こんにちは、ナデシコ留学Yukikoです!
2025年6月にオンタリオ州の キングストン(Kingston) に現地視察に行ってきました。
なんと、日本の留学エージェントとしてキングストンの学区(Limestone District School Board)を訪問したのはナデシコが初めてだったとのこと!光栄ですね。
現地スタッフの方にもとても歓迎していただき、貴重な情報をたくさん伺ってきました。
今日はその視察レポートとして、キングストンの街の雰囲気、学区の留学生プログラム、そして実際に見て感じたことをまとめてお届けします!
■ キングストンってどんな街?
● バンクーバーとはまったく違う、“古き良きカナダ”の空気
キングストンはオンタリオ州南東部に位置し、トロントとオタワのちょうど中間あたり。人口15万人ほどの中規模エリアです。
どちらの都市へもアクセスは可能(とはいえ長距離列車で2~3時間くらい)で、大都市に挟まれた便利さと、落ち着いた歴史ある生活環境が共存する場所です。
初めて街を歩いて驚いたのは、
「アジア系移民がほとんどいない」 ということ。
バンクーバー周辺では当たり前に見かけるアジア系の雰囲気はほぼなく、
良い意味で“カナダの原風景”的な空気が流れています。

● 若さと活気があふれるダウンタウン
キングストンの中心地には、カナダ有数の名門 クイーンズ大学(Queen’s University) があり、学生が多くとても活気のある雰囲気。
カフェやレストランも多く、歩くだけで楽しいエリアでした。


港から出ているクルーズの観光船が人気だそう。
● 観光地としても魅力的
フォートヘンリーなどの史跡、美しい湖の風景など、観光都市としても人気があります。
街の規模は「大きすぎず、小さすぎず、ちょうどいい」。
留学生活においてこれはかなり大きなポイントで、生活しやすく、治安も良く、落ち着いた環境が整っています。

■ ライムストーン学区の留学生プログラム
今回、学区の留学生担当チームと直接お話しし、学校もいくつか視察させてもらいました。ESLのある2校と、そのほか2校です。
● 学校は“古すぎず・新しすぎず”の安定感
キングストン周辺の高校は、最新式の巨大校というより、
整った施設で必要なものが揃っている「ちょうどいい」規模の高校が多い印象でした。コースも様々用意されています。
ただし、学校自体はどれも大きめで、ホールや体育施設もしっかりしています。BCに比べて総人数が少ないわりに校舎はBCくらい大きいのが特徴的ですね。

● ESLがあるのは2校のみ
留学生受け入れ校は学区内に 7〜8校(ローカル生の数により受け入れ可能校が変わるそう) ありますが、
ESL(英語サポート)を提供しているのは Loyalist Collegiate & Vocational Institute と Bayridge Secondary School の2校のみ。
英語力に自信がない留学生はほぼこの2校に配置されるとのことです。

Loyalist校。Collegiateとついている高校は古い歴史のある学校が多いそう。こちらはちょっと古めの学校でした。

2025年現在、ナデシコにはこのBayridgeに通っている学生さんもいます。

その学生さんと先日オンラインでお話したときには、学校から借りたギターを練習していました!今では数曲弾けるようです。

本格的なヘアカット&デザインを勉強する授業もあります。

調理のクラスはプロ級の設備で勉強してカフェテリアで食事の提供をします。
● 日本人はかなり少ない
2025年現在、
日本人生徒は ESLのある2校に5名前後。
ESLのない学校では ゼロ のところもあるそうです。
アジア系全体が少ないため、
「日本人生徒が多すぎて英語が伸びにくい」という心配はバンクーバー付近BC州と比べると最低限 ですが、モチベーションの高い学生さんや英語力が高い学生さんはESLなしの学校も検討してみるのもいいと思います。

● ヨーロッパ勢が圧倒的に多い
ライムストーン学区の特徴は、とにかく ヨーロッパ出身の留学生が多い こと。
文化や価値観が近く、英語力が高い生徒も多いため、学びの環境はとても良いとのことでした。
● ホームステイは“学区手配”という珍しいスタイル
オンタリオ州では珍しく、ホームステイを 学区が直接手配 しています。
料金は比較的安価で魅力的ですが、
ホスト家庭の数は限られており、現在は確保に苦労している状況 とのこと。
(今後は早めの申し込みが鍵になりそうです)
● スタッフは小規模チームでアットホーム
留学生担当は小さなチームで運営しており、留学生一人ひとりをしっかり見てくれる“距離の近さ”が感じられました。
もともと日本人カウンセラーさんが学区にいらっしゃったのですが、今年度に入られる直前に急なご事情があり辞められてしまったようです。日本語はお話されませんが、ほかのスタッフの方もしっかり寄り添ってくれる対応なので、その点は安心しています。
● 月1のアクティビティが魅力
・オタワ観光
・トロントツアー
・ナイアガラの滝 など…
月1ペースでしっかり開催しており、
留学生同士の交流やカナダ文化体験の機会が豊富です。詳しくは資料があるのでお気軽にお問合せください。
■ 視察しての率直な感想
● 古いヨーロッパの雰囲気が魅力的
バンクーバーなど西側の“新しい街”とは異なり、
キングストンは石造り(ライムストーン)の建物や歴史を感じる街並みが多く、
ヨーロッパ的な趣が残るとても素敵な場所でした。
● 生活規模がちょうど良く、インフラも十分
普段の生活に困ることはなく、中心部は特に便利。
必要なものがコンパクトに揃っている印象です。ただ大都会のような派手さはありません。
● 「古くからのカナダ」に浸れる街
移民が少ないため、
“古き良きカナダ文化”を肌で感じたい子には最高の環境。
● 排他的な空気はなし
学生都市や観光地であること、大都市に挟まれていることもあり、
地元の人の雰囲気も穏やかでフレンドリーでした。途中にいくつかのお店に立ち寄りました。
● アジア系の空気から少し離れてみたい人には特におすすめ
バンクーバーやトロント郊外のようにアジア系が多い環境より、
もっと“ローカル色が濃い場所”で留学したい子には、
キングストンはぴったりの選択肢だと感じました。
■ まとめ:キングストンは「落ち着いた本当のカナダ」を経験できる街
今回の視察を通して感じたのは、
キングストンは派手さはないけれど、
学びに集中しやすく、生活しやすく、文化的な深みもある“バランスの良い留学都市” だということ。
ライムストーン学区は、
・日本人が少ない
・ヨーロッパ勢が多い
・アットホームな学区運営
・歴史ある街で安全
という特徴があり、穴場ながらとても魅力的です。
「アジア系の多い環境はちょっと避けたい」
「ローカル感のあるカナダを体験したい」
「派手な都会より“落ち着いた学生街”がいい」
そんな方には特におすすめです。
気になる方は、お気軽にナデシコ留学にご相談くださいね!
