さんは緑のスライム的なものをサービスしてくれました。
当日… 真剣にゾンビメイクを施しています。毎日の化粧よりも丁寧かつ本気でやりました。 と言っても所詮私はジャパニーズ・ゾンビ。控えめでした。
そしてこんな感じに… この頬の大怪我は立体的なシールと血のり、黒と青のカラーで作った気がします。 いかにリアルにするか、かなり楽しかったです!
ちなみに後ろで謎のポーズを取っている友達は「緑の顔の水兵ゾンビ」というカオスなテーマで挑みました。
いざ、Art Galleryへ!ゾンビの集合場所はいつもArt Gallery前とのことです すごい人でしたー
でもゾンビじゃない人とゾンビと半々くらいでしょうか?写真を撮っている人が多かったです。
こういうテーマがあって、しかも集団でコンセプトを統一しているグループはきっと常連なんでしょうね~ 演技つきですよ!笑いもせずしゃべりもしません。「ア~」とか「ウ~」とかしか言いませんでした。
でも写真を求めると、静かに集まってくれて静かにポージングに協力してくれます。
こんなかわいいゾンビもいます!右の人はもはやゾンビではない気がしてなりません。おそらくアバターでしょう。
友達のカオスコンセプトのゾンビは大人気でした!やっぱり派手であればあるほど写真を求められますね! ゾンビたちにとっては、写真を求められることがステータスのようでしたよ。
しかし私と友達はすぐに飽きて疲れてしまう年増ゾンビでした。 確か20メートルくらいウォークして、途中で脱線しアパートに帰って出前を取った記憶があります。
小さな子供からおじさん・おばさん、ときにはおじいさんやおばあさんまで! やっぱりこういうお茶目なノリは海外ならでは、ですね!サービス精神も旺盛だし、みんなでイベントを思いっきり楽しもう!という雰囲気でいっぱいのステキなイベントです。
こういうノリのいいイベントは、なかなか日本では体験できないかもしれません。 歩道もけっこう血のりがついちゃったり包帯の切れ端が散らかったりと、片づけも大変だろうに、バンクーバー市も寛大だなぁと思います。
同じくハロウィンもかなり盛り上がります! ハロウィンのときの現地レポートが楽しみですねー!!
と、ハロウィンは取材を入れるくらい気合いを入れて書いてほしいなという圧力を現地スタッフに向けて、今日はしめくくります♡