Yukikoです(*’▽’)
今日はさくっと、おもしろおかしい話題。
カナダに住んでいる日本人にとっては完全に「憂」でしかないんですが、はたから見ていると「喜」なのが、カナダ人の適当さ。
そういう適当、というかおおらかなところが私的なカナダの好きなポイントでもありました。
ただ巻き込まれると本当にイライラしますけどね(・∀・)
たとえば、最近、仲良くしてもらっている語学学校のカウンセラーさんに起こった悲劇。
自宅マンションが先日謎の断水に見舞われたと思ったら、今度は水漏れで家が水浸し…
こういうとき、日本なら即日で修理が入ったりとにかく次々に事が運ぶのですが、カナダはそうはいきません。
まず業者の動きがモーレツに遅く、修理ももちろん即日どころか2~3日経ってもこないことも…。
そして、やっと修理業者が来て!やったー!!と思ったのもつかの間、
「いつ終わりますか?」と聞いて「2~3日ですね」と言われても、平気でそこから1週間くらいかけます。
適当にもほどがありますよね(´◉◞౪◟◉)
これがカナダです。
というわけで、そのカウンセラーさん一家は終わりが見えないホテル暮らしをしばらく続けることを余儀なくされたのでした。
もうお金もかさむし、本当に迷惑極まりない話だと思いますよ…。
ほかに友人の体験談のエピソードで、住居だけでなくこんな身近なお話も。
普通に路線バスに乗っていて移動していたら、突然バス停でもないところで停車し、乗客が「???」と思っているとバスドライバーからアナウンスが。
「今日は俺のシフトはここまでだからみんな下りて後ろのバスに乗って!」
と。。
すごくないですか。
日本だったら即クレーム、即ニュースですよ。
でもみんな許すのがカナダ人なんですよね。すごくおおらかというか、のんびり屋というか…。
みなさんだったらどうしますか??
留学生はもちろん、大体アナウンスが聞き取れずにうろたえることになります。
そしてほかの乗客が見かねて説明してくれるあるある。
きっとエピソードだけだといまいち分からないので、ちょっとFacebookで見かけた画像で検証してみましょう。
すいかの箱に山盛りパイナップルをディスプレイするカナダ人
トイレットペーパーはあえて穴を通さないカナダ人
レモンジュースの箱にライムジュースを入れ
ライムジュースの箱にレモンジュース入れるカナダ人
…わざわざ入れ替える意味!!
ケーキを均等に切れるように線付けてくれてるのにわざわざ逆らって切り続けるカナダ人
画像はふざけてしまいましたが、本当に日本人のような細やかさはないので、たとえ日本人が良かれと思ってやってもその親切に気が付かないことすらあります。
これが国際理解っていうものなのだな、とつくづく実感します。
日本は最近、有名人が何かを起こすととくにネットでは過敏に反応してバッシングなどが強めになるのですが、我々は寛容さが足りないと、社会問題にもなりつつありますよね。
でもその自他に対する厳しさがこれまでの日本を支えてきたのだし、ここまで日本を発展させたのだし、簡単に手放すべきものでもないとも思ってしまったり。
難しいところですよね、バランスが。
留学に行くと、その国のいいところも悪いところも体感しますし、それに対しての「日本だったら…」を必ず感じて帰ってきます。
その相対的な考え方、いわゆるクリティカルシンキングが自然にできるようになるのは留学の賜物ですよ。
カナダではとにかくこの適当加減に最初はびっくりします。
でもきっと慣れていくことと思います。
カナダ生活の長い日本人は、こういう場面でカナダの国歌のタイトルをこぼします。
とりあえず苦笑いしてこう言うのです。
「オ~カナダ~…(笑)」
でももちろんカナダ人も人それぞれ!
細かい人もたまーにいますよ。
とくにそういった性格のカナディアンは日本人やアジア人との相性がよかったりします。
こういう人。
デオドラントスプレーを使うときにインストラクションにのっとって15センチ測って吹きかける、みたいなカナダ人。
上記はもちろん大げさな例ですが、日本ではありえないいろいろな人や出来事とぶつかって、たくましくなることは間違いありません!
ぜひ体感してきてもらいたいなと思います(∩´∀`)∩
今日はちょっとしたおふざけ小ネタ集みたいになりましたが、カナダのことを分かってもらえたらうれしく思います。
ではまた今週もがんばりましょう~!!