海外留学の流れ

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1. 情報収集

情報収集の仕方

ひとつの情報だけを鵜呑みにしたりせずに、いろいろ調べてみてどれが正しいのか判断します。 留学の情報誌(書店や図書館などで入手できる) 留学情報機関や留学体験者のホームページ 留学関係のイベントやセミナー(ナデシコ留学の定期留学相談会) であなたの留学の目的を一緒に明確にして行きましょう。

留学の目的を明確に

そもそも何で留学したのか?毎年留学をする人は6万人近くいますが、そのどれもが成功に終わるわけではありません。
「英語が話せるようになりたい」、「海外で生活してみたい」、「留学すれば将来の就職活動に有利になる」。
このような漠然とした目的ではなく「なんで英語が話せるようになりたいのか」、「海外で学ぶべきことなのか?」1つ深い質問を自分に投げかけることでより留学を充実させることができます。

留学の種類

ひとくちに留学といっても、その目的によって色々なことが異なります。 自分の目標を達成するためには、どの留学パターンが合っているのか考えてみましょう。

語学留学 語学力の向上を目的とした留学。
語学学校に通いながら、ホームステイやアクティビティなどを楽しむ。
入学条件などがない場合が多く、初心者からでも授業に参加することができる。
ワーキングホリデイ 観光を目的としたバカンスに近い留学。 フルタイムで働ける許可がついてるため、少ない予算で留学を実現できる。
専門留学 専門スキルの習得や向上を目的とした留学。
希望分野の先進国で、最先端の知識を身につけることができる。
ある程度の語学力を必要とする。
進学留学 2年制大学や4年制大学などへ進学することを目的とした留学。
入学するためには語学力だけでなく、相応の学力も必要とされる。

国ごとの違い

自分の学べることのできる国を探します。語学留学だけでしたら自分の興味がある国を選んでも良いかもしれません。
専門/進学留学の場合は国ごとに特化した学問も変わってきますので、本当に自分に合った留学先を見つけましょう。

予算を考える

授業料や滞在費、生活にかかる費用などは国や地域、留学先となる学校の種類によって大きく異なります。 資金が足りなくなって途中で帰国することにならないよう、ある程度ゆとりのある予算計画を建てましょう。
親御様向けに留学費用をご紹介していますのでそちらもチェックしてみて下さい。留学費用について
バンクーバーで1年間留学した場合の予算目安

留学タイプ 予算目安
語学留学 160万円~250万円
ワーキングホリデイ 150万~200万円 *別途100万円前後の収入見込み
専門留学 300万円
進学留学 400万円

出発時期、留学期間を考える

どれくらいの期間や費用を留学に費やすことができるのか、目標達成のためにはどのくらいの期間が必要になるのか、また留学先への入学はいつからになるのか、入学手続きなどの時間は十分あるのかなど現在の状況を客観的に把握し、検討しましょう。

学校探し

留学先の国や目的が決まったら、その条件にあった学校を探しましょう。
自分で学校探しをするのは難しいのでこのタイミングで無料カウンセリングを受けることをオススメします。
無料カウンセリングはこちらから

2. テストを受ける

TOEICを受けてみる

東アジア(特に日本/韓国)で有名なTOEICを受けてみて自分の現状の英語力を知りましょう。(受験料¥6000)
http://www.toeic.or.jp/
高校や大学によっては団体受験を受け付けており割引価格で受験が可能ですので、そちらもチェックしてみましょう。
英語圏で有名な英語力をテストはTOEFLもしくはIELSです。

入学条件を満たす

進学留学をする場合は語学力判定テスト以外に必要とされるテストがあります。 どんなテストが必要なのか、いつまでに提出しなけなければならないのかを早目に調べて、余裕を持って受けておきましょう。

SAT Scholastic Assessment Testの略。
アメリカの高校生を対象とした、大学進学の適性判定テスト。留学生に求められるケースはあまりないが、学校によっては求められることも。日本国内でも受験することができる。
GRE Graduate Record Examinationの略。
アメリカやカナダの大学院進学希望者を対象にした進学適性テスト。日本でも受験することができる。
GMAT Graduate Management Admission Testの略。
ビジネススクール(経営大学院)への進学希望者を対象にした進学適性テスト。アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなど、世界のMBAプログラムで提出が求められている。
LSAT Law School Admission Testの略。
ロースクール(法律大学院)への進学希望者を対象にした進学適性テスト。主にアメリカ、カナダで提出が求められる。

