2024年3月20日(水祝)に東京相談会、3月23日(土)に大阪相談会を開催します
留学相談会

ナデシコ高校留学生たちに会ってきました!

こんにちは!

日本からYukikoです!

新しいスタッフの彼女の名はAkimi。

カナダ歴はすでに5年、頼れる落ち着いたお姉さんです。

私もすでに頼りっぱなし。

 

またAkimiについては追って記事を書いてご紹介したいと思います。

 

お先に私の出張レポート(´◉◞౪◟◉)

もうさいっこうに楽しかったですし、これぞ私の仕事のだいご味でした(´◉◞౪◟◉)

 

今回は前回の出張で出向いた、遠方の学区であるセントラルオカナガンには行けなかったものの、バンクーバー近郊に通う学生さんたちにはほぼ全員(会えなかった学生さんはテスト前だったので学校で勉強されてたとか…!)に会ってお話を聞き、その様子をしっかり目に焼き付けてきました。

 

実は今回の学生訪問では動画も撮っています。編集中なのですが、間もなく公開の予定です。

このブログでは、事前にコメント集として、学生さんの1年終えての感想を綴れたらと思います(^^)

 

まず出向いたのはアボツフォード学区。こちらは学校へは何度も出向いていて、学区中の主要な学校はすでに見学などしているので、今回は学生さんとお話をしやすいモールで集合しました。

 

こちらではお二人に会ってお話しましたが、二人とも、この6月で帰国をします。1年しっかりがんばれたようです。

そのうちのHちゃんは本当は卒業留学の予定で渡航しました。途中で1年に切り替えたのですが、その心境などを聞きましたよ。

 

「日本のようにクラス制ではないので、学級の連帯感や団結力はなく、体育祭や文化祭などのイベントの盛り上がりなど、学生時代の独特の楽しみがないことに気が付いた。来る前は憧れで楽しみなことばかりいっぱい考えていたけれど、日本の高校の良さや楽しみも捨てられないと思った」

 

と、ごもっともなことをおっしゃっていました。

これには納得してしまいましたね。留学をおすすめする身ではありますが、私は基本的には価値観は相対的なものであると思っているので、いいところと悪いところは日向と影のように生まれるものだと思っています。

 

カナダの学校はクラスがない分、陰湿ないじめなどにはつながりにくいシステムになっています。身軽で、いろいろなクラスでお友達との出会いもあります。

ただ、一つのクラスで長い時間を過ごすわけではないので、勇気を出さないとなかなかお友達として定着していかないとこともあります。

 

「行けば自然にカナダ人の友達ができると思っていたけど違った。自分で勇気を出さないといけないことに途中で気が付いた。やっぱりクラス制ではないから日本とイメージが大きく異なっていた」

 

と、最初のころの苦労を思い出して二人で苦笑いされていました。

ただ、そんな時間を過ごして今を振り返ると、大変だったけどあっという間だったと感じるようです。英語も聞く分にはもうほとんど問題なく、お話も日常の範囲の会話であれば難がないそう。

 

「これから日本に帰るけど、もう大体のことは乗り越えられそう!それくらい最初は大変だったしつらかった。あれを乗り越えてきたんだから、今はもうなんでもやれる!って思う」

 

と、最後にとっても印象的な言葉を伝えてくれた16歳のHちゃん。

16歳にこんなことを言わしめる高校留学って、すごくないですか。。。

 

確かに毎月の親御様レポートを作成していて、最初の2か月くらいは結構暗いですし、つらそうで仕方ありません。きっとその後も、地味に大変なことがいろいろあったんですよね。

でもその時間を経て、今こうして強くなったんだな、と身震いすらしました。

 

次に訪れたのはメープルリッジ学区です。

ここでは、3名の学生さんに会いました!

 

ランチタイムに学校内で会う約束をして(もちろん学区に許可取ってます)、この日はたまたまピザランチデーだったということで、両手にピザを持っている学生さんから確保。

すっかりカナダの学生になじんでいましたね。

 

実はこの学区に通うMちゃんは、先ほどの学区の学生さんとは反対に、1年留学だった予定を卒業留学にシフトチェンジしました。

なんで計画変更したの?と聞くと、「うーん。。どっちもいいと思ったんだけど。。」と笑いながら葛藤したと話してくれました。

 

進路について聞いたときのお話が、この学区の学生さんたちは印象的でした。

 

「カナダは2年でもがんばれば卒業できるシステムだし、めちゃくちゃそれが難しいわけではない。そういうところは日本よりも自由だしいいなと思う。進路はアジア圏の大学を考えている。カナダとかアメリカだけではない国にも興味がある」

 

と、もう世界を見てるんだ!と視野の広さに驚かされました。

 

大学生とか大人で留学すると、カナダを「これから住む国」「腰を据える国」として意識して、永住権のことを考える人もいます。

でも高校生は違うんですね。

 

カナダはあくまで人生の一部で、これからまだ自分を成長させる場はほかの国にもあると考えているんです。「この留学で終わりなわけじゃない!」感がもう。。すごい。

やはりもっと高い壁を目指そうとしているところがお話から伺えましたし、彼女たちの世界の広がりをまさに直接感じることができたひと場面でした。

 

これにもまた身震い。

 

その学区には、一人Gr9という中3の学生さんがいて、残りの2人は日本でいうと高校生。

この学校は4年制の学校なので、みんな同じ校舎で勉強しています。

少し勉強が苦手なその学生さんが、二人にテストの数学のお話をすると、お姉さんの二人がやんややんや言いながらアドバイスをしてくれていました。

 

日本人が少ない環境を好む留学生さんは多く、私もいすぎるのはどうかなと思いますが、数人の先輩がいてくれることはかなり心強いことです。

日本語で話してしまうといっても、やはり周りはカナダ人がうじゃうじゃいます。ときに心を休ませたり、アカデミックなことで助けてもらったりというのは、いい面の一つだと思います。先輩は意識も高い子が多いので、あまり日本人ばかりとべったりのグループになろうともしないように見受けます。

 

で、最後に出向いたのはミッション学区!

ここでは中学校に通うGr9の学生さんも引き連れて、高校で動画撮影をしました!

 

ここでのお話を先にしてしまうと、ちょっと動画がつまらなくなるのでミッション学区は割愛です。

 

最後にそれぞれの学区で撮ったお写真を(*’ω’*)

 

 

留学の仕事の中身というのは、ほとんどが事務仕事で、日常に埋もれるとなかなかモチベーションを見失います(笑)

 

そんな中、こうして1年に1回、学生たちを見て、成長を目の当たりにし、私も勉強させてもらえるようなコメントを毎回聞けることが、何よりもの楽しみでモチベーションです。

私はここで1年のモチベーションを補充して帰ってくるのです(´◉◞౪◟◉)

 

こうして若い時に海外に出た女の子たちが、海外先進国にあって日本にないものを学び、日本に戻った時に違和感を感じることで、日本がさらに前へ進めるような新しい力になってくれることを心から期待しています。

とくに社会での活躍!女の子でももっとできるんだぞって、もっともっと示してほしい!これは私のひとりよがりな野望。

 

何よりも彼女たち自身の人生が新しい価値観でもっともっと豊かなものになりますように。

 

今回もそんな期待をより膨らませてしまう私でした。

あー本当にいい仕事!死ぬまでしてたい仕事です(*´▽`*)

 

ではでは、次回はもうちょっとざっくばらんな出張での私の生活のレポートでも書きます!

今週もまたがんばりましょう~!

 

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