3. 出願する

必要書類を準備する

募集要項にしたがって、出願に必要な書類をそろえましょう。 語学学校の場合は入学申請書類を記入し、残高証明書などの必要書類をそろえて、入学申請料の支払いが指示どおり済まされていれば入学許可がおります。 大学や専門学校などの場合は、入学申請書類、事前のテスト結果等の書類選考となります。

代表的な応募書類と内容

Apply

入学申請料・願書申請料の送金

出願時に入学申請書類提出と同時に支払うのが一般的。金額や送金方法は学校の指示に従う。 外国為替取扱銀行で送金小切手をつくって送付するのが一般的だが、銀行から学校の指定口座へ電信送金する場合もあります。

4. 入学に備える

入学申請料・願書申請料の送金

出願後、入学申請書類に問題がなければ、学校が発行した入学許可書が手元に送られてきます。 一般的には語学学校の場合は約1ヵ月、2年制大学・4年制大学の場合は2〜4ヵ月ぐらいが目安。 入学までに必要な諸手続きの案内が同封されているので、よく読んで手続きをすすめておきましょう。留学にかかる費用を確認する。

入学許可証をチェック

手元に届いたらまず記載されているすべての情報に間違いがないかどうかを丁寧に調べる必要があります。この入学許可書は入国のために必要な学生ビザを取得するために必要となる大切な書類であり、もし間違いがあったら、すぐに学校へ連絡して訂正または再発行をしてもらわなければなりません。

授業料の支払い

入学申請料・願書申請料の支払いと同様に、学校の指示に従って支払う。支払い期日が明記されている指示書が同封されていることが多いので、期日までに間違いなく支払いが済まされるように手配をしましょう。 支払いが期日をすぎてしまった場合には、入学許可を取り消されることもあるので注意が必要です。留学にかかる費用を確認する。

滞在先の確保

入学許可がおりたら、留学中の滞在先を確保します。 出願時に申し込んでいる場合は、滞在先についての案内が同封されていることが多い。ホームステイ滞在の場合は手配に数週間かかることが多く、大学寮滞在の場合は空き部屋が埋まってしまうことも考えられるので、出来るだけ早く手配を済ませましょう。

同封書類を確認

同封されている書類の中には、学校や滞在先までの交通案内や空港での出迎えサービス、到着後のオリエンテーションについて記されています。すべてをよく読んで、不明な点があれば早いうちに学校へ確認しましょう。

5. 渡航準備をする

ビザの手配をしよう

ビザが必要な場合は、入学許可証が届き次第申請しましょう。 申請条件や料金などが急に変更されることもあるので、必ず各国大使館のホームページで最新情報を確認します。 年末年始や夏休みなどの前には混み合うので、余裕をもって申請することをオススメします。各国の祭日は大使館も閉館となることがあるので注意が必要です。

航空券の手配をしよう

出発の時期が海外旅行のシーズンと重なる時は運賃が高くなる上、席が確保できないこともあります。 出発日が決まったら、できるだけ早目に航空券の手配をしておきましょう。

海外留学生保険に加入しよう

留学が決まったら、海外留学生保険に加入します。留学先での病気やケガはもちろん、盗難や、トラブルにまきこまれて賠償請求をされた時などでも保険でカバーされます。保険会社によっては日本語の話せるスタッフが病院の紹介や手配をしてくれるサービスなども。保険に加入していないで海外で病院へ行くと治療費が高額になりますので必ず加入しましょう。1年間の保険料は10~20万円が目安です。

有名な海外保険

留学先の国を知っておこう

留学中は文化や習慣の違いから発生するトラブルが多々起きます。日本ではあたりまえのことが、海外では非常識ととられてしまうこともありますので留学前に渡航国についてしっかり調べておきましょう。

語学の学習をしておこう

留学前にきちんと学習しておいた人ほど、留学中の語学力の伸びは大きいです。 語学スクールに通ったり、テレビやラジオの語学講座を聞いたり、外国映画を観たりして、外国語を耳に慣れさせておくといいです。

日本の文化も学んでおこう

ホームステイ先のファミリーやクラスメイトたちに「日本ってどんな国?」と質問されても答えられるよう、日本のことも最低限は知っておきましょう。

6. 出発と到着

出国までの流れ

出発の2~3時間前までには空港に到着しておくように。 自分の利用する航空会社のカウンターでパスポートと航空券を見せて、搭乗券を受け取ります。 出発の1時間前には出国ゲートに行き、出国手続きを受け、搭乗ゲートから搭乗案内に従って機内に入ります。 台風など、気象条件によっては自分の搭乗する予定の便が飛ばないことも。その場合は搭乗便の変更手続を行わなければならないが、出迎えサービスなどを利用している場合には必ず学校から指定された電話番号へ連絡をとろう。

入国したら

現地到着1時間前になると機内で入国カードが配られます。入国審査の際に必要になるので、到着までに必要項目を記入しておきます。 入国審査ではパスポートと入国カードを提示し、簡単な質問に答える。この時、入学許可書や残高証明書などの提示を求められることもあります。 機内に預けておいたスーツケースなどを受け取ったら、いよいよ現地での留学スタート。 空港から滞在先まではバスや電車、タクシーなどで移動。あらかじめ学校に出迎えサービスを依頼している場合は、ゲートのすぐそばに担当者がいます。

滞在先に到着したら

ホームステイ滞在の場合は家族の紹介を受けたあとその家庭のルールを確認しておきましょう。 寮滞在の場合は、学校の管理事務所で諸手続きを済ませてから、自分の部屋に案内してもらいます。ルームメイトがいる場合は、自己紹介をしながら交流をとり、共同生活を楽しみましょう。

入学手続をしよう

学校の事務局(Admission office)に出向いて登録手続き(Registration)を済ませておく必要があります。自分の到着を知らせるためと、受講する授業のスケジュールを確認するためです。授業料などの支払いが残っている場合は今後の支払い計画を確認しておきましょう。 登録手続は、私立の語学学校の場合はクラス初日に行うことが多いです。大学附属の語学コースはクラス初日の数日前までに行わなければならない場合が多く、期日までにきちんと手続をしないと希望のコースが受けられなくなることも。入学許可証に期日や方法などが記載されているので、事前にきちんと確認しておきましょう。

交通機関を調べておこう

学校までの交通手段についても事前にチェックしておきましょう。時間があれば、学校周辺を散歩しながら環境を下見しておくのもいいです。大学のキャンパスであれば、キャンパスマップを入手してさまざまな施設をのぞいてみるのもおもしろいかもしれません。

在留届を提出しよう

海外に3ヵ月以上滞在する場合は、日本人は旅券法により最寄りの在外公館(日本大使館・領事館など)に在留届を提出することが義務づけられている。これは不測の事態が生じた場合など、緊急時の連絡を受ける際の資料となるものである。用紙は国内では都道府県の旅券課、海外では在外公館で入手できる。 到着してから1ヵ月以内に、必ず手続を済ませておこう。

7. 留学中

レベル分けテストを受ける

語学学校に通う場合、入学時にレベル分けテストを受けます。このテストの結果で、自分の所属するクラスが決まります。学校によってレベル数は多少異なりますが、だいたいの目安は下表のとおり。

語学学校のレベル分け

Level

クラスのレベルについていけなかったら

筆記試験では点が取れても、聞き取りは苦手という日本人学生は多いです。 もし自分が少し高いレベルに割り当てられたと感じた時は、まずは先生にクラスを下げてもらえないか頼んでみましょう。学校によっては、翌週からクラスを変更してもらえることもあります。 逆境のほうが伸びる人もいるが、そうではない人は無理をする必要はありません。勇気を持ってクラスを変えてもらうことをお願いすることも留学ならではの体験です。

生活のリズムに慣れよう

授業が始まったら、早目に生活のリズムに慣れるように努力しましょう。到着直後は時差ボケがあることもありますので多少無理してでも朝・夜を調整しましょう。授業は真剣に受けて、自由時間は自分の好きなことをして、メリハリをつけた”留学”を満喫しましょう。

8. 帰国後

帰国準備

帰国が迫ってきたら、やり残したことがないかどうかもう一度考えてみましょう。せっかくの留学だから、悔いを残さないように。

帰国したら語学力判定テストを受けよう

留学経験者は年々増加傾向にあり、履歴書に「留学経験あり」と書くだけでは差別化ができなくなってきているのが現状です。 そこで重要となるのが語学力判定テスト。日本ではTOEICのスコアを目安に採用を行っている企業が多いので、帰国したら早いうちに語学力判定テストを受けましょう。

留学によってもたらされたもの

就職やキャリアアップを考えた時、留学経験の有無ではなく、留学で何を得たかが重要になってきます。それは資格やインターンシップ経験などの、仕事に直接結びつくものでなくても構いません。胸をはって「留学で自分にとって一生の財産を得ることができた」と言えるような経験なら何でもいいです。人とは違う”何か”がアピールできれば、それこそが自分の”強み”となります。

自己アピールをまとめてみよう

自分の”強み”がわかったら、それを自己紹介書としてまとめてみましょう。
・海外でのボランティアを通して、ホスピタリティの精神を学ぶことができた
・いろいろな国の人と生活を共にしたことで、度胸がついて物怖じしなくなった
企業が求めているものは決して語学力だけではありません